スマートバンド「Huawei Band 2」の分解レポート
以前は毎日腕に巻きつけていたスマートバンド「Huawei Band 2」。購入してしばらくはランニングや睡眠時の心拍数、アプリで何キロ走ったらどれくらいのカロリーが消費されるのか、というのが分かって便利でしたが、大体分かってしまうと次第に使わなくなり、最近ではまったく使用していませんでした。
それでも、出走を予定していたマラソン大会が近くなってきたので、久しぶりに腕に巻き付けてみると、バンド部にガタがあることが判明し、バンドを交換して使い続けることも可能でしたが、どうせならスマートフォン用のカメラシャッター機能がついているスマートバンドやウォッチが欲しいと思っていたので、その機能が付いていないHuawei Band 2はお役御免ということに。
そういったわけで、せっかくなので使わなくなったHuawei Band 2を分解してみたいと思います。中身がどうなっているのかちょっとだけ気になっていました。
目次
- 分解前の状態
- バンド部の取り外し
- ケースの分解
- 基盤、バッテリーの取り外し
- 最後に
分解前の状態
バンド部の取り外し
ケースの分解
基盤、バッテリーの取り外し
ここまでくると後は簡単、と言いたいところですが、如何せん物が小さいので、まだまだ苦労します。
本体ケースから基盤を取り外すため、まずは、テープで貼り付けてあるタッチセンサーを剥がして、
隙間からマイナスドライバーを使って、バッテリーとディスプレイをケースから外します。(配線が基盤と繋がっているので慎重に)
バッテリーとディスプレイは粘着剤で貼りついているので、こちらもマイナスドライバーを間に挿し込んで分離すると、以下のような状態になります。
さらに下のモーターに取り付けてる金属製のカバーを外します。
作業中、何度もタッチセンサーを長押ししてしまい、その度に振動してビックリしていたのですが、振動していた犯人はこのモーターです。
最後にモーターがある方とは逆側から、基盤とケースの間にマイナスドライバーを挿し込んで、ケースから基盤を取り外します。
ケースと基盤は型にハマっているだけなので、力がうまく伝われば取り外しはそこまで難しくないと思います。
スマートバンドの電源の落とし方が分からなかったので、電源がついたまま作業をしましたが、結構慎重にやったかいがあってか、ディスプレイやバッテリーはまだ生きていました。
基盤とバッテリーは線が直付けされていたので、これ以上の分解は断念して、分解したパーツを並べると以下のようになります。