ポストリペアを利用して壊れた「iPod touch」のバッテリー交換
個人的に壊れやすくて高いイメージがあるアップル製品。どうしてそんなイメージをもってしまったかというと、以前のMacBook Airの電源ケーブルもそうでしたが、所持している「iPod touch 第6世代」も壊れてしまった(バッテリーの膨張)ため『壊れやすく』、修理しようとしたら費用が『高い』ということを知ったからです。
Macbook AirについてはAmazonで販売されていた電源ケーブルで交換可能でしたが、iPod touchのバッテリーについてはそうもいかず、どうしたものかと考えた結果、壊れやすいアップル製品を今後も買うかどうかは怪しく、そうなると、手元にある端末がこのまま使えないままなのはもったいなく感じたので、修理してもうしばらく利用することにしました。
目次
- 壊れたiPod touchの状態
- 修理
- 修理後のiPod touch
壊れたiPod touchの状態
壊れた「iPod touch」の状態は以下の通りです。
バッテリーが膨張したため、液晶の中央が浮き上がっているのが分かると思います。
電源を入れれば普通に使うことができ、外観もまだまだ綺麗。
ただし、手に持ってみると本体はかなり丸みを帯びており、このまま使っていては、いつか爆発してしまうのではないかという不安に駆られます。
ちなみに、このような状態になってしまった原因は、iPod touchに監視カメラアプリをインストールして、自宅の様子を監視していたのですが、それが時期的に夏場で、iPod touchに負荷がかかった際に本体がかなり熱くなってしまったため、バッテリーが膨張したのだと思います。
非常にコンパクトなiPod touchですが、小さいがため、高負荷時に発生する熱の逃げ場が少ないので、あまり負荷がかかることはやらせない方がいいようです。
修理
さて、問題はどうやって修理(バッテリー交換)するか、です。
アップルストアの正規サービスで修理を依頼(バッテリー交換)した場合は、税抜き8,800円(税込み9,504円)ですが、購入したiPod touchが2万円ちょっとだったことを考えると、かなり割高に感じます。
そういうこともあって、最初はNexus9同様に自分でバッテリーの交換をすることを考えていましたが、調べてみると、iPod touch 第6世代のバッテリー交換は難しく、バッテリーの脱着に半田ごてが必要ということが分かり、私のスキルでは荷が重そうだったので今回は断念しました。
そうして最後に選んだのが、アップルストア以外でアップル関連の製品を修理してくれる、修理屋への依頼です。正規サービスの料金が高いこともあって、修理をしてくれる店舗は沢山ありますね。
これまで修理に出したことがなかったので、どこが安くてサービスがいいのかということは分かりませんでしたが、ふと目にした「ポストリペア」という業者に今回はお願いすることにしました。
ポストリペアを選んだ理由は、郵送で送ったら修理してくれるということで、余計な手間暇がかからず便利そうだと思ったからなのと、やはり価格です。アップルストアで修理した場合に比べて3割ほど安く修理できます。(ポストリペアの修理料金)
申込み方法はサイトの入力フォームから修理の依頼をした後、修理の内容や金額、振込先の口座などをメールで知らせてくれるので、問題なければ修理を依頼し、あとは、修理してほしい製品を送って、料金を振り込むだけ。支払い方法はどうやら口座振り込みだけのようです。
発送方法は、レターパックプラス(510円)が推奨されています。レターパックプラスはコンビニで買うことができるので、便利でいいですよね。
念のため、自宅にあったプチプチで端末を包んでからレターパックで送りました。
ポストに投函して一週間くらいで返ってくるかな~、とか思っていたら...
修理後のiPod touch
まさかの送ってからわずか2日後に、修理された端末が返ってきました。
送った翌日には向こうに到着して、その日のうちに修理して返送手続きをやってくれたようです。めちゃくちゃ早いですね。
ちなみに返送もレターパックプラスでした。
レターパックから中身を取り出すと、端末はプチプチで厳重に包まれており、
プチプチの下にはさらにもう一枚。
袋からiPod touchを取り出すと、端末は非常に綺麗な状態で、数日前まで自宅にあった端末でしたが、なんだか新品を購入したような気分になりました。
バッテリーの膨張で盛り上がっていた場所もこの通り、元の形に戻っています。
起動も問題なし。
なにげに電源スイッチが固くて押しづらくなっていたのですが、バッテリー交換後はこれも直っていました。バッテリー交換で直ったのか、分解したついでに直してくれたのか、どちらにせよ有難いことです。
おかげさまで、購入してからだいぶ経つiPod touch 6ですが、まだまだ現役で使っていけそうで、最近はアプリの開発をやっておらず、まったく出番がなくなっていましたが、これを機会に何かしらの用途で使えたらいいな、と思っています。