2019.7.6

駅の改札を通る際にモバイルSUICAの反応が悪いと感じた時の原因と対策

先日、スマートフォンをGoogleのPixel 3aに機種変更して、電車での通勤時にモバイルSUICAを利用するようになりました。

モバイルSUICAを利用するのは初めてで、交通系ICカードに対応した自販機やスーパーやドラッグストアでの支払いなどで利用したりと、色々試していたりするのですが、駅の改札を通る際に、これまで通常のカードタイプのSUICAではひっかかったことがないのに、モバイルSUICAを利用してからというもの、かなりの頻度でとめられてしまい、後続の人に迷惑をかけてしまうことが多々ありました。

さすがにこれは使えないかも...と思ったので、原因と対策を調べてみました。

目次

  • 詳しい現象
  • 調査と原因
  • 試してみた結果
  • 最後に

詳しい現象

詳しい現象ですが、駅の改札を通る際、基本的にモバイルSUICAの反応が遅く、これまでのカードタイプのものであれば、足を止めることなく、スムーズに通ることができていましたが、モバイルSUICAを利用した際は、反応が悪く、一度、足を止めてから通らないといけなくなっていました。

足を止めてでも反応してくれれば御の字で、時にはまったく反応せずに、「あれ、もう大丈夫なのかな?」と不安に駆られて改札を通り抜けようとすると、案の定、ランプが赤く光って止められてしまいます。

シンプルなカードタイプのSUICAを利用していた頃、たまに改札で止められる人を見ては、チャージ金額くらいちゃんと確認しておこうよ、と思っていましたが、まさか、SUICAの反応が悪くて、そういった人たちと同じように自分が改札で足止めをくらって、周りの人に迷惑をかけることがあるとは思ってもいませんでした。

モバイルSUICAを扱うのが初めてなので、これが普通なのか、それとも使っているスマートフォン(Pixel 3a)が悪いのか、判断がつかず、以前のようにカードタイプのSUICAに切り替えようかとも思いましたが、さすがに時代に逆行しているように感じたので、私と同じように感じている人がいないか調べてみました。

調査と原因

ネットで調べてみると、やはりモバイルSUICAで同様に感じている人は多いのか、その手の記事が多くヒットします。

私のようにモバイルSUICAの反応が悪い場合や、まったく反応しないといった事例もあり、中にはFeliCaの配線が落とした拍子に外れて、裏ブタを押せば直るなんてことも。

ただ、私の場合はモバイルSUICAの反応が悪いだけで、購入してから日が浅く、スマートフォンを地面に落としたこともまだありません。

そういったことを考慮すると、私の場合、どうやら、改札へのタッチの仕方が悪いというのが、一番の原因のようでした。

そうは言っても、改札にタッチする際には結構慎重にやっていたので、『そんな訳はないんだけどなぁ』というのが正直なところ。

半信半疑でしたが、それ以外に該当しそうな原因も見つからなかったので、改札へタッチする方法を見直して、色々試してみました。

試してみた結果

結論としては、たしかに私の改札へのタッチの仕方が悪かったのが原因だったようで、それが分かってタッチの仕方を変えてからは、改札で止められることはなくなりました。

以前は、改札のカードリーダーに対して、スマートフォンを斜めに持っていって上部の方をリーダーに設置させて下の方は指1本か2本分開けるようにタッチしていましたが、これを改札のカードリーダーに対して、スマートフォンを水平に持っていってスマートフォンのFiliCaが搭載されている箇所をリーダーの中心にくるようにして、リーダーとスマートフォンの間隔を指半分くらいまで近づけてタッチすると、改札の反応も良く、歩きながら改札を通り抜けられるようになりました。

カードタイプのSUICAでは以前のやり方でも反応していましたが、モバイルSUICAの場合、スマートフォンに搭載されているFeliCaの位置によっては、同じやり方ではリーダーからの距離が遠くなって反応が悪くなるようです。また、手に持っているのがスマートフォンなので、勢いよく持っていくと改札に当たって壊れてしまうのではないかという心理が働くのか、無意識のうちに、改札のリーダーから遠くなっていたようです。

タッチの仕方で試行錯誤している時、勢い余って、改札にガンっ!とぶつけてしまったことがありますが、そのくらいでは壊れないので、私のようにモバイルSUICAの反応が悪くて困っている人は、改札へのタッチの仕方を見直してみるといいかもしれないですね。

最後に

モバイルSUICAはインターネットで定期券を購入したりチャージできたりして大変便利ですが、駅の改札を通る際にはシンプルなカードタイプのものの方が、カバンやポケットから取り出しやすく軽いので、使い勝手が上です。

タッチの仕方を変えることでモバイルSUICAの反応は改善されたとはいえ、これについてはどうしようもなく、たまにスマートウォッチで改札を通る人を見かけますが、腕に巻いた時計を改札のリーダーにタッチしようとして、結構無理な態勢になっていたりするので、電車利用時だけカードタイプのSUICAを利用すべきか、正直迷っています。

ただ、まだまだキャッシュレス生活は始めたばかり。慣れればそこまで気にならなくなるかもしれないので、もう少し様子を見てみようと思います。

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