2019.8.29

EVICIVのケーススタンド付き「13.3インチ モバイルモニター(フルHD)」購入レビュー

兼ねてから購入したいと考えていた製品の中にモバイルモニターがあったのですが、用途が見出せずになかなか購入の踏ん切りがつかないでいました。

どうしようか悩んでいたところ、そういえば、10月から増税になるんだったという、とってつけたような理由を思い出して、我慢しきれずに購入。

これが駆け込み需要って、やつですね。

目次

  • 製品、付属物
  • 説明書
  • ASUS Chromebook C101PAのサブモニターとして使ってみた感想
  • 残念だったところ
  • USB Type-Cで接続する場合の注意点
  • 最後に

製品、付属物

購入したモバイルモニター(ディスプレイ)は、EVICIVという聞き慣れないメーカーの13.3インチの液晶モニターです。

さっそく箱を開けて確認してみると、中にはケース装着済みの液晶ディスプレイ、電源アダプタ、ケーブル類、それに取り扱い説明書が入っていました。

黄色いカードは無料ギフトの案内ですね。レビュー投稿でケーブルやスマートウォッチなどが貰えるようです。最近、こういうの多いですね。どうりでレビュー件数が多いわけです。ただ、実際に購入した人のレビューになるので、ちょっとだけ安心ですね。

ケーブルは電源アダプタ用のUSBケーブル(USB Type-AからType-Cへの変換ケーブル)と、パソコンとモニターを接続するためのUSB Type-Cケーブル、それにHDMIケーブルの3種類。

ディスプレイのケースを開くと、傷防止用のフィルムがテープで貼ってあります。

フィルムを剥がすと液晶ディスプレイとご対面。

さすがは新品。綺麗ですね。

なお、左側のケースの溝ですが、ディスプレイを立てる際にここに引っ掛けるためのものです。最初、使い方が分からずに折り曲げたりして使うのかな、と力を入れてしまいましたが、途中で気づいて事なきを得ました。

裏側はこんな感じ。ケースとディスプレイが2ヶ所のネジで止められています。

接続ポートはディスプレイの右側にまとめられていて、左側からHDMI、mini DP、USB Type-C、ヘッドフォン端子、USB Type-C(PD、電源供給用)となっています。

右側の3つ開いている穴はスピーカーですね。

反対側にはメニューの操作ボタンが用意されています。

真ん中のUSB(OTG)タイプのポートは、どうやらキーボードやマウスなどを接続するためのもののようです。

製品自体の外観は思っていたよりも綺麗でよくできていて、パッと見の印象は良好。本体の重さも624gと手に持つとかなり軽く感じるので、なかなか期待の持てる製品です。

家に転がっていたASUSのChromebook C101PAを引っ張り出して、サブモニターとして実際に使ってみました。

説明書

と、その前に説明書の内容はこちら。

こういったレビュー記事で説明書の画像をアップしておけば、万が一、なくした時でも安心ですね。

ASUS Chromebook C101PAのサブモニターとして使ってみた感想

パソコンとモニターの接続ですが、まずはUSB Type-Cケーブル1本で接続してみました。

最初はケーブル1本で電源の供給と信号のやりとりが同時にできるのか不安でしたが、実際にやってみるとすんなりディスプレイに画面が表示されて、いささか拍子抜け。

画質も良く、普段使いで十分に活躍しそうです。

ディスプレイは溝に引っ掛けて立てる方式。

ディスプレイの操作メニューは一般的な液晶ディスプレイと大差ありません。

HDMIでも接続してみました。

HDMIで接続する場合、電源の供給が必要なので、付属のアダプタとケーブルを使ってディスプレイのUSB Type-C(PD、電源供給用)に接続する必要があります。

当たり前ではありますが、やはり使い勝手はUSB Type-Cケーブル1本の方がいいですね。

ディスプレイの左下に穴が開いていますが、ここにはボールペンなどを入れることで、ケースなしでも立てかけることが可能です。

ケースはネジを回せば簡単に取り外すことができます。

中央の2つのネジ穴はVESAマウントとなっているので、アームを使って取り付けたりすることも可能なようです。

有名どころのメーカーのモバイル液晶モニターはまだまだ値段が高いですが、こちらの製品はその半額程度のお値段で、機能や画質は十分に使えるものだったので、結構いい製品だと思います。

残念だったところ

概ね満足でしたが、1点だけ残念なところがありました。

それは、USB Type-Cで接続した際にスピーカーから音が出なかったことです。

HDMIで接続した際はちゃんと音が出ていたので、スピーカーが壊れたわけではなく、おそらく配線とかそういったところだと思います。

ただ、パソコン側で音を鳴らすことはできるので、そこまで問題ではありませんし、そもそもとりあえず付いているというレベルのスピーカーなので、個人的には気になりません。

ちなみにmini DPでの接続でスピーカーから音が出るかどうかはケーブルを持っていないので不明です。

USB Type-Cで接続する場合の注意点

こちらのディスプレイの問題ではありませんが、USB Type-Cケーブルで接続する場合、自宅で使っているケーブルでも使えるのかと思って接続してみたらダメでした。

これは私がUSB Type-Cのことを分かっていなかったのが原因ですが、USB Type-CはあくまでUSBの端子の形状のことで、転送方式はまた別の規格になるようです。

詳しくはこちらを参照してください。

PD対応だから最新かと思っていたらそういうわけではないのですね。勉強になりました。

モバイルディスプレイ用にUSB Type-Cケーブルを買い足す際は注意が必要です。

最後に

まだ1週間程度しか使っていないので、耐久性については追々レビューしたいと思います。

なにかしらの不具合が発生したら、こちらの記事を更新すると思うので、なにも音沙汰がなければ、快適に使えているものと思ってください。

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