2020.7.24
2020.8.15

USB Type-Cハブ(HDMI、LAN、PD)はリモートワーク用ノートパソコンの必需品

先日、購入したDellのノートパソコン(Inspiron 14 5405)は、自宅メインのリモートワーク用として使う予定で、仕事用として使うなら有線LANやトリプルディスプレイ用のHDMIポートが欲しかったので、それに対応したUSB Type-Cハブを購入しました。

目次

  • 購入したUSB Type-Cハブ
  • 有線LANの接続
  • 外部ディスプレイへの映像出力
  • 各ポートの同時利用
  • USB Type-Cハブを使ってみた感想

購入したUSB Type-Cハブ

USB Type-Cポートに接続できるハブには、HDMI、LAN、PD、SDカードリーダーなど、色んなものに対応した製品がありますが、個人的に必要なのは、有線LANとHDMIポート、それにPDに対応したUSB Type-CやフルサイズのUSBがいくつかあればいいかな、といった感じです。

そんな私の希望にピッタリの製品だったのが、「Selore&S-Global」のUSB Type-Cハブ。

ポートは、HDMI、LAN、PD(USB Type-C)、USB3.0の「4 in 1」で、実物を見ると意外とコンパクト。

マイクロSDカードリーダーはノートPC本体に搭載されている上、「6 in 1」とか「7 in 1」とかあっても使わないポートが多くなりそうなので、私にはこれくらいがちょうど良いです。

有線LANの接続

まずは有線LANの確認。

LANポートは1000Mbpsまで対応しているので、それに対応したLANケーブルを繋いで確認してみると、インターネットの速度が560Mbpsと脅威の速度を叩き出しました。

ちなみにWi-Fi接続時の速度は210Mbps。

以前、IPv6に移行した時に50Mbpsから220Mbps前後に速度が跳ね上がったので、それが限界かと思っていたら、どうやらそれは対応しているWi-Fiの限界速度だったようです。

有線LANにすることで安定性も向上するので、リモートワークは可能なら有線LANでやった方がいいでしょう。

外部ディスプレイへの映像出力

続いて、ハブ経由のHDMI出力を確認。

問題なく使えます。

なお、接続しているモバイルディスプレイはハブのPD(USB Type-C)から給電しています。

各ポートの同時利用

なにげに一番気になっていたのが、すべてのポートを同時に利用できるのか、ということ。

ですが、この心配は杞憂で、HDMI、LAN、PDを使用しながら、USB3.0ポートにUSBメモリを繋いだら、普通に認識されて、操作も問題ありませんでした。

ハブ本体がそこそこ熱くなりますが、とりたてて問題があるレベルではないと思います。

USB Type-Cハブを使ってみた感想

今回購入したSelore&S-GlobalのUSB Typc-Cハブですが、想定していた使い方では問題がなかったので個人的には満足しています。

ただし、一つだけ気になったのは、充電器からのUSB Type-Cケーブルをこのハブを経由してノートパソコン(Dell Inspiron 14 5405)に繋ぐと充電できなかった点です。

充電器の出力は45W。充電器から直接ノートパソコンに接続すると充電されるので、充電器の出力が足りていないわけではなく、ハブのPD(USB Type-C)も60Wまで対応しているので、スペック上は問題なし。

ハブ経由であっても他のノートパソコン(45Wよりも低い電力で充電可能なもの)やスマートフォンであれば充電できます。このことを考えると、ハブを経由することで出力電力が減退してしまっていて、ノートパソコンに給電できる範囲を下回ってしまっている、という可能性があります。

この手の製品(USB Type-Cハブ)は、ノートパソコン側へ出力される電力が減退する傾向にあるようなので、45Wではなく、単ポートで60W以上出力できる充電器なら充電できるかもしれません。

我が家には45Wまでの充電器しかないので残念ながら確認はできませんでしたが、もし購入される場合はこの点に注意する必要があります。

個人的には、ノートパソコンの給電にはACアダプタを使うので、問題はありません。

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