Dell Inspiron 14 5405 にメモリーを増設してデュアルチャネル駆動
購入したノートパソコン Dell Inspiron 14 5405(AMD Ryzen 7 4700U)のメモリーが8GBで、確認したら空きスロットがあって増設できそうだったので、もう8GB追加して合計16GBにしてみました。
目次
- 購入した追加用のメモリー
- メモリーの増設
- 起動確認
- メモリーの容量確認
- 増設後のベンチマークスコア
- 最後に
購入した追加用のメモリー
Dell Inspiron 14 5405(AMD Ryzen 7 4700U)に搭載可能なメモリーの規格は以下の通り。
- DDR4-3200(PC4-25600)
- S.O.DIMM(ノート用、260ピン)
標準で搭載されていたメモリーは、SK hynixのHMA81GS6DJR8N(8GB)でした。
この規格に合わせて、追加用に購入したメモリーはこちら(8GB、crucial)。
メモリーの増設
起動確認
メモリー増設後にPCの電源をオンにすると、警告メッセージで「Memory Change」と表示されました。
とりあえず右下の「Continue」ボタンを押してみると、システムスキャンが開始されます。
2~3分かかってスキャンが終了すると、以下のメッセージが表示されました。
No hardware isuues were found. Please click continue to launch the SupportAssist OS Recovery for further help in resolving your problem. If you do not want to continue, you can click Cancel to restart your computer.
ハードウェアに問題ないようだったので、「Cancel」を押して再起動を行うと正常にWindowsが起動しました。
警告メッセージが表示された時はドキっとして、もしかしたらメモリーを増設するとシステムが起動しないんじゃないかと思って不安でしたが、そんなことはないようで一安心です。
メモリーの容量確認
増設後のベンチマークスコア
デュアルチャネルに対応していることは知らなかったので、メモリー増設後に再度ベンチマークを計測してみると、その結果に驚愕。
◆Geekbench5 - CPU
◆FF15ベンチマーク
※ 詳細なベンチマークの比較はこちらの記事を参照
どのベンチマークも総じてスコアが上昇しており、FF15のベンチマークに至ってはシングルの時に比べて、50パーセントもスコアが上がっていました。
最後に
メモリーの増設は比較的、簡単に行うことができます。
意外だったのはメモリーがデュアルチャネル駆動することによる性能の向上。
グラフィック性能だけでなく、CPU関連のベンチマークのスコアも向上していることを考えると、どちらもメモリーの帯域がボトルネックとなっていたことが考えられます。
下位モデルも同じように性能が向上するかどうかは不明ですが、少なくともRyzen 7 4700Uについてはその性能を全力で発揮するためにはデュアルチャネルが必須なようです。