HUAWEI P8 liteのバッテリー交換
すでに役目を終えて眠っていたHUAWEIのスマートフォン「P8 lite」ですが、先日の帰省時に「子供用に持たせるから使っていないなら頂戴」と兄に言われました。
今だとスペック的にかなりショぼいので、本当にそれでいいのか、と尋ねると、LINE専用だから問題ないとのこと。
そんな理由で自宅に帰ってから久しぶりにP8 liteを起動したら、バッテリーがかなりヘタっていて、そのまま渡すのはさすがに気が引けたので、バッテリーを交換してから渡すことにしました。
目次
- バッテリーの購入
- バッテリー交換に必要なものと簡単な手順
- バッテリー交換の詳細
- バッテリー交換してみた感想
- バッテリー交換後の挙動
バッテリーの購入
これまでのバッテリー交換歴は、Nexus9とiPod touchの2つで、iPod touchは難しそうだったので業者に依頼していました。
P8 liteのバッテリー交換方法を調べてみると、Nexus9よりは難しく、iPod touchよりは簡単そうという印象で、交換用のバッテリーもAmazonで簡単に入手できるようだったので、今回は自分でやってみることにしました。
そんなわけでAmazonでP8 liteの交換用バッテリーを購入。
メーカー純正品ではなく互換バッテリーのようで、2,000円程度で購入することができました。
バッテリー交換に必要なものと簡単な手順
P8 liteのバッテリー交換で使用する工具は以下の通り。
- 小型のプラスドライバー
- 小型のトルクス(星型)ドライバー(T4)
- オープナー
- マイナスドライバー
手順を簡単に説明すると、オープナーで裏ブタを開けて、プラスとトルクス(星型)ドライバーでネジ止めされているパーツを外し、両面テープで貼りついているバッテリーをマイナスドライバーで外す、という流れになります。
分解用のツールを持っていないのであれば、Amazonでバッテリーと一緒に販売されている商品も見かけたので、そちらを購入すると二度手間にならずにいいかと思います。
バッテリー交換の詳細
以下、実際にバッテリーを交換した際の手順になります。
まずは、裏ブタの取り外しですが、オープナーを使ってカメラがある場所から徐々に開けていきます。
サイドがなかなか開かなかったので途中から固めのオープナーを使ってこじ開けました。
やった後に気が付きましたが、金属製のオープナーだと裏ブタに傷がついてしまうので、綺麗に取り外したいならプラスチック製のもので頑張った方がいいです。
今回は裏ブタ開いた後にそのことに気が付いたのでどうしようもありませんでした。
続いて、ネジ止めされている2つのパーツを取り外します。
最初に外すのは下にある黒いプラスチックのパーツで、プラスと星型2種類のネジで固定されているので、それぞれに合ったドライバーを使って取り外します。
次に左側の金属のパーツで、こちらはプラスネジのみで止められています。
ここまで来たら、あとはバッテリーを取り外すだけなのですが、バッテリーが両面テープで貼りついていて、なかなか外れてくれないので、マイナスドライバーなどを使って両面テープを剥がしながら外します。
10分ほど格闘したでしょうか。力づくでやるのは怖いので、徐々にやってなんとか剥がれてくれました。
本体に繋がっている端子は上に持ち上げれば簡単に抜けます。
左側がスマートフォンに搭載されていた純正バッテリーで、右側が交換用に購入した互換バッテリー。
形状はまったく同じなので大丈夫そうですね。
あとはバッテリーを購入したものに交換すればOK。
端子を抑えるパーツをネジで取り付けた段階で、試しにスマートフォンを起動してみました。
何事もなくいつも通りに起動。起動後のバッテリー残量は55パーセントでした。
もう一度電源をオフにしてから、残りのパーツを取り付けて、
最後に裏ブタをハメて元通りにして、バッテリー交換の完了です。
無事に上手くいってホッとしました。
バッテリー交換してみた感想
プラスと星型のドライバー(T4)が必要なこと以外は、Nexus9と同じような感じだったので、そこまで難しくはありませんでした。
ただし、裏ブタとバッテリーの取り外しに結構な力が必要だったので、そこだけ注意が必要ですね。
バッテリー交換後の挙動
バッテリーを満充電にした後、夜中に放置して、朝起きた際にどれくらいバッテリーが減っていたか確認してみました。結果は3パーセント前後減っていただけ。バッテリー交換前は10パーセント以上減っていたので、それを考えると、かなり良くなっています。
互換バッテリーがどれくらいもつかはある程度使ってからでないと分かりませんが、問題があったら兄から連絡が来ると思うので、その時に評価したいと思います。