ウマ娘、引退します(が、サイレンススズカは今でも最高のサラブレッドです)
昨年の暮れからログイン勢となり、引退というワードがチラチラ見え隠れしていたウマ娘ですが、2周年のアニバーサリーを迎えたこともあって、ちょうどいい区切りなので、引退することにしました。
目次
- 私とサイレンススズカ
- ゲームプレイ総評
- 引退する理由
- 最後に
私とサイレンススズカ
思い返せば私の競馬人生はサイレンスズカに始まり、サイレンススズカで終ったといっても過言ではありません。
十数年経った今でも、現実のサイレンススズカが天皇賞(秋)を怪我をせずに走り切っていたなら、どんな結末になっていたのだろうか、ぶっちぎりで優勝していたのではないだろうか、と、タラレバの可能性の話だと分かっていても、当時は、そう考えずにはいられませんでした。
ウマ娘プリティダービーというゲームがリリースされた時は、さすがにその時の感情は忘れていましたが、呼び覚ますには十分で、サイレンススズカの失われてしまった可能性の続きを見ることができる、現実ではないにしても、あの当時に味わった悲しみを癒すには、たとえゲームだったとしても、ポッカリと空いた穴を埋めるには、十分だったと言えます。
そんなわけで、当然といえば当然ですが、私の推しのウマ娘は後にも先にもサイレンススズカ、ただ一頭となります。
ぶっちゃけサイレンススズカは牡馬ですが、ウマ娘というゲームをプレイしてしまった今、サイレンススズカと言えば、ウマ娘の方が脳裏に浮かぶようになってしまいました。
人の記憶と認識というものが、如何に自由で上書き可能なものなのか、身をもって体験したわけですが、どちらも私にとって大好きなサイレンススズカであることに変わりはありません。
現実とゲームどちらであっても、自信をもって、サイレンススズカが最高な競走馬の一頭であると、断言できます。
ゲームプレイ総評
そんなわけでウマ娘プリティダービーをプレイした際は、スペシャルウィークやトウカイテイオーには目もくれず、サイレンススズカばかり育成していました。
2年間でおよそ1000回くらいウマ娘を育成しましたのが、おそらく、その半分はサイレンススズカだと思います。
もちろん育成の最高ランクもサイレンススズカ、と言いたいところですが、そこは残念ながらウォッカだったりします。
ホーム画面のウマ娘はもちろんサイレンススズカ、と言いたいところですが、こちらはこちらでキングヘイロー。
本当はスズカ先輩にしたかったのですが、正直、ボソボソ声であまり聞き取れず、ここ最近は、ウマ娘のゲームを朝方しかしていなかったので、元気よく応援してくれる、キングヘイローになったのは、致し方ないというもの。
代わりと言ってはなんですが、チーム競技場では唯一の皆勤賞であり、新しく実装されたシナリオでは、いの一番にサイレンススズカを育成していました。
大逃げと異次元の逃亡者のスキルは、育成時のマストです。
と、スズカ推しはこのくらいにしておいて、真面目な話になりますが、ウマ娘のゲームを楽しくプレイできていたのは、正直、リリースされてから半年から1年くらいまでだったと思います。
半年の周期で新シナリオが実装されていたので、その度にすべてのウマ娘を育成し直していて、それはそれで楽しかったですが、純粋な楽しさとはどこか違い、チーム競技場のランクを上げるための必要な作業といった感じは少なからずありました。
一回の育成で30分以上かかるのは、システム上、仕方なく、その時間を楽しいと感じるか、もったいないと感じるか、その違いがウマ娘のゲームをプレイし続けるか、そうでないかの分かれ道になるかと思います。
同じことを何度もやり続けていれば、飽きてしまうのはどのゲームにも言えることなので、それが許容できるかものなのかどうか、ということなのですが、残念ながら、私の場合は、2周年を迎えた今、スズカバフが切れてしまった、ということなんだと思います。
ゲームのウマ娘は引退しますが、競走馬のサイレンススズカは今でも最高のサラブレッドであることに変わりはありません。
ウマ娘をプレイすることで、現実世界のショックで空いた穴が、ある程度塞がったのは間違いないので、このゲームの開発者には感謝しています。
引退する理由
感謝はあれど、不満な点ももちろんあるので、最後にウマ娘で不満だった点を挙げさせて頂きます。
おそらく大体の人が同じ意見だと思いますが、個人的にこのゲームで不満だったのは、ガチャ(ウマ娘とサポートカード)と因子厳選のシブさです。
まずガチャについてですが、ウマ娘とサポートカードの2つがあり、育成において重要なのは、サポートカードですが、性能が凸すること前提となっており、無課金や微課金では、1凸することも難しいという点です。
2周年アニバーサリーで120連無料とかやっていましたが、それで得られたSSRのサポートカードはゼロです。天井は200連で、そこまで回すと確定でカードを入手することができますが、凸が前提のカードがほとんどなので、ガチャ用にジュエルを貯めても、完凸するにはほど遠く、途中から実装されたSSRサポートカードを凸することができる虹の解放結晶も、かなり長期間ゲームをプレイし続けなければ、入手することは叶いません。
上記は、あくまでサポートカードのみの話で、それに加えて、ウマ娘のガチャもあります。こちらも天井は200連。微課金や無課金プレイヤーは配布されるジュエルのやりくりを楽しんでいる感はあると思いますが、ウマ娘の場合、ウマ娘とサポートカードのどちらのガチャも重要なので、このゲームの場合、いくらジュエルがあっても足りません。ゲームのシステムが廃課金前提となっています。
もう一つの不満である因子厳選についてですが、1000回育成した結果、欲しい青因子とシナリオ因子がどちらも星3だった回数はゼロです。
因子厳選の周回が不足していると言われればそれまでですが、さすがに確率が低すぎると思います。
そのため、やめる直前に因子を強化できるイベントを開催していましたが、時すでに遅し、といった感じで、今更感が強く、そのイベントが開催されているからと言って、復帰することはありませんでした。あと1年早ければ、ってところでしょうか。
上記の2点が主な理由ですが、最後にもう一点付け加えるなら、さすがに飽きました、ということですね。
どのゲームも長く続ければマンネリ化してしまうのは仕方ないので、これについてはとくに言うことはなく、むしろ、よくここまで持ったな、というのが正直な感想です。
最後に
これにて私のウマ娘は終わりを迎えますが、2年間、楽しませてくれたのは、素直に感謝しています。
ウマ娘プリティダービーというゲームがリリースされる前は、ここまで長くプレイし続けるような作品だとは思ってもいませんでした。
あの時は、話題になっていたので、試しにちょっとだけやってみるか、という気持ちで始めたことを今でも覚えています。
それが2年間も続いたのですから、普通にすごいですね。
私はリタイアしますが、まだまだプレイヤーは多いと思うので、今後のウマ娘に期待して、できることならカムバックするくらいに再ブレイクしてくれたら、嬉しいですね。
更新情報とかはたまに見ると思うので、期待しています。