維新の会の交渉はチンピラのそれと同じ
前回のブログ記事でだいぶスッキリしたのですが、もうちょっと言いたいことがあったので、維新の会についての思いをつづる続編です。
目次
- 維新の会の交渉方法についての違和感
- テレビコメンテーターの橋下徹氏はチンピラの総大将
- 企業団体献金の禁止はパフォーマンス
- 財務省の解体ではなく、維新の会を解体した方がいい
維新の会の交渉方法についての違和感
さて、前回も述べた通り、維新の会の空気の読めない行動により、減税を潰されたわけですが、この潰した理由として、維新の会は国民民主党が自分たちと組まなかったのが悪い、という論調で非難しています。
最初は彼らの言い分も一理あるな、と思いましたが、時間が経つにつれて、この言い分に違和感を覚えるようになりました。
吉村代表が組もうと言い出したタイミングは国民民主党が自民、公明との3党での合意文書を取り付けた後で、さらにそれを誰に向かって言っていたのか、というと、代表の役職を停止されていた一議員だけで、本当に組む気があるなら代表代行や幹事長へも持っていく話です。
これ、うがった見方をすると、国民民主党の人気にあやかって自分たにも分け前をよこせ、と言っているように聞こえますね。
さらに中身もまったく決まっていない予備選への呼びかけもあったわけですが、この呼びかけを行っている側が、国民民主党と因縁のある前原誠司氏を代表代行に据えているわけです。
相手が到底、飲めない状況や条件の中、言葉は丁寧ながらも『一緒にやりませんか』と提示するのは、この先に起こることを想定した上での言い分け作りにしか思えません。
さらにタイトルにも書いた通り、最初に吹っ掛けて、飲むならいいが、飲まなかったら相手を非難するという、この程度の低いやり方は、漫画とかでよく見る、チンピラの交渉(脅し)と一緒です。
吉本新喜劇でもよく見るやり方なので、大阪選出の議員が多い維新の会に沁みついているのかもしれません。
テレビコメンテーターの橋下徹氏はチンピラの総大将
前回のブログ記事で維新の会はテレビコメンテーターの橋下徹氏のラジコン党と述べましたが、こういうのを政治的には『院政』というらしいですね。
まあ、実際には直接のやりとりはそこまでないと思っていますが、吉村代表や前原代表代行は、橋下氏と仲が良いので、そう思われても仕方がなく、橋下氏の発言後に方針を変えたりしているところを見ると、維新の会の議員が国民ではなく、橋下徹氏の方を見て、行動しているのは間違いないと思います。
なお、橋下徹氏のXでの発言を見ると、かなり言葉使いが荒く、テレビコメンテーターとして公共の場で発言している人間とは思えないようなことを平然と言っています。
さらに自分の言うことを聞いてくれると機嫌がよくなって調子のいいことを言い、そうではなければ、強い口調で相手を非難する。
テレビやネット番組で、どちらかと言えば好きなテレビコメンテーターでしたが、今回の件で、チンピラの総大将という言葉がしっくりくると感じてしまったので、ちょっと残念に思いました。
企業団体献金の禁止はパフォーマンス
直近での政治的なテーマとしては、企業団体献金の扱いが注目されています。
政治について詳しくないので、個人的には企業も個人も全面禁止でいいんじゃないの?、と思っているのですが、まあ、政治にはお金がかかるらしいですからね。そうもいかないのでしょう。で、全面禁止が現実的でないなら、全面公開して、お金の流れを可視化してほしいというのが、個人的な次案です。可視化することで問題があった際に責任の追及がしやすくなりますからね。
これに対して、立憲民主党や維新の会が主張しているのが、政治団体を除く企業や団体からの献金の禁止です。
野党4党でその法案を提出すると言っているようですが、ここで、現状、その案に賛成している党を見てみましょう。
- 立憲民主党
- 日本維新の会
- 共産党
- れいわ新選組
この4党を見た最初の印象は、『ヤバいな』でした。
元祖、パフォーマンス政党として名を馳せている立憲民主党に、それに続けと、現在、すごい勢いで台頭している日本維新の会。そこに共産党とれいわ新選組が加わっているわけですが、この4党の並びを見て、素晴らしいと思える人は、おそらくいないでしょう。
政治に詳しくないので気のせいかもしれませんが、私は日本の終わりを感じてしまいました。
財務省の解体ではなく、維新の会を解体した方がいい
最近、財務省解体デモが盛り上がっていますが、個人的にはまず、日本維新の会を解体した方が有意義だと感じています。
維新の会はもう地方政党としての活動に限定してほしいですね。大阪の利益のみ追及されると、迷惑なので、国政への進出は控えてもらいたいと思います。