ある日の午後 いつも煩い隣人とは別の隣人の騒音(騒音トラブル、番外編)
ある晴れた日の昼下がりの午後、突然、今までに聞いたこともないような「ドォン!!!」というベランダのドアを勢いよく閉める音が隣室から聞こえてきました。
響いてきたのは、いつも煩い隣人とは反対側の部屋から。いったい何事だったのかというと...
目次
- 反対側の隣室から聞こえてきた音
- 音の正体
- 隣人が煩い時はまずチャイムを鳴らして確認しよう
- 最後に
反対側の隣室から聞こえてきた音
日頃は静かな隣室から聞こえてきた音は、反対側に住んでいるいつも煩い隣人のドアの閉め方よりも数段レベルが上の閉め方で、その時、自宅でブログの文章を書いていた私はめちゃくちゃ驚いたのを今でも覚えています。
いつも煩い隣人の騒音に一部屋越しで嫌気が指して、「いい加減にしろよ!!」という合図だったのかと一瞬思いましたが、そのドアを閉める行為が煩い隣人がいない時間帯に行われたこと、さらには、隣に住んでいる私が部屋でなんの物音も立てずに静かにしている時に突然聞こえてきたものだったので、さすがに意図を図りかねました。
一度だけならたまたま虫の居所が悪かったり手が滑ったりして、勢いよくドアを閉めてしまうこともありますが、その日はその後にも何度か同様なことがあったので、私はたまらずに、どういうつもりか尋ねに行きました。
音の正体
日頃は静かな隣人が住んでいる部屋の前でチャイムを鳴らした私。
チャイムを鳴らした後の反応があるまでの時間はどうにも緊張しますね。
数秒後、インターホン越しに「はい」と応えて聞こえてきたのは、若い女性の声でした。
隣に住んでいることを告げて、ちょっといいですか、と告げると、しばらくして出てきた隣人は『一体何の用?』といった様子。
そんな日頃は静かな隣人に「ベランダのドアを閉める音が煩いんですけど」と告げると、返ってきた答えは「ああ、お母さんが...」というものでした。
女性のその言葉に『ああ、なるほどな』と思った私は、とりあえず、静かに閉めてくださいねと言って、部屋に戻りました。
隣人が煩い時はまずチャイムを鳴らして確認しよう
さて、隣人の女性の言葉が真実かどうかは定かではありませんが、注意した後はいつも通りの様子だったので、おそらく本当に久しぶりに娘に会いに来た母親が集合住宅のルールとか気にせずに、いつも住んでいる一軒家と同じ調子で、加減を知らずにベランダのドアを閉めたのだと思います。
このことから分かるのは、日頃静かな隣人が煩い時は、何かしらの理由がある、ということです。
もし、条件反射的にドアドンでやり返していたら、きっと隣人との関係は最悪なものとなっていたことでしょう。
ただし、これが通じるのは日頃静かな隣人の場合のみ。
常に煩い隣人は注意しても改善せず、やり返したら、反撃してきます。
やり返してくるような、どうしようもない人は男性に多い印象で、満員電車でも、他人の迷惑を顧みずに、手を伸ばして吊り輪にしがみ付くのは、決まって男です。
そりゃ、女性専用車両が必要になるわけですよね。
話を戻しますが、集合住宅と騒音問題は切っても切り離せない問題で、こじれたら簡単には関係を修復できないので、煩かったらまずはチャイムを鳴らして、どういう人間が隣に住んでいるか、確かめにいきましょう。
応対に出た隣人の様子を見て今後の対応を決めるのがいいかと思います。
最後に
上記の出来事は引っ越しをする前の話です。
引っ越してからはこういった問題は皆無なので、隣人の騒音に関する記事はこれが最後になるかと思います。
もう隣人の騒音に悩まされないで済むのだと思うと、清々する一方、ちょっとだけ寂しい気持ちもないではないですが、やっぱり、それは気のせいだと思うので、いつも煩かった隣人(彼)の今後の不幸を願って、この話は終わりにしたいと思います。