2017.5.27
2020.1.14

実売3万円以下! SIMフリースマートフォンの比較

現在使っているスマートフォン「HUAWEI P8lite」が購入から一年ほど経とうとしているので、次に購入する端末の候補を比較してみました。

比較した端末は「HUAWEI nova lite」「VAIO Phone A」「g07+」「ZenFone 3 Max(ZC553KL)」「HUAWEI P9 lite」「arrows M03」「AQUOS SH-M04-A」の7つで、基本的には「P8lite」と同等かそれ以上の性能かつ3万円以下という条件で選びました。

目次

  • 価格.comでの端末比較
  • 2017年発売のスマートフォンのスペック
  • 2016年発売のスマートフォンのスペック
  • まとめ

価格.comでの端末比較

以下は価格.comで対象の端末を比較したものです。


価格.comで対象の端末を比較

2017年発売のスマートフォンのスペック

HUAWEI nova lite VAIO Phone A g07+ ZenFone 3 Max(ZC553KL)
OS Android 7.0 Android 6.0.1 Android 6.0 Android 6.0.1
CPU Kirin655 オクタコア(4×2.1GHz + 4×1.7GHz) Snapdragon617 オクタコア(4×1.5GHz + 4×1.2GHz) MT6750T オクタコア(4×1.5GHz + 4×1.0GHz) Snapdragon430 オクタコア(8×1.4GHz)
RAM 3GB 3GB 3GB 3GB
ROM 16GB 16GB 32GB 32GB
ディスプレイ 5.2インチ 5.5インチ 5.5インチ 5.5インチ
解像度 1920×1080 1920×1080 1920×1080 1920×1080
無線LAN b/g/n a/b/g/n/ac a/b/g/n b/g/n
バッテリー容量 3,000 mAh 2,800 mAh 3,000 mAh 4,100 mAh
サイズ 幅72.94mm
高さ147.2mm
奥行7.6mm
幅77.0mm
高さ156.1mm
奥行8.3mm
幅75.6mm
高さ152mm
奥行7.9mm
幅76.2mm
高さ151.4mm
奥行8.3mm
重さ 147g 167g 150g 175g
SIMサイズ nano SIM×2 micro SIM×1
nano SIM×1
micro SIM×1
nano SIM×1
micro SIM×1
nano SIM×1
発売日 2017/2/24 2017/4/7 2017/春 2017/4/12
センサー GPS、加速度、コンパス、指紋 GPS、加速度、コンパス、ジャイロ GPS、加速度、コンパス、ジャイロ、指紋 GPS、加速度、コンパス、ジャイロ、指紋
備考 DSDS対応 DSDS対応

2017年発売のSIMフリースマートフォンの特徴としては、RAMが2GBから3GBになったことと、指紋センサーが搭載されている端末やDSDS対応を謳った製品が多いですね。

ディスプレイサイズが5.2~5.5インチとちょっと大きめなので、片手で操作するのは厳しく、個人的には5インチ以下がベストなのですが、それだと端末の選択肢がかなり絞られてしまうので、大画面スマートフォンに乗り換えるべきかどうか悩むところです。

また、現在利用しているSIMサイズが「micro SIM」なので、上記の端末では「HUAWEI nova lite」以外が候補になるかな、といった感じですね。本当はそろそろ「nano SIM」へ移行したいのですが、1週間ほど通信ができない期間が発生するようなので、二の足を踏んでいます。今は契約時になぜ「nano SIM」を選択しなかったのかと後悔しています。

2016年発売のスマートフォンのスペック

HUAWEI P9 lite arrows M03 AQUOS SH-M04-A
OS Android 7.0 Android 6.0 Android 6.0
CPU Kirin650 オクタコア(4×2.0GHz + 4×1.7 GHz) Snapdragon410 クアッドコア(4×1.2GHz) Snapdragon430 オクタコア(4×1.4GHz + 4×1.1GHz)
RAM 2GB 2GB 2GB
ROM 16GB 16GB 16GB
ディスプレイ 5.2インチ 5.0インチ 5.0インチ
解像度 1920×1080 1280×720 1280×720
無線LAN b/g/n a/b/g/n b/g/n
バッテリー容量 3,000 mAh 2,580 mAh 2,700 mAh
サイズ 幅72.6mm
高さ146.8mm
奥行7.5mm
幅72mm
高さ144mm
奥行7.8mm
幅71mm
高さ143mm
奥行8.3mm
重さ 147g 141g 138g
SIMサイズ nano SIM×2 nano SIM×1 nano SIM×1
発売日 2016/6/17 2016/7 2016/10/27
センサー GPS、加速度、コンパス、指紋 GPS、加速度、ジャイロ GPS、加速度、コンパス、ジャイロ
備考 防水・防塵、ワンセグ、おサイフケータイ 防水・防塵、おサイフケータイ

さて、2016年発売のスマートフォンですが、価格的に非常に魅力的になっており、「P8lite」からの乗り換えなら順当にいって「P9lite」が次の端末なのではないかと思います。「P8lite」との違いは指紋センサーを搭載していることと、ディスプレイのサイズと解像度がアップしている点ですが、「nano SIM」しか搭載していないので、買い替えには注意が必要です。

他の二つの端末(arrows M03、AQUOS SH-M04-A)ですが、こちらは日本産のスマホで、お財布ケータイやモバイルSUICAを利用している方であれば確実に候補にあがる端末だと思います。

逆に言うと、それらの機能やワンセグなどを必要としていない私のような者にとっては、高い割にスペックが貧弱という端末になってしまうので、購入対象にはなりません。

防水・防塵はちょっと惹かれますが、そのためだけにプラス5000円以上出して、世代的に劣るスペックの端末がほしいかと言ったら答えはNOです。サイズ(5インチ)はちょうどいいんですけどね。

まとめ

3万円以下という縛りがあったので比較対象にあげませんでしたが、今回の調査で一番ほしいと思ったのは「lite」じゃない方の「HUAWEI nova」です。「lite」との違いはジャイロセンサーを搭載していることと、DSDSに対応している点。なによりも5インチサイズっていうのが一番惹かれました。「lite」はなんで5.2インチなんでしょうね...

結論としては、買い替えはもうちょっと様子を見ますが、「HUAWEI nova」の価格が3万円を切ったら購入するかもしれません。それか別の端末を衝動買いしてしまうという可能性もあります。

もしくは、これまでNexus9のアップデートで最新のAndroid OSを使うことができていましたが、今後のOSアップデートからは除外されてしまっているので、価格が高くても最新のAndroid OS(Android O? 8?)が利用できる端末を購入するかもしれません。日本で販売されるかどうかという不安はありますが、いちプログラマーとして、最新のOSが使える端末は一つくらいは持っていたいです。

ところで最近のSIMフリー格安スマホはHUAWEIの一強という感じになっていますね。価格.comのレビューでHUAWEI端末のレビュースコアや件数が他の端末をダブルスコアくらいで圧倒しています。コスパが高いので仕方ないのですが、他のメーカーはもうちょっと頑張ってほしいですね。

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