2019.4.6
2019.8.18

ランニングやマラソンで膝の痛みを和らげるサポーターを利用してみた感想

趣味でランニングやマラソンをしていますが、私の場合、10kmを超えてくると右膝が痛くなってくるので、少しでも痛みを和らげてくれることを期待して、膝サポーターを利用してみました。

膝サポーターは大きく分けて、ソフトタイプとハードタイプの2種類があるようで、一応、両方とも試してみたので、その感想になります。

目次

  • ソフトタイプの膝サポーター
  • ハードタイプの膝サポーター
  • 最後に

ソフトタイプの膝サポーター

まずはソフトタイプの膝サポーターから。

購入したものはこちら。

購入先はいつものようにAmazon。膝サポーターは色んなところから似たり寄ったりな製品が出ており、正直どれがいいのか見当がつきませんでしたが、その中でこちらのサポーターを選んだ理由は、もちろん価格です。

効果のほどはさておいて、安いって大事ですよね。

サイズはS/M/Lの3種類。生地の暑さは1.5mmでソフトタイプとしてはやや厚手のものになります。

使用方法は簡単で、両足にサポーターを装着するだけ。実際に両足に付けてみると、膝にキュッとした圧力が加わる程度で、サポート力としてはそこそこですが、いつも通りに足を動かすことができます。

で、こちらの膝サポーターを使って、実際に10km以上の距離を走ってみました。

結果、膝の痛みはありましたが、いつもよりも痛みの度合いが弱くなっていました。

まったく効果がないわけではなく、ないよりかはマシ、という感じで、走っている最中にサポーターがずり落ちるということもなかったので、その点は良かったです。

ただ、生地が厚めなこともあって、サポーターをした膝回りは若干蒸れてしまいます。そのため、秋から春にかけては活躍しそうですが、夏場の使用には向いていないと思います。

ハードタイプの膝サポーター

続いて試してみたのはハードタイプの膝サポーター。

見るからにゴツいサポーターですね。

広げてみると、そのゴツさがなお分かります。

サポーターの内側には滑り止めが付いていて、この部分が膝の上にくるように巻き付けます。

こちらは製品に同封されていた説明書。

最初は巻き付け方が分からなかったので、こちらの使用方法を参考にしました。

サイズは膝周り31-40cm、41-45cmの2種類で、固定方法はマジックテープになります。

で、使ってみた感想ですが、こちらの膝サポーターはハードタイプというだけあって膝ががっちり固定されるので、いつもの走り方では違和感があり、普通に走ることができません。

どうしても膝サポーターが足の動きを制限してしまうので、慣れるには時間がかかりますし、そもそもとして、スピードを出して走るには向いていないと思いました。

また、ソフトタイプのサポーター以上に厚手なので、膝周りがかなり蒸れます。

肝心のサポート力はハードタイプだけあって力強いものがありますが、いつもと走り方が違ってしまったためか、走り終わった後には、他の箇所にいつもとは違う痛みが残りました。

個人的な感想にはなりますが、ハードタイプのサポーターはランニングやマラソンなどには向いていないように思います。

サポート力自体は抜群なので、普段から膝の痛みがある場合のサポーターとして、または、瞬発力をいかしたスポーツなどで活躍するのかもしれません。

最後に

上記のソフトタイプとハードタイプのサポーターは、先日走ったフルマラソンで利用することを前提に購入して試していたものになるのですが、使用するかどうか悩んだ末、フルマラソンではどちらも着用せずに走りました。

フルマラソンは膝サポーターなしでも完走することができたのですが、そこで気が付いたことが一つあります。

それは、『長い距離を走ったら脚が痛くなるのは当然である』ということです。

また、フルマラソンの途中、いつものように10kmを超えた辺りから右膝が痛くなったのですが、30kmを超えた辺りからは、膝と太ももの間の方が痛くなって、不思議と膝の痛みについてはどうでもよくなりました。

なので、痛みの度合いや種類にもよると思いますが、ちょっとくらい痛い程度であれば、サポーターは不要で、逆に走れないくらい痛い場合は、サポーターを頼るのではなく、走り方を見直したり、身体に異常がないか調べてもらった方がいいではないかと思います。

そんなわけで、とりあえず私は、ソフトタイプの膝サポーターを時々使い、ハードタイプのものに関しては、また別の時に利用したいと思います。

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