参院選2025に向けて各政党の個人的な評価
2025年7月に行われる参議院選挙も残り1週間となりました。
政治に興味を持ってまだまだ日の浅い私ですが、投票日も近いので、前回の衆議院選挙から各政党の印象がどう変わったのか整理したいと思います。
目次
- 自由民主党(自民党)
- 公明党
- 立憲民主党
- 日本維新の会
- 国民民主党
- 日本共産党
- れいわ新選組
- 参政党
- 日本保守党
- 社会民主党
- NHK党
- 再生の道
- チームみらい
- その他の政党
- 最後に
自由民主党(自民党)
以前、『現役世代から搾取して高齢者にバラまき、それで票を荒稼ぎしているステレオタイプの政党』と述べましたが、参議院選挙では、まさにその通りのムーブをしていますね。
現金を給付すること自体を悪いとは言いませんが、それを選挙前の公約として言うのはあり得ません。この票を他人の金で買う行為を私たち現役世代がどう見ているのか、本当にわかっていないようです。私が納めている税金は自民党や公明党の議席確保のためではなく、日本という国のために収めているものなので、それを自分たちの金と勘違いしている政党には嫌悪感しか抱けないですね。
普段、国の財政状況が悪いと言っているのだから、余っているなら、返済に回すのが、政権与党としての正しい行動でしょう。普段と選挙前の言動が一致していないので、不審に思うのは当然です。
目先の票目当てに、高齢者の方しか向いてないので、日本が衰退するのも当然だと思いました。
公明党
創価学会の政党という印象はそのままですが、サブチャンネルがバズってますね。
面白いので私もたまに視聴していて、公明党という政党が思っていたよりもまともな党だと知りました。
ただ、逆に公明党のこれまでやってきたことも目につくようになり、どういった人たちに対して政治をしているのか、というのが分かってきたので、残念ながら支持はできないな、というのが正直な印象です。
軽減税率の導入や、現金給付を推進しているのが公明党で、公明党は高齢の低所得者の方を向いて政治をしているため、軽減税率でインボイスが必要になって中小企業や個人事業主に負担が増えても、それについては我関せず、というスタンスに見えました。
低所得者を優遇するなら、税を複雑にしてもかまわない、というのが言動から透けて見えます。税を複雑にすることで、どういうデメリットがあるかまったく考えていないようです。近年の政治不信はこの税が複雑になりすぎて、金の流れが分かりにくくなっていることが一因なので、そこに対して、なにも考えていないのは、ちょっとどうなのかな、という感じ。
あと、自民党の方でも述べましたが、選挙前に現金給付を言い出すのは他人の金で自分たちの票を買う行為なので、それを推進している公明党には、ぜひ、現役世代の怒りを真正面から受け止めてほしいと思います。
立憲民主党
なんでこんなに支持があるのかわからない党、それが立憲民主党です。
衆議院選挙から今回の参議院選挙まで、まったく印象が変わっていません。高齢者の方しか見ていないのは、自民党と同じで、言行不一致を党是としていのは相変わらず。
正直、自民党よりないと思っています。
日本維新の会
大阪拠点の政党のイメージでしたが、吉村大阪府知事が代表になったことで、さらにそのイメージが強くなりました。
大阪では生き残るでしょうが、さすがに国政ではもう無理ではないでしょうか。普段の国会では代表が不在なので、国政はついで感がどうにも拭えませんね。
あと、減税を潰したのは今でも根に持っているので、支持はあり得ません。
国民民主党
比例代表の擁立でコケましたが、言っていることがまとも過ぎるので、段々と支持が戻り始めていますね。真面目なので政局が苦手という印象がぴったしだと思っています。
衆議院選挙の時のような強い追い風は感じませんが、今後も地道に議席を増やしていくのではないでしょうか。
私のブログを普段から見ている人は分かると思いますが、個人的には国民民主党を推しています。理由は色々ありますが、とりあえず、他党を批判したり馬鹿にしたりしないのがいいですね。
日本共産党
正直、共産党は興味がないので、そこまで把握できていないのですが、今後はれいわ新選組に交代していくのかな、という印象。
れいわ新選組
減税がムーブメントになって、一時期、支持率が上がっていましたが、現在は、その株を同じく消費税廃止を公約に掲げている参政党に奪われているという印象。
キャラの強い人が多く、色々な人に嚙みついているのを見るのですが、正直、あーいうのはあまり好きではないので、ちょっと距離を置きたいかな、と思っています。
参政党
最近、話題の参政党ですが、現状では『右のれいわ新選組』という評価が妥当なのかな、と思っています。
代表の発言を聞いていると、結構、危ういことを発言していて、不安に思うことがありましたが、れいわ新選組と同じレベルという目線で見たら、それなら仕方がない、と思えるようになりました。
消費税廃止と選択的夫婦別姓に対して強い反対をしているので、これまで、れいわ新選組を支持していた人たちや、自民党の強固な保守よりな人たちが流れ着いた先が参政党です。
参政党については、党を立ち上げた際にちょっとだけYouTubeで見ていたことがあり、その時の印象とだいぶ変わっていたので、なにがあったのか気になって調べたのですが、立ち上げ時のメンバーで現在は距離を置いているユーチューバーのKAZUYA氏の動画を見て、なるほどな、と納得しました。
参政党という名前は政治に気軽に参加できそうな感じがして、ライトな感じがなんかいいですよね。この名前に騙されている人は結構多いように感じました。
KAZUYA氏が名づけ親みたいなので、ちょっと責任をとってほしいですねw
日本保守党
本来、保守層が流れ着くべき先はこちらの日本保守党の認識だったのですが、遠巻きの私からは、真面目に政治に取り組んでいるという姿勢が見えないので、まだまだ色モノ扱いなのかな、という印象です。
たまに流れてくるニュースなどを見ていると、身内でよく仲たがいしているみたいなので、そういうところではないでしょうか。
社会民主党
今回の参院選で党の存続の危機が迫っているようですが、個人的には、この党は不要だと思っているので、このまま消えてほしいです。
NHK党
NHKをぶっこわすで有名な党。彼らの政見放送は相変わらずですね。
NHKはぶっこわしてほしいので、嫌いではありませんが、内部でのゴタゴタがあったりして、正直、今はなにを訴えているのかよくわからないので、とりあえずは様子見といった感じ。
再生の道
東京都議選惨敗は記憶に新しいですが、国政でどこまで行けるのか、というのが再生の道です。
Youtubeでの動画の再生回数を見ると、やはり人気なのか、一番再生されているので、ある程度の票を獲得すると思いますが、それがどこまでなのか、というのが気になるところ。
正直、NHK党やチームみらいと、支持層がだいぶかぶっている気がするので、なかなか厳しいのでは、と感じています。
チームみらい
AIエンジニアの方が党首で、テクノロジーで政治と未来を良くすることを目指す新党とあるので、ちょっと期待しています。
ただ、正直、彼らがなにを訴えいてるのかがまだよく知らないので、今回はとりあえず様子見。
その他の政党
上記以外の政党については、まったく知らないので、意見は控えたいと思います。
最後に
ちょっと前まで、投票したい政党がない、と思っていて、選挙に対してかなり消極的でしたが、その時とは状況がかなり違っていますね。1票では全然足りなくて、3票くらい投票したいです。
とくに若者や現役世代からしたら、投票したい政党が多すぎて、めちゃくちゃ悩んでいる人が多いのではないでしょうか。
今年の夏は日本の政治が変わる夏、になるかもしれないと、本当にそう思えます。
投票日を3連休の中日にして投票率を下げようと与党は画策していたみたいですが、今の感じなら、逆に上がりそうな気がしています。
なんにせよ、来週が楽しみですね。皆さん、投票に行きましょう!!