suaokiのポータブル電源「PS5B(120000mAh / 400Wh)」の性能チェック
今では車中泊にかかせなくなってきたポータブル電源(バッテリー)。今年から車中泊をやり始めた私もできれば一台は欲しいと思っていたので購入してみました。
実際に車中泊で使ってみたり、どれくらいバッテリーが持つのか自宅でチェックしてみたので紹介します。
目次
- 購入したポータブル電源
- 電気敷き毛布(KODEN、消費電力40W)
- ノートパソコン(Lenovo S340、AMD Ryzen 5)
- 電気ミニグリルパン(ちょこっと家電)
- ポータブル電源を使ってみた感想
購入したポータブル電源
購入したポータブル電源(バッテリー)はsuaokiの「PS5B」というモデルです。
容量は120000mAh(400Wh)。重量は5kg程度なので片手で持ち運び可能です。
出力は AC × 2、DC × 2、USB × 4、シガーソケット × 1、ジャンプスタート × 1 の5種類で、AC出力の最大は300W。
入力は ACアダプタ、カーチャージャー、ソーラーパネル(別売り)となっています。
付属されているケーブルはACアダプタ、シガーソケット、ソーラーパネル、ジャンプスタート用の4つ。
入力、出力それぞれのスペックは以下の通りです。
入力方法にカーチャージャーがあるので走行充電できるのがよく、出力にジャンプスタートが備わっているので万が一にもバッテリーが上がった際は、このバッテリーを使ってエンジンを再始動させることができそうです。
USBのポートはType-Cではないので、Type-C対応のスマートフォンやタブレットを充電する際は変換アダプタが必要になります。
初めて購入したポータブル電源なので、他のバッテリーとの比較はできませんが、どれくらい使えるのか実際に使って確認してみました。
電気敷き毛布(KODEN、消費電力40W)
ノートパソコン(Lenovo S340、AMD Ryzen 5)
続いて試したのはノートパソコン(Lenovo S340、AMD Ryzen 5)です。
将来的に車中泊しながらノートパソコンでブログ記事をアップなんてことをしてみたいと思っていたので、ノートパソコンをどれくらい稼働させることができるのか気になっていました。
結果はインターネット検索やブログ記事の執筆作業を行っている6時間で電源本体に表示されているバッテリー残量が2メモリ減少する程度でした。メモリは全部で5つあるので単純計算では15時間ほど持つ計算になります。この残量メモリが正確かどうかは不明ですが、さすがにまったく違うということはないと思います。ただし、Youtubeで動画の視聴やパソコンに負荷のかかる作業をさせていた場合は、当然ながらバッテリーの減りが早くなります。
消費電力はノートパソコンの充電中は60~80Wで遷移し、満充電になったタイミングで20~40Wに減ったので、ノートパソコンは事前に自宅で満充電させておくと長持ちします。
電気ミニグリルパン(ちょこっと家電)
最後は一人用の電気ミニグリルパン(ハック ちょこっと家電)です。
Youtubeの車中泊動画を視聴して、『これなら、このバッテリーでも使える!!』と飛びついた商品になります。
この電気ミニグリルパン(ちょこっと家電)の消費電力は240Wなのですが、実際にポータブル電源につないでみたところ、問題なく動くには動いたのですが、電源本体の出力ワットの数値が300Wを超えていました。
電源のAC出力の最大が300Wなので、大丈夫かな、と心配になり、稼働中は終始不安でしたが、途中で電源が落ちたりするようなことはありませんでした。そして、実際に稼働していた時間は1時間10分ほど。
この電気ミニグリルパンには強弱の調節機能がついてないので、上記の稼働時間が最大になります。
冬場はバッテリーにつらい時期で最大限の力を発揮できないという話を聞いたことがありますが、もうちょっと稼働時間が伸びてくれないと、車中泊では安心して使えないですね。
ポータブル電源を使ってみた感想
さて、実際にこちらのポータブル電源(suaoki PS5B、120000mAh / 400Wh)を使ってみた感想ですが、日帰りや1泊2日程度のキャンプや車中泊であれば十分だと思います。
さすがにこれ一つですべての電源をまかなえるわけでありませんが、これまでのキャンプにプラスアルファすることで、快適な車中泊またはキャンプを行うことができます。
また、今回の一番の発見は、家の中でも外でも、冬は電気敷き毛布があるのとないのとでは快適さが段違いだったことです。ふもとっぱらの年末キャンプのために購入した電気敷き毛布でしたが、今では自宅で毎晩使用しています。冬キャンプに行こうとしなければこの出会いはありませんでした。
今回のsuaokiのポータブル電源で電気敷き毛布を使うとなると、専用の電源にしないと朝まで持たないので、電気敷き毛布以外の電化製品も使いたい場合は、もっと大容量のバッテリーを購入した方が良さそうです。
ただし、そこまで安いものではないので、購入はよく考えてからの方がいいと思います。