2021.2.11

VESA非対応のモバイルディスプレイをスタンドに設置する方法

先日、購入したモバイルディスプレイは、自立スタンド付きで外出先で利用するには便利ですが、自宅で利用する場合、高さが足りません。

VESAに対応していないので、VESA対応のスタンドに設置するのは厳しいかと思いましたが、VESA非対応のモニターであっても設置できる商品を見かけたので、試しに購入してみました。

目次

  • 購入した商品
  • 組み立て
  • ディスプレイの設置
  • 実際に使用してみての改善

購入した商品

購入したのは13~27インチのディスプレイに対応したこちらのアダプタ。

VESAに対応したスタンドにこちらのアームを取り付けることによって、VESA非対応のモニターも設置できるというスグれものです。

組み立て

さっそく組み立ててみます。

使用するスタンドは以前の記事(モバイルディスプレイをスタンドに設置してみた結果)で紹介したものになります。

説明書の内容は以下の通り。

そこまで難しくないので細かい工程はハショりますが、4本のアーム部分を以下のように組み立てます。

あとは付属のネジを使ってスタンドに取り付けるだけ。

ディスプレイの設置

組み立ては簡単ですが、アームを組み立てている段階で、正直、このアーム思ったよりも大きい...と思っていて、その予感はやはり的中。

27インチまで対応しているだけあって、通常の取り付け方では、15.6インチのモバイルディスプレイではサイズが小さすぎて、アームで挟むことができません。

どうしたものかと、しばし逡巡しましたが、仕様では13インチから対応していたはず。説明書や実際のVESA穴の位置を確認すると、アームの取り付け方法が4パターンあることに気が付きました。

試行錯誤して組み立てた結果が以下の通り。

裏側から。

下側のアームは75mmのVESA穴上下でネジ止めし、上側のアームは下側のアームと共用で75mmのVESA穴で止めています。

上側のアームは1点だけで止めているので、軽く力を入れると動いてしまいますが、そこそこ重量があるので、自重でモニターを抑えるような形になっています。

実際に使用してみての改善

付属のパーツを使ってモニターを固定する場合、上記の手順で完成となるのですが、実際にディスプレイに画面を表示してみると、モバイルディスプレイのベゼル幅が狭いせいか、上側のアームがかなり視界の邪魔になる感じでした。

もう少し目立たなくさせたかったので、付属のパーツは外して、ホームセンターで黒色のネジ(M6)を購入して取り付け。

ネジはきつく締めるとモニターのフレームにキズが入ってしまうので、仮止めくらいの力で軽く締めています。

アームの自重でモニターを挟んでいるので、こちらの方法でも問題なく固定可能でした。というか、こちらの方がしっくりきますし、アームがそこまで視界の邪魔にならないのでオススメです。

モニターを固定しなくていもいいなら、下側のアームだけ使って、立てかけるということも可能で、100円ショップで売っているスマホリングや結束バンドをなどを使って、上側のアームをなくしても固定する方法はありそうです。

あまり確認せずに購入したので、最初はちょっと失敗したかな、と思いましたが、嗜好錯誤すると、色々な取り付け方ができるアイテムなので、意外と使えます。

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