2021.3.1

GeForce GTX 1650で原神をプレイした際の画質とFPSの比較(フルHD、WQHD、4K)

4Kに対応した液晶ディスプレイを購入したので、4K(3,840 × 2,160)やWQHD(2,560 × 1,440)で原神をプレイした際のGPU使用率やFPSを計測してみました。

目次

  • 環境
  • 解像度:フルHD(1,920 × 1,080、フルスクリーン)
  • 解像度:WQHD(2,560 × 1,440、ウィンドウ)
  • 解像度:4K(3,840 × 2,160、フルスクリーン)
  • まとめ

環境

測定するPCのスペックは、CPUがCore i3-10100F、GPUがGeForce GTX 1650です。

詳しくは以下の記事を参照してください。

10万円以下で作る小型ゲーミングPC(Core i3-10100F、GeForce GTX 1650)

原神の画質設定は「中」と「高」でFPSの最大が60になりますが、「最低」と「低」の場合、30FPSとなるので、今回は計測の条件を合わせるため、すべての画質の設定でFPSの最大を60に設定しています。

解像度:フルHD(1,920 × 1,080、フルスクリーン)

まずはこれまでのプレイ環境であるフルHDでの計測。

画質 GPU使用率 FPS
最低 38% 60(最大)
40% 60(最大)
50% 60(最大)
75% 60(最大)

フルHDの場合、画質「高」で問題なく動作し、GPUの使用率的にもまだまだ余裕があります。

解像度:WQHD(2,560 × 1,440、ウィンドウ)

続いてWQHD(2,560 × 1,440)。WQHDのディスプレイは所持していないので、4Kディスプレイにウィンドウ表示で計測しています。

画質 GPU使用率 FPS
最低 38% 60(最大)
50% 60(最大)
74% 60(最大)
86% 60(最大)

WQHDの解像度ではGeForce GTX 1650は力不足と思っていましたが、意外と最高画質でも60FPSをキープしています。

ただ、原神の場合、フルHD(1,920 × 1,080)でフルスクリーン表示とウィンドウ表示のGPUの使用率を比較すると、ウィンドウ表示の方が低くなっていたので、もしかしたら、WQHDの解像度でフルスクリーン表示すると、60FPSのキープはかなりギリギリになるのかもしれません。

解像度:4K(3,840 × 2,160、フルスクリーン)

最後に4K(3,840 × 2,160)で計測。

画質 GPU使用率 FPS
最低 64% 60(最大)
95% 60(最大)
99% 40
99% 34

さすがに4KともなるとGeForce GTX 1650で画質「中」や「高」の設定は厳しいです。「低」でギリギリといった感じで、シーンによっては60FPSを切るといったレベルになります。

まとめ

原神を4K解像度でプレイする場合、GeForce GTX 1650では力不足で、画質を「中」や「高」にする場合、FPSの最大を30に設定する必要があり(60のままだと画面がカクつく)、画質よりもFPSを重視するなら画質は「低」にして、FPSを60に上げる、といったように、画質優先かFPS優先かで設定が変わります。

折角なので4K解像度をフルスクリーンで使いたいところですが、ウィンドウ表示であってもプレイに集中すると気にならなくなり、WQHD(2,560 × 1,440)をウィンドウ表示にして、空いたスペースに攻略サイトの情報を表示するというスタイルも有りだと感じました。

個人的にはゲームはフルHDでプレイして、ゲーム以外の用途で使用する場合や、上記のような使い方をする際に、4K液晶を使用するのが一番いい方法だと思います。

もちろん、最高画質を4Kで表示すると、結構な迫力があるので、一度は試してみるのもいいかと思います。

アニメ・コミック・ゲーム】関連記事