2017.6.9
2019.4.16

Amazonプライムビデオで動画品質をSDに落とした方がいい理由

皆さんはAmazonプライムビデオを利用しているでしょうか?

私はプライム会員になってからというもの、1日1回は英語の勉強と称して海外のドラマ1本を字幕付きで見る習慣が身についてしまいました。それで英語が学べているかどうかは今回は置いておくとして、自宅の通信環境がWimax2+なので1日の通信量に気を配らないといけず、このAmazonプライムビデオの動画品質に注意する必要があったので、今回はそのお話です。

目次

  • Amazonプライムビデオの動画品質毎の通信量
  • Wimax2+の通信制限
  • 動画品質を変更して日毎の通信量を比較
  • まとめ
  • 参考リンク

Amazonプライムビデオの動画品質毎の通信量

Amazonプライムビデオでは下記のように、3種類の中から再生時の動画品質を選択することができます。

それぞれの画質は

  • 良い(SD) 1時間あたり0.38GB使用する
  • ベター(HD) 1時間あたり約1.4GB使用する
  • ベスト(UHD) 1時間あたり約6.84GB使用する

となっており、ここでベストをよく見てみると「1時間あたり約6.84GB」となっています。

いくら一番画質がいい設定だとしても、たかだが1時間で約6.84GBも通信量が発生するなんて、時代は進んだなぁと感じますね。ただ、そもそも視聴していた番組や再生機器(今回はPC)がUHD画質(4K)での再生に対応していないので、ベター(HD)またはベスト(UHD)選択時はHD画質で再生されているものだと思います。

ちょっと前までは海外ドラマのフレンズを見ていましたが、HD画質だと1本20分前後の動画でだいたい500MBといったところでしょうか。SD画質なら100MBちょっとなので、4~5倍近くの違いがありますね。

これが光回線なら問題ないのですが、私が利用しているのはWimax2+です。Wimax2+には通信の利用量が多いと制限がかかるので、できるだけ通信量を抑えねばなりません。

Wimax2+の通信制限

Wimax2+は今年の2月くらいに制限内容が変更されました。

変更前は3日間で3GBオーバーしたら翌日3Mbps制限がかかっていましたが、変更後は前日までの3日間で10GBを超えたら当日の夜6時から翌2時まで通信速度が1Mbpsに制限されるようになりました。

1Mbpsがどれくらいの速度かというと、Youtubeで動画視聴はできるけど、視聴中にサイトの巡回やその他の通信が発生するあらゆる作業が遅延または反応しなくなるので、動画を見ることしかできないといった状態になります。

Amazonでビデオを毎日何本も視聴していたら、3日間で10GBという制限は軽く超えてしまいますよね。

動画品質を変更して日毎の通信量を比較

これまで毎日のように前日までの3日間で10GBを超えていて、一日の通信量を確認していたら、どうもAmazonでビデオを視聴すると通信量が跳ね上がるという感じだったので、動画品質を「良い(SD)」に落としてどれくらい通信量が変わるか試してみました。

以下は実際に私が利用しているWimax2+用ルーターの通信量カウンターの値です。

2日前と3日前が「ベスト(UHD)」選択時、1日前が「良い(SD)」選択時の日毎の通信量になります。

通信量の違いを計るため、できるだけいつもと変わらない作業をしていました。もちろん全く同じことをしていたわけではないので単純な比較はできませんが、「ベスト(UHD)」選択時はほとんどの日で3GBを超えていたのが、変更した途端に2GB以下になっています。

さすがに減りすぎなので、なにか他の要因がありそうですが、1GB台は久しぶりに見た気がするので、SD画質に落とした影響は少なからずありますね。

まとめ

SD画質とHD画質で通信量を比較した結果、Amazonで1日に数本程度のビデオを視聴する場合、SD画質に落として3日間の合計を10GB以下に抑え込んだ方が、終日インターネットを快適に利用することができます。

数十本単位で視聴している方や、その他にも通信量が膨らむようなことをしている方は、上記に該当しないので関係ありませんが、そういった方は光回線に移行したり、できる人は限られますが制限がかかる時間帯には寝るなどの生活スタイルの変更を行うと、快適なインターネット生活が送れそうです。

参考リンク

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