2021.8.9

楽天の新モバイルルーター「Rakuten WiFi Pocket 2B」を契約 楽天の料金プランはフリーのリモートワーカーにとって最高の選択

第4のキャリアを目指している楽天モバイル。1年間無料のキャンペーンをやっていた頃からその存在は気になっていましたが、先日、ついに契約してしまいました。

目次

  • 楽天モバイルの料金プランと実施中のキャンペーン
  • 新モバイルルーター「Rakuten WiFi Pocket 2B」
  • 契約期間の縛りや解除料がない
  • 楽天回線のエリア
  • 実際の通信速度
  • リモートワーク用の回線としての利用
  • 最後に

楽天モバイルの料金プランと実施中のキャンペーン

さて、ついつい契約してしまった楽天モバイルですが、料金プランはその他のキャリアの分かり難いプランに比べると、非常に単純で分かりやすいものとなっています。

2021年8月現在の料金プランは以下の通り。

※最新の料金プランや詳細はこちらを参照

0GB~20GBの段階性となっており、一番インパクトがあるのは、1GBまでは無料である点と、20GB超過後は一律2,980円(税別)で、さらに無制限で使い放題である点です。

注意点としては上記の無制限使い放題は楽天回線での通信のみの話で、auのパートナー回線利用時は、無制限で使えることは使えますが、5GB超過後から通信速度が最大1Mbpsに制限されます。

このため、楽天モバイルを契約する際は、自分の住んでいる場所や行動範囲が、楽天回線エリア内かどうかで、使い勝手にかなりの差が出てくるものとなっています。

また、実施中のキャンペーンについては、現在、プラン料金が3ヶ月分無料になったり、スマートフォンやルーターでポイント還元などが行われています。

新モバイルルーター「Rakuten WiFi Pocket 2B」

楽天モバイルを契約した理由は、新しいモバイルルーター「Rakuten WiFi Pocket 2B」が発売されたからです。

ルーターとセットで契約を行う場合、以前からそうでしたが、Rakuten WiFi Pocketが端末価格1円であるのに対し、他のルーターはAmazonなどで販売されているものと比べると高めの設定なので、正直、Rakuten WiFi Pocket以外は割高です。

このため、「Rakuten WiFi Pocket」は長らく在庫なし(入荷未定)といった状態だったのですが、この度、新モバイルルーターとして「Rakuten WiFi Pocket 2B」が発売されたのは、個人的にはちょうどいいタイミングでした。

実質無料に近い金額のルーターであるため、スペックはそこまで高くなく、Wi-Fiは2.4GHzのみ対応で、最大同時接続数は16台といった感じですが、一人で使う分には問題ないレベル。

対応するSIMカードのサイズがマイクロSIMとなっていますが、楽天モバイルのSIMカードは、標準、マイクロ、ナノのどれにも対応する作りとなっているので、とくに問題ありません。

ただ、SIMカードは結構奥まで挿さないとロックされなかったので、その点だけ注意が必要です。

契約期間の縛りや解除料がない

もう一つ、楽天モバイルのいい点は、契約期間の縛りや解除料がないことです。

大抵の場合、1年や2年の最低利用期間というのが設定されていることが多く、その期間中に契約を解除する場合、契約解除料が別途発生したりするのですが、楽天モバイルの場合、最低利用期間の縛りはなく、解除料も発生しません。

あくまでユーザーの獲得が狙いで、一度、楽天回線を使ってみてもらうための措置と思うので、いつかは、最低利用期間や解除料が発生するようにプランの見直しがされる可能性はありますが、現在のところは大丈夫なので、契約してみて思ったよりも速度が出なかったり、利用する場所が楽天回線エリア外だった場合は、すぐに解約しても問題なく、ダメだったらやめればいい、という安心感があるので、お試しで利用するにはいい条件となっています。

楽天回線のエリア

問題の楽天回線エリアですが、以下のサイトから確認可能です。

通信・エリア | 楽天モバイル

個人的には思っていたよりも広がっているという印象で、神奈川にある自宅や自宅周辺の川沿いなどに足を運んでエリアを確認したところ、常時、楽天回線に接続されていて、auのパートナー回線が選択されてしまうといったことはありませんでした。

ただし、まだまだ場所によってはエリア外のところがあって、実家ではパートナー回線でしか繋がらなかったりしたので(エリア判定で確認すると楽天回線エリア内の場所)、実際に楽天回線で利用できるかどうかはやってみないと分からない、といった感じです。

実際の通信速度

気になる通信速度ですが、無制限を売りにしているとトラフィックの増加で低速になりがちですが、楽天モバイルについては、そこそこ速度が出ていました。

ルーターを初めて起動して接続した直後は、安定していなかったのか、速度が極端に遅い時が何度かありましたが、しばらく使っていると、そういった症状は出なくなったので、とくに問題ないと思います。

リモートワーク用の回線としての利用

楽天回線の料金プランが段階性であることは最初にも述べましたが、その最大のメリットは1GB未満は0円である点です。

私の場合、別のモバイルルーターを契約して、リモートワークで利用していたりするのですが、あくまでサブ回線としての利用で、使わない時も度々あり、それに毎月、数千円支払うのはもったいないと思っていました。

必要な時にすぐに使えて、上限金額が決まっているモバイル回線、というのをリモートワーク用に欲していたので、その願いに応えてくれる楽天モバイルは、こちらにとってかなり有難い存在です。

ただ、これにも注意点があって、最近になって長期間(180日)使用していない場合は、利用停止にされてしまうようになってしまったので、ある程度は使いつつ、上手に付き合っていく必要があります。

また、楽天モバイルはルーター利用での契約であっても、電話番号付きのSIMとなっているので、ルーターではなく、スマホで使用することも可能で、この辺の用途については今後さらに検討してみたいと考えています。

最後に

モバイル回線として満足に使えるかどうか不安だった楽天回線ですが、こちらが思っていたよりは、普通に使えました。

あと1~2年もすれば、キャリアとしての地位を確固たるものにできるかもしれません。

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