2022.2.12

ITエンジニアがエージェント経由でリモートワーク(フルリモート)をしてみた感想

ITエンジニアのフリーランスとしてそこそこ長く働いていますが、フルリモート可能な案件というのは、コロナウイルスの影響で広まったとはいえ、まだまだ少ない状況です。

一部リモートの案件はかなり増えていますが、私がやりたいのは、一度も会社に出社しない「フルリモート」という働き方。

これまでお世話になっていた会社では、フルリモート可能な案件が少なかったので、数多あるIT系のエージェントサービスの一つを利用して、そういった仕事がないか探していたのですが、先日、とある会社の案件に参加できることになり、初めてエージェント経由で働いてみたので、感想などを記しておきたいと思います。

目次

  • フルリモートで働く際の流れ
  • 働いてみた感想
  • 最後に

フルリモートで働く際の流れ

フルリモートで働く際の契約締結後の流れですが、今回、私が携わった案件では以下の通りでした。

  • エージェントから作業開始日などの連絡がくる。
  • 前月の下旬頃にアカウントやVPNの設定が行われたノートPCが自宅に届く。
  • チャットの会議でプロジェクトメンバーに簡単な挨拶。
  • 最初は参加するプロジェクトの環境構築が主な作業。
  • 初回のみ当月の中旬頃に継続かどうかの判断あり。(通常は1ヶ月前)
  • 勤務表はExcelにその日の作業時間を入力。休み時間は自分の都合のいい時間帯でとる。

会社やプロジェクトによって細かいところは違うと思いますが、今回の場合、休み時間を自分の都合のいい時間帯で取っていいというのが初めてで、新鮮でした。

なお、プロジェクトメンバーとのやりとりはすべてチャットで、打ち合わせや朝会、夕会といったものもすべてチャットで行われています。

働いてみた感想

1ヶ月間働いてみた感想ですが、新規の顧客で同じエージェントサービスから参加しているメンバーがいなかったこともあって、その会社でのローカルルールなどがが分からずに、かなり苦労しました。

これまでの経験上、会社やプロジェクト、はたまた人によってやり方が違い、ある程度なら対処できる自信がありましたが、今回、私が入ったプロジェクトに関して言えば、いくつかの会社(またはエージェント)からメンバーを寄せ集めてやっているようで、同じプロジェクトのメンバーであっても、メンバー同士で見えない壁みたいなのが存在し、その壁が途中参加だった私には見えず、かなりやりずらかったのが印象として残っています。

途中参加のプロジェクトだったことも理由としてありますが、プロジェクト新規参加者へのアプローチがまったく考慮されておらず、正直に言って、最初はなんで新しく人を雇ったの?と理由を疑うレベルでした。

今となっては、単純にプロジェクトのマネージメントが機能していなかっただけ、ということがなんとなく分かってきたのですが、それまではひたすら議事録を書かされたり、雑用をやらせておけばいい、みたいな雰囲気を感じて、さすがに継続はないな、と思っていましたが、少しずつ、改善の傾向が見られてきたので、とりあえずは様子見といった状態です。

会社として使用するツールの見直しも重なっていた時期で、作業の流れが定まっていなかったことも、やりずらさを感じていた一因だったかと思います。

ただでさえ未経験の分野かつ途中参加のプロジェクトで覚えることが山のようにある状態なのに、新しいツールの導入でさらに追加でやらなければいけないことが増えて、時間がいくらあっても足りないそんな中、議事録を書かされまくって貴重な時間を奪われていたので、一時、誇張でもなんでもなく、人間不信の状態に陥りました。

エージェントサービスの担当と電話で会話していなかったら、おそらく1ヶ月で辞めていたと思います。こういった時に相談できる相手(エージェント)がいるっていうのはかなり有難いですね。仕事を探す以外のことで、エージェントサービスの良さを初めて実感できた気がします。

最後に

今後、どうなるかは分かりませんが、とりあえず3ヶ月間は継続してプロジェクトに参加するつもりです。

3ヶ月が経過したタイミングでまた、改めてどうだったのか、感想などをアップしたいと思います。

ひとりごと】関連記事