2021.2.17

エレコム製ゲームコントローラーの分解・修理(JC-U3613MBK)

PCで原神をプレイするようになってはや数ヶ月といったところですが、キーボード&マウスでの操作に不慣れだったので、ゲーム用のコントローラーを使用しています。

使用しているコントローラーはエレコムとEasySMXの2つ。

どちらも有線タイプのコントローラーで、購入した理由はもちろん安かったからなのですが、そのせいか、ちょっと使ったレベルで、どちらのコントローラーにも不具合が発生。

そんなわけで、今回はエレコム製ゲームコントローラー(JC-U3613MBK)の分解・修理について紹介します。

EasySMX製コントローラーの分解・修理の様子についてはこちらを参照。

目次

  • 不具合の内容
  • 分解
  • 不具合の詳細
  • 修理・対応
  • 最後に

不具合の内容

対象となるエレコム製のコントローラー(JC-U3613MBK)はこちら。

不具合の内容は、一番使用頻度の高いBボタン(赤色)が固くなってしまい、押しても反発が弱いので、一瞬、押し続けた状態になってしまうことで、原神での操作では、通常攻撃したいのにたまに重撃で攻撃してしまうといった感じになります。

どうしてこのような状態になってしまったかというと、久しぶりのゲームでついつい熱くなって、力加減を誤ってしまったのが原因だと思います。

分解

まずは修理のためにコントローラーを分解。

背面からネジで止められているのこれを外します。

LT/RTボタンの配線が基盤と繋がっているので、勢いよく外さないように注意が必要。

基盤もネジで止められているので、こちらも外します。

外す際にコントローラーを裏返しにしたりすると、ボタンのパーツがポロポロと落ちてしまうので、裏返さないように気を付けましょう。(一回、やらかしましたが、嵌め込みの形状がボタンによって違うので、どこに嵌めればいいか分からなくなることはありませんでした)

不具合の詳細

問題のBボタン(赤色)ですが、ボタン自体には問題ありません。

問題があったのは、ボタンを抑えているラバーパッドで、直接手で押してみると、Bボタンの箇所のみ反発が弱くなっていました。

修理・対応

不具合の原因は判明しましたが、ラバーパッドの弾性をリペアする方法が思いつかず、交換用のパッドもないので、どうしようかと迷いましたが、パッドを左に90度回転させてみることにしました。

使用頻度の多いBボタン(赤色)を復活させて、そこまで頻度の高くないYボタン(黄色)が微妙になるという寸法。

ものは試しということで、ラバーパッドを基盤から外して、

これを左に90度回転して取り付け直します。

元々のYボタンの位置のラバー部分が少し欠けている状態なので、これを基準にすると、変更前と変更後でどう変わったのかが分かりやすいと思います。

あとは取り外した基盤などを元に戻して完了です。

最後に

修理後、実際に使ってみた感じとしては、思っていた通りにBボタンが押せるようになったので快適になった反面、Yボタンはやはり反発が弱くなって、使いずらくなっていますが、原神の場合、たまに押すくらいのボタンなので、個人的にはこれで十分です。

一つだけ気がかりなのは、Bボタンの次にAボタン(緑色)がちょっと固くなっていた点。(修理後はBボタンの位置)

使用頻度としてはBボタン ⇒ Aボタン ⇒ X・Yボタン、といった感じだったので、頻度順となっていますが、そこまで連打していなかったボタンなので、もしかしたらコントローラー自体の耐久性がそこまでないのかもしれません。

高いものではないので、過度な期待はできませんが、大切に使うので、もうしばらくは使えてほしいところ。まあ、Bボタンがまた固くなったら、後2回はラバーパッドを回して対応できますけどね。

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