2018.12.22
2019.3.7

隣の気に障るアイツは意外と内気なシャイボーイ?!(騒音トラブル、邂逅編)

隣人騒音トラブル記事の第3弾になります。

一向に収まる気配のなかった隣人の騒音ですが、この度、さすがに目に余るものだったので、一体どういうつもりなのか尋ねに行きました。

目次

  • 隣人との邂逅
  • 注意した後の隣人の行動
  • 隣人の近況
  • さいごに

隣人との邂逅

それは夏の暑さも静まり、肌寒い日が増えた頃でした。

なんの前触れもなく、いつものようにベランダ側のドアを勢いよくあける隣人は、煙草を吸い終わった後の部屋に戻る際も、騒音をまったく気にしない感じで、勢いよくドアを開け閉めして、「ガラガラガラ...ドンっ」という重い音が隣の私の部屋、ひいてはマンションに響きます。

こちらはまったりとティータイムをとりつつ、部屋で寛いでしましたが、隣人のこの行為で、その時間が台無しになってしまいました。

このドアドン攻撃は開始されてから半年以上がたち、そろそろ文句の一つも言わなければ、こちらの気が収まらないようになっていたので、基本は他人と関りを持ちたくないのでマンションの住人とも極力顔を合わせない様にしていましたが、今回ばかりはそうもいかないようなので、面倒でしたが、隣の部屋を嫌々尋ねてみました。

部屋のチャイムを鳴らすと、そしらぬ風を装って、「はい。なんですか?」とインターホンごしに応えてきます。

声色は男性のもので、「なんですか?」という言葉に『言わなきゃ分からないのか?』とは私の胸の内。

とにかくこちらも声を荒げたりせず、隣に住んでいることを告げて、「ちょっと出てきてもらっていいですか」と告げます。

すると意外とあっさりと玄関のドアを開けてくる隣人。

そして、ドアをあけて現れたのは、だらっとした格好をして無精髭を生やした30過ぎのおっさんでした。

室内は薄暗く、床にはモノがいくつか散らばっており、奥の方にベッドが置いてあるのが、玄関越しから見て取れます。

正直、相手が男性だったら〇ンテキの一つや二つお見舞いしてやりたい気分でしたが、こちらも一応は社会人の端くれ。ケンカ腰になりそうな声を抑えつつ、ベランダ側のドアを閉める音が大きく、こちらの部屋まで聞こえてくることを伝えます。

これに対する男性の返答は、ちょっと視線をそらしつつ、「すいません。ドアの滑りが悪くて...」というものでした。

男性のこの答えが120%嘘であることは、隣に住んでいる私が一番分かるところ。なので、ワザとやっているのかと尋ねると、男性はもう一度「すいません」と謝って、続けて「油を吹きかけときます」と言ってきました。

油とかそういう問題じゃなくて...と思いましたが、男性が意外と低姿勢な態度だったので、この場は、お互い騒音には気を付けましょう、的なことを言って別れました。

果たしてこれで男性の行動が改まるのか...部屋に戻りつつ、半信半疑な私は、とりあえず今後の様子を見守ることにしました。

注意した後の隣人の行動

そして、注意してから3日後、隣人は本当に原因は油のせいとでも思っていたのか、それとも、私への対応してますよー、というアピールなのか、本当にベランダのドアに油を吹き付けている、カラカラカラ...シューという音が聞こえてきました。

ちょっと隣人の行動に違和感を覚えつつも、一応、対策しようとはしているようなので、もう少し様子を見てみようという気になる私。

ただ、こちらをそう思わせるのが目的だったのか、隣人のドアドン攻撃は、気持ちマシになった程度でした。

2週間ほど様子を見た後、「ダメだな、これは」と思った私は、再度、隣人へ注意しに行きました。

多少マシにはなったが、ドアを閉める際はゆっくり閉めてくれないか、と告げると、「あ、はい。分かりました」と、そういっておけば、とりあえずこの場は乗り切れるだろう的な感じの隣人の返答に、これは言うだけ無駄か...と思いましたが、この日を境に、私の部屋に対する隣人のドアドン攻撃は収まりました。

これにて無事に解決...というわけではなく、隣人は私の部屋とは逆側のドアを開けるようになり、今度は、一つ向こうの住人とドアドンバトルを繰り広げていました。

”ドアを開けたらゆっくり閉める” アパートやマンションに住んでいたら、若い内ならそんなこと気にしない人もいるとは思いますが、30過ぎのいい年した人なら、誰もが当たり前にやっている集合住宅での暮らし方。どうやらそれが、隣人には分からないようです。

もしくはワザとやっている、という線もあり、どちらかといえば、ワザとやって隣人の反応を楽しんでいたり、日頃のうっ憤ばらしにやっていそうだな、というのが私の受け止め方です。

ドラレコが普及するきっかけになった高速道路でのあおり運転と、なにかしら通じるものがありますね。

まあ、そんなわけで、今は私の部屋に対する騒音は収まっていますが、季節が巡って、また暖かくなったら外で煙草を吸うようになると思うので、ドアの開け閉めをする回数が増えることが予想されます。

そうなると、また騒音が耳障りになったり、こちらへのドアを開け閉めしたりするでしょうから、今から準備...というか心構えをしておき、煩くなったら、すぐに注意しに行こうと思います。

もうこれに関してはしつこくやるしかなさそうです。

隣人がベランダで煙草を吸うというなら、私は私でお返しにベランピング(ベランダでキャンプ)でもしてやろうかとも思いますが、その際は煩くない方の隣人に一言断っておかないといけませんね。

隣人の近況

さて、このどうしようもない隣人ですが、最近、日中は仕事に出かけているようです。

私の場合、仕事と仕事の合間に結構長い休みがあるのですが、そういった時に自宅にいると、以前は株取引の時間を中心に行動していた隣人の物音が、すっかり聞こえなくなっていました。

株やFXで儲けが出なくなったのか、はたまた、人恋しくなったのか...

とりあえず、煙草を買うのを躊躇するくらい、株で大損こいていたら嬉しいな、って思うのは、隣に住まう私としては仕方がないところ。儲けたなら、もっといいとこに引っ越せばいいと思っているので、他人が儲けたりするのを妬んでいたり、不幸を喜んでいたりするわけではないので、あしからず。

そういえば、この前、B'zの「いつかのメリークリスマス」を熱唱していました。

30過ぎのおっさんなので仕方がないかもしれませんが、KANの「愛は勝つ」だったり、ミスターチルドレンの歌だったり、選曲がちょっと古いですね。

せめて米津くらいは歌ってほしいところです。

いつかのメリークリスマスの歌詞に「人を愛するということに気がついた いつかのメリークリスマス」という言葉がありますが、他人への思いや配慮に欠けている隣人には、そんなクリスマスが訪れることは今後もないことでしょう。

さいごに

隣人の歌で季節を知る...というのもあれですが、気がつけば、今年も残りわずか。

そして、数日後にきたるは怨敵、クリスマス。

最近、中国ではクリスマスが禁止になったとかいうニュースを見ましたが、最初は『どうなの、それ?』って思いましたが、よくよく考えたら毎年私が願っていたものだったので、さすが中国だな、って思い直しました。

クリスマスの何が嫌って、出かけたら目の毒になる光景を見せられてしまう可能性が高くなるのが嫌ですよね。いつものように買い物に出かけたら痛い目を見るので、注意が必要です。

だからと言って何もしないのもなんなので、昨年に続き、今年もケーキくらいは作りたいな、って思います。

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