2017-06-25

30代で1年間無職になって思ったこと

突然ですが、みなさんは元気に働いていますか?

私は気が付いたら1年間働いていませんでした。フリーランスとは名ばかりの完全なる無職状態です。

病気やケガ、精神的に不安定な状態といったようなことはこれっぽっちもなく、働こうと思えば働くことができたのですが、一度きりの人生ということで意識的に無職になってみた結果、1年間という長期に渡って無職という状態を継続してしまいました。

せっかくなので、この1年間での過ごし方や感じたこと、さらには無職でいることのメリット、デメリットなどを記事として残しておきたいと思います。

(2019年4月16日 更新)

目次

  • 無職の定義
  • 収入と支出
  • 食生活について
  • 日頃やっていること、生活リズムについて
  • まとめ

無職の定義

さて、何から書こうかと思ったのですが、まずは無職ってどういう状態なのか、ということを最初に書いておきます。

読んで字のごとく職を持って無い状態ではありますが、いつからいつまでそういう状態で無職と呼ばれてしまうのか。とくにフリーランスでやっている人は毎日働いている人がいる一方、そうでない人も沢山いると思いますし、失業者や求職者、就職浪人にニートや主婦(主夫)、はたまた定年退職者といった方は実際には無職ですが、一般的に他人から無職と呼ばれることは少ないと思います。

極端な話、正社員だって度を越えるブラック企業に勤めているわけでもない限り休日はあるので、1年の1/3くらいは私と同じ働いていない状態ですが、この状態は無職ではありませんし、会社の都合で1ヶ月働くことができないといった場合でもそれは同じです。

では、これがどういった状態でどれだけの期間だと無職と呼ばれてしまうのか。これは私のイメージですが、フリーランスの場合、誰かから「最近(仕事は)何しているの?」と訊かれた際に、胸を張って答えられるものがあるかどうか、だと思っています。働いていない期間は関係ありませんし、デイトレーダーと答えられるなら、それは無職ではありません。

そして、この質問をされた時の私の答えは、ちょっと後ろめたい気持ちで、「いや、とくにはなにも...」でした。

そうです。失業して求職活動はしているわけではありませんし、結婚や定年を迎えたわけでもないので、完全なる無職と呼べる状態。つまりは、この状態が1年以上続いているというわけです。

収入と支出

無職で1年間過ごしたと聞くと、親が金を持っていたり、株やFXで儲けて働く必要がなくなったとか、そんな話を思い浮かべると思いますが、私の場合、親が金を持っているわけでも株やFXで儲けたわけでもありません。

声を大にして言うことができますが、ここ1年の収入はゼロです。これまでに働いて得た貯蓄を切り崩しているだけなので、いつかは社会復帰して稼がないといけません。というか、そろそろ働かないと社会復帰できるかどうかかなり不安になってきているので、徐々にプレッシャーを感じてきているところだったりします。

支出については、幸いなことにそこまでお金のかかる趣味は持っておらず、ネットが使えて1、2年に1回くらいのペースで端末を買い替えられれば満足ですし、このサイトに掲載されているブログ記事を読んで頂けた方は知っていると思いますが、一緒に飲みに行くような友達もいないので、交際費もまったくかからないエコ野郎です。

働いていた時は年間300~400万前後の支出がありましたが、無職でいた1年間は250万前後くらいでした。もちろん家賃や税金すべて含んだ金額です。

食生活について

収入がゼロなので食費を抑えるため日々の食事はコンビニではなくスーパーで購入したものが多く、最初は惣菜メインでしたが、2、3ヶ月もすると飽きるので自分で作ったり、最近はカロリーに気を付けるようになっているので(カロリーコントロールで現在の体重から「5kg」痩せるダイエット)、野菜を中心とした食生活になっています。

豚肉と野菜を炒めてそれに中華スープとライスを付けたらかなり満足のいく食事ができますし、寒い時期に鍋を10回以上やるなど、コンビニ弁当や外食で済ませる手軽さというのはなくなりましたが、手間をかけた分安上がりで食事に対する満足度は高いです。

たまに調理に失敗して不味いものを作ってしまいますが、”食”という点では外食も行こうと思えばいけるので、無職である時の方が選択肢は広いように思います。

日頃やっていること、生活リズムについて

無職ではない方が収入の次に気になるのが、『一日中なにやっているの?』という点ではないでしょうか。

無職ではないにしても長期休暇の経験がある方は、1ヶ月も休んだらやることがなくて暇で仕方がない、といったような感想を持ったことがある人が多いかと思います。

私も会社を辞めた直後は同じような状態で3ヶ月もしたら普通にアルバイトとして前の職場に戻っていましたが、今回はそういったこともなく、時々、誰かと一緒に仕事をしたいという欲求に駆られることはありますが、むしろ時間が足りないのでこのままの状態がもっと続いてほしいと思っています。

では、そうまでして何をしているのかというと、基本的には会社で働いていた時と同じでプログラミングをやっています。働いていた時との違いはいくつかありますが、プラス面だと、自分が気になっている言語やフレームワークに手を出すことができる点、古いブラウザに足を引っ張られないで済む解放感、といったものがあり、マイナス面だと、期限がないのでダラダラ進めてしまったり、逆にコーディングが捗って夜遅くまでやってしまう、といったようなことがあります。

あとは、プログラミングで気になったことや息抜きでブログ記事を投稿したりして時間を潰していますが、これが結構楽しく、この記事も息抜きで書いてます。

ゲームやアニメ、それにネット配信やYoutubeで動画の視聴、さらにはテレビやラジオといったもので時間を潰すことも可能ですが、私がやってみた限り、一番のオススメは断然プログラミングでした。

とくにWebのフロントエンド開発であれば、新しいフレームワークやツールがポンポン出てきますし、ちょっと他のフレームワークに手を出したら、少し前までやっていたフレームワークのメジャーバージョンが上がっていて、結構変わっているなんてこともあるので、飽きる暇がないというよりかはついていけないレベルです。

元々、Web系専門のプログラマーではなく、小さい頃からプログラミングが好きだったとかでもないので、最新の事情に詳しいわけではありませんが、勉強中のフレームワークでちょっとしたサイトを作ったり、スマホアプリもやりたいからと手を出していたら、全然追いつかず、むしろさらに置いて行かれてる感が半端ないです。逆に言えば、それだけやりがいがあるということですね。

なお、生活のリズムですが、働いている時と同じで、朝起きて夜に眠るようにしています。時々、ランニング後にどうしても眠たくなって昼寝をしてしまうことがありますが、基本的には働いていた時と同じスタイルで生活しています。会社を辞めた直後は前日の夜更かしで昼過ぎまで寝ていたりなんてことをしていましたが、そのリズムだと、一日を無駄にしている感がどうしても拭えず精神的によろしくないので、今の形に落ち着きました。

まとめ

独り身で正社員として働くのに疲れているなら、一年間の無職体験を人生で一回くらいは試してみてもいいのではないでしょうか。30代で転職する正社員時代の同期や先輩・後輩を数多く見ているので、そういった機会に試してみるのも一つの手です。

最後に試してみる場合の注意点ですが、独り身の無職で引きこもり状態になると、どうしても独り言が多くなり、時々襲ってくる昔の嫌な思い出や恥ずかしい記憶がフラッシュバックして「うわあああ!」ってなることがあるので、そこだけ気を付けてください。どうにかしてこのフラッシュバック現象を改善しようとしましたが、根本的な解決策はなく、誰かと会話していたり何かに集中している時以外は、なんの拍子もなく突発的に記憶が蘇る厄介な現象でした。

考えないようにしていていもふとした拍子に思い出しますし、逆に考えを煮詰めて自分なりに整理して納得した状態にしていても、数日後には復活していました。

なので、無職で引き篭もる際の問題点は、「収入」「没頭できるなにか」「人のつながり」といったものを維持または形成できるかどうかだと思っています。この3つがクリアできるなら、会社で働く必要はありません。

逆にこの3つの問題をまとめてクリアできる一番簡単な方法は、社会人として会社で働くことです。そんなわけで、1年の内に半年間だけ働くとか、もっといろんな働き方があったらいいのになぁ、と思う今日この頃でした。

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