Dell Inspiron 14 5405(AMD Ryzen 7 4700U)購入レビュー
どれを買おうか悩んでいた10万円以下で買えるRyzen 4000Uシリーズ搭載のノートパソコンですが、最終的にDellのInspiron 14 5405(Ryzen 7 4700U)を購入しました。
先日、このノートパソコンが自宅に届いたのでレビューしてきたいと思います。
目次
- 購入したノートパソコン
- スペック
- 内部へのアクセスと構造
- CrystalDiskMark 7.0.0
- zipファイル解凍
- Node.jsプロジェクトのビルド、コンテンツ生成
- Dell Inspiron 14 5405 の良いところ、悪いところ
- 納期について
- メモリーの増設(デュアルチャネル駆動) [2020年7月22日 追記]
購入したノートパソコン
購入したノートパソコンはこちら、DellのInspiron 14 5405(Ryzen 7 4700U)です。
カラーはプラチナシルバーとエデンの2択だったので、今回はエデンにしてみました。初めてのカラーでしたが、青みがかったシルバーといった感じでカッコいいです。
天板上にはDELLのロゴ入り。本体の質感や肌ざわりは良くて、指紋が付きにくいものとなっています。
左側面のポートは電源ジャック、HDMI、USB 3.2 Gen 1、USB 3.2 Gen 1 Type-C(DP/PowerDelivery対応)。
右側面のポートはヘッドフォン/マイクロフォンコンボ、USB 3.2 Gen 1、microSDカードリーダー、となっています。
キーボードとタッチパッドの配置は以下の通り。
USB Type-CがPowerDelivery(PD)に対応しているので、Type-C経由で充電が可能です。ただし、30W出力のものでは充電できなかったので、45W以上の出力ができるアダプタが必要(USB Type-Cハブを経由する場合は60W以上)。
また、USB Type-Cポートはディスプレイ出力(DP)にも対応していて、ケーブル一本で外部のモバイルディスプレイを利用することができます。
HDMIポートが別途あるので、デュアルディスプレイならぬ、トリプルディスプレイの作業環境を構築することも可能なのが嬉しいところ。
スペック
購入したノートパソコン(Dell Inspiron 14 5405)のスペックは以下の通り。
モデル | Inspiron 14 5405 |
---|---|
OS | Windows 10 Pro |
CPU | AMD Ryzen 7 4700U(8コア、8スレッド) |
メモリー | 8GB(1x8GB、DDR4、3200MHz) |
ストレージ | 512GB(M.2 PCIe NVMe SSD) |
ディスプレイ | 14インチ、FHD、IPS、非光沢 |
その他 | 指紋認証センサー搭載 |
Ryzen 7 4700U搭載の標準モデルから、OSをProにして、指紋センサーを追加した、という構成になります。上記の構成で、10万円出してもおつりが返ってくるので、コストパフォーマンスはかなり高いです。
本体のサイズは所持しているLenovoのIdeaPad S340と比較すると、一回り小さくした感じ。
内部へのアクセスと構造
購入後、メモリーを追加したかったので、裏蓋を開けて追加できるかどうか確かめてみました。
裏蓋をとめているネジは全部で7箇所。プラスドライバーさえあれば、簡単に取り外すことができます。
裏蓋を取り外すと中の構造は以下のようになっていました。
肝心のメモリースロットは2つあり、
片方(DIMM1)にはメモリーがセットされていますが、もう片方にはメモリーがセットされていないので、あとでメモリーを増設することができそうです。
ちなみに初期で搭載されているメモリーはSK hynix製のメモリー(8GB、HMA81GS6DJR8N、PC4-3200-SA2-11)でした。
SSDはSamsungのPM991が搭載されています。
以下、CrystalDiskMarkのストレージ速度の計測や、実際の作業を想定した処理速度の確認をしてみました。
CrystalDiskMark 7.0.0
Inspiron 14 5405(Ryzen 7 4700U)のCrystalDiskMark(7.0.0)の結果は以下の通り。
これまで使っていた他のPC、Lenovo IdeaPad S340(Ryzen 5 3500U、SN520)や、ベアボーンPCのNUC6i7KYK(Core i7 6770HQ、Intel SSD 600P)の結果はそれぞれ以下の通り。
読み込みと書き込みどちらも今回購入したInspiron 14が上回っています。さすがは最新のノートパソコンです。
※ GeekbenchやCINEBENCH、FF15ベンチマークを使った比較はこちら
zipファイル解凍
Node.jsプロジェクトのビルド、コンテンツ生成
Dell Inspiron 14 5405 の良いところ、悪いところ
動作がサクサクなのは当然として、Dell Inspiron 14 5405(Ryzen 7 4700U)の良いところをまとめると以下の通りです。
- Ryzen 7 4700U搭載で税込み10万円以下で購入できる
- OSにWindows 10 Proが選択可能
- 指紋センサー有り(追加可能)
- メモリー追加可能
- USB Type-Cからの映像出力や充電が可能
- HDMIとUSB Type-Cの映像出力を併用することでトリプルディスプレイの環境を構築することができる(ノートPCのディスプレイ×1、外部のディスプレイ×2)
- 本体の質感や肌触りがいい
- 本体が軽い(1.36kg)
- 本体カラーを選択できる(プラチナシルバー、エデン)
- キーボードにバックライトが付いていて暗闇でも分かりやすく、オン/オフの切り替えができる
逆に悪かったところは、キーボードの「Delete」キーの位置が電源ボタンの横にあって慣れず、たまに押し間違ってしまうことです。ただ、これに関しては、個人的には自宅メインでの使用で、家では慣れた外付けのキーボードを使用する予定なので、そこまで気にしていません。
とりたててはそれくらいで、しばらく使い込んでいけば他にもあるかもしれませんが、現状ではかなり満足しています。
新しいパソコンはやっぱりいいですね。
納期について
最後に納期について少し。
今回、Dellの直販サイトから注文して、およそ2週間程度で自宅に届きました。注文時に納期予定日が表示された時は3週間後だったので、1週間ほど早く到着したことになります。
注文時の状況にもよりますが、おそらく余裕を持った予定日を最初に掲示しているのだと思います。
ただ、私と同じようにこの機会にノートパソコンの買い替えを行っている人が多いのか、直販サイトを再度確認すると、納期が以前よりも延びてしまっているので、どれを買おうか悩んでいる人は悩んだ分だけ納期が延びそうなので、そこだけ注意が必要です。
メモリーの増設(デュアルチャネル駆動) [2020年7月22日 追記]
先日メモリーの増設を行い、無事に追加できることを確認しました。
Dell Inspiron 14 5405 にメモリーを増設してデュアルチャネル駆動
メモリーのデュアルチャネルにも対応しているようで、増設すると、ベンチマークのスコアが跳ね上がります。