2019.3.18
2019.8.18

板橋CITYマラソンで人生2度目のフルマラソン

もう2度とフルマラソンは走らない。

そう決めてからはや数年。決意した時の気持ちが薄れるには十分な時間だったわけで、ついついフルマラソンに申し込んでしまいました。

参加する大会は板橋CITYマラソン。例年、1万人以上のランナーが参加する大きな大会です。

目次

  • 大会パンフレット、参加賞など
  • 大会当日
  • 給水所の食料で美味しかったもの
  • 翌日のケア
  • 応援ナビ
  • 最後に

大会パンフレット、参加賞など

板橋CITYマラソンに申し込むと大会の数日前にパンフレットや参加賞が郵送されてきます。

コースは荒川沿いの河川敷で、スタートとゴールの場所が同じなので、行きと帰りでハーフを2回走る感じ。

給水所には水やポカリスエットだけではなく、レーズンやパン、それにバナナやおにぎりといったものが、およそ3km間隔であるので、エネルギーの補給に関しては心配がいらないのが、この大会の特徴です。

参加賞はタオル。黄色地で格好いいですね。

こちらは追加で500円払うことによってもらえるランニング用の帽子。

それらと一緒に、三和シャッターのコースターが入っていました。

以前に大会に参加した時は、参加賞や帽子は現地で受け取りだったと思いますが、参加人数が多く、当日はかなり混雑していたので、事前に郵送するような形になったのでしょうね。

大会当日

自宅から大会が開催される場所まで結構な距離があるので、朝はかなり早かったです。

電車の中でうつらうつらしながら、最寄り駅のJR埼京線の浮間舟渡駅に到着。

駅から続く大行列のほとんどがランナーです。

行列は駅からすぐ近くの浮間公園へ続いていましたが、時間に余裕がまだあったので、行列から抜けて、公園のベンチで少しだけまったりします。

天気は良く、気温も走るには上々。

ですが、この後のことを考えると、このまま踵を返して、帰りたくなります。

しかし、せっかく朝早く起きて現地まできたので、そうもいかず、ここで本番前のエネルギーチャージ。

ちなみに大会スポンサーの一本満足バーですが、腹持ちがいいので、以前は朝食時に利用していました。なにげに便利ですよね。

エネルギー補給後、しばらくして現地へ向かうと、すでにたくさんのランナーと応援する人で溢れかえっていました。

人数が人数なので、仮設トイレの前には長蛇の列ができるのも大会の風物詩ですが、かなりの数が用意されているので、列の消化も早いです。

トイレに行っていて大会のスタート時刻に間に合わなくても、私のようにフルマラソンを5時間以上で走るランナーなら急ぐ必要はありません。

なぜなら、スタートから10分が経過しても、後方のランナーはまだスタート位置にたどり着いていないのですから。

ランナーは事前に申請したタイムでAからKまでの各ブロックに降り分けれており、スタート時刻の整列に間に合わなかった場合、そのブロックが近づいてきたら、横からの割り込みをさせてくれます。

そんなわけで、スタート開始からおよそ20分後、ようやくスタート地点を出発することができました。

コースはところどころ狭い場所がありますが、周囲の流れに合わせて走るとそこまで問題にはなりません。

給水所はおよそ3km毎に設置されていて、トイレも1km毎に常設や仮設のものが用意されているので、走る上で問題になるのは体力くらいですね。

給水所の飲料や食料は十分な量が用意されていますが、紙コップやスポンジが辺りに散らばっているのは仕方のないところ。前の方のランナーは速いので、紙コップがゴミ箱に入らなかったりするんでしょうね。

さて、とりたてて問題もなく、中間地点までやってきました。

ここまでは足を温存してきましたが、温存した余力が最後まで持たないのがフルマラソンの怖いところ。2度目ともあれば学習して、ペースを保ちつつ、急く足をまだスパートは早いと自分に言い聞かせて走ります。

個人的にハーフとフルはまったくの別物だと思っていて、ハーフは力づくでゴールできるけど、フルはそれをやるとあえなく撃沈します。なにはともあれ、フルマラソンがきついのはここからで、余力を使い果たしたランナーが歩き始めるのが30km以降。

40kmも近くになると、脚の痛さもピークに達し、ゴールまであと何kmという看板があっても、そこで頑張っては最後まで持ちません。

フルマラソンは一定のペースで坦々と走るのが一番ですね。

そんなわけで、最後は本当に死にかけましたが、なんとか4時間台でゴールすることができました。

本当はもっと写真を撮りたかったのですが、疲れてそれどころじゃなかったので、仕方がありません。

ゴール後にはシャーベットがもらえます。

美味しかったですが、気温が低かったので寒くて凍えました。飲料のほっとレモンも貰えたのですが、今回はそちらの方がありがたかったですね。

完走後は着替えて少し休んだ後に、飲食ブースに寄りました。

時間も時間だったので売切れたりしてるものが多かったですが、ラーメンはまだやっていたので、なんとか食事にありつけました。

その後、脚を引きづるようにして駅まで戻り、自宅へ到着する頃には外が真っ暗になっていたので、フルマラソンは大会の場所にもよりますが、一日がかりになっちゃいますね。

給水所の食料で美味しかったもの

なお、給水所で提供されていた食料で一番美味しかったのは、マーブルチョコと乾燥梅肉で、それを一緒に口の中に放り込んで飲料と一緒に流し込むと、チョコの甘さと梅肉の酸っぱさがちょうどいい感じにマッチして美味しかったのでおすすめです。

パンはチョコ、小倉、カスタードクリームと3種類あり、果物のバナナやオレンジは皮付きで急いでいる時は食べづらいですが、どれも美味しく頂けました。

また、レーズンは手でつまんですぐに食べられるので、マラソン時の補給食としてはうってつけですね。

翌日のケア

当日の帰る時もそうでしたが、翌日も足が痛くて、とくに階段の上り下りで足が悲鳴を上げます。

それを見越してなのか、大会パンフレットと一緒に入っていた試供品のリ・ソビームちっぷ。

効果のほどは不明ですが、とりあえず貼っときましょう。

応援ナビ

今回のマラソンで驚いたのは、スマートフォンアプリの「応援ナビ」。

レース中はゼッケンや氏名で検索してセットしておくだけで、一緒に走るランナーや目標にしているランナーが今どこを走っているのかがすぐに分かるので、応援する側だけでなく、ランナー自身であってもグループで走る時には重宝します。

東京マラソンの応援時に使ってその存在を知ってはいましたが、今回驚いたのは、レース後に触ってみると、レース中の再生機能があったり(倍速再生が可能)、登録した人の速報値の記録を参照できたりしたことです。

使い勝手も良かったので、マラソン時には必須のアプリですね。

最後に

さて、最初のフルマラソンを走った時にもうフルマラソンは走らないと誓った私ですが、今回の2度目のフルマラソンでその思いを新たにしました。

5時間を切って満足もしたことなので、もうフルマラソンを走ることはないでしょう。

多分、きっと、いや絶対に!!

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