2023.4.15

英語の教材はゴミになる可能性が高いので買うのは控えましょう

最近、引っ越しを考えているので、自宅で不要なものを整理しています。

その中に、いつかは勉強をしようとずっと取っておいた英語の教材があったのですが、いつまで経っても勉強しなかったので、結局、捨てることにしました。

これまでのことを思い返すと、人生で一番の無駄遣いがなにかと尋ねられたら、間違いなく英語の教材と私は答えることでしょう。

目次

  • 購入していた教材
  • 英語の勉強で無駄にした時間とお金
  • 英語を勉強する時はハッキリとした目的が必要
  • そもそも多くの人にとって英語スキルは不必要
  • 最後に

購入していた教材

自宅に保存していた英語の教材は以下の通り。

これらの教材は社会人になってから、英語を理解できるようになりたくて、購入したものになります。

我ながらよくこんなに英語の教材を購入したな、と思いますが、たしかこの時は、勉強意欲に燃えていて、まずは中学レベルからやり直そうと思い立ち、なにかの記事を参考に、手当たり次第に英語の教材を買っていった記憶があります。

購入当初、勉強自体はしていたので、まったくの手つかず、というわけではありませんが、TOEICを受験するために試験問題集と数冊の教材くらいしか目を通していません。

途中で仕事が忙しくなって、次第に勉強意欲もなくなり、結果、ほとんどの教材はまともに読んでおらず、いくつかの参考書は本を開いてすらいない、といった状態でした。

英語の勉強で無駄にした時間とお金

以前にブログで言ったことがありますが、学生時代、英語のスキルを上げたくて、自宅に訪問してきた営業から英会話教室のチケットとリスニング用の教材を、数十万で購入してしまった経験があります。

購入後、教室が自宅から離れていたことや、リスニングの教材が思っていたよりも微妙で、一度も教室に通わずに終了して、購入後は相手からの連絡もなく、当時は怠惰な自分が悪いと思いはしたものの、そういう学生を狙って訪問に来ていたことは明白なので、今では、完全に詐欺だった理解しています。

結果、学生時代は英語の教材の代金を払うため、コンビニで夜勤のバイトをするハメになり、英語のスキルは何一つ身につかなかったので、数十万払って、社会勉強をした感じです。

この経験があったので、詐欺には二度と引っかかるようなことはなかったのですが、英語に対して抱いていたコンプレックスが、社会人になってから英語をマスターしたい、という勉強意欲に繋がってしまったのだと思います。

学生時代と社会人時代のどちらも、最終的に英語は身についていないので、英語の勉強にかけた時間とお金は無駄だったと今では後悔しています。

このブログ記事を見ている方の中にも同じような経験や、苦い思いをしている方は結構いるのではないでしょうか。

英語を勉強する時はハッキリとした目的が必要

英語の学習で2度も失敗した私から言えることは、自分への戒めも含めて述べると、英語を学習する時は目的がハッキリしていることが大事です。

ここで言っている目的とは、例えば、就活で入社したい企業の条件に英語が必須スキルだったり、仕事で必要だから、といったことで、具体的であればあるほどよく、なんとなく、英語が喋れたらいいな、や、仕事の幅が広がりそう、といった軽い気持ちで始めると、100パーセントの確率で失敗します。

勉強意欲があるのはいいことですが、これまでの経験から、その意欲が続くのは長くても2~3ヶ月です。そこから先はハッキリとした目的がないと続きません。

社会人の場合、途中で仕事が忙しくなったりすると、2~3ヶ月というのはあっという間に過ぎてしまうので、その後、勉強できる時間があっても、意欲が失われていて、目的もなんとなくの軽いものであれば、学習を再開することはほぼないです。

そんなわけで最後に残るのは、教材というゴミだけになります。

そもそも多くの人にとって英語スキルは不必要

英語ができるに越したことはありませんが、基本的にできなくても困ることはありません。

私はエンジニアなので、調べ物をする時にソースが英語であることが多いですが、基本的にGoogle翻訳やDeepLなどの翻訳ツールを使うので、そこに書いてあることがなんとなく分かれば、あとは翻訳ツールで十分です。

今ならChatGPTを使って翻訳を依頼すれば、読みやすい文章で翻訳してくれたりもします。

オンラインでの資格試験の際、対応が英語の場合でも、大抵の場合、日本語でお願いします、と事前に英語で伝えておけば、相手の方で翻訳した内容をチャットで返してくれます。

打ち合わせの場で海外の人と話す際に英語ということもありますが、その場合、ちょっと英語ができるレベルでは役に立たず、ネイティブレベルのスキルが求められ、そこまでのレベルまで持っていくにはかなりの時間と労力が必要なので、社会人になってちょっと勉強した程度の人はそもそも打ち合わせに呼ばれません。

もちろん職業や会社によっては英語が必須ということもあると思いますので、すべての人にとって必要ないとは言いませんが、大多数の人にとって、不要であることは間違いないと思います。

最後に

なんとなく英語を勉強したいと思ったら、まずは翻訳ツールのDeepLをPCにインストールしましょう。

英語の教材はゴミです。

どうしても教材を買って勉強したいと思うなら、まずは1冊だけにしましょう。大抵の場合、すべて読み切らずにゴミと化します。

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