2020.4.6

Windows 10のバージョンとライフサイクルについて

Windows 10は半期ごとに新しいバージョンがリリースされていて、基本的にはリリースされたタイミングで新しいバージョンへのアップデートが必要になりますが、Pro版の場合、このバージョンアップを意図的に遅らせることが可能(1~365日)です。

ただ、その設定を変更して、変更したことをすっかり忘れていたら、Windows Updateに表示されるメッセージの内容が理解できず、小1時間ほど時間を浪費してしまいました。

目次

  • Windows Updateに表示された警告メッセージ
  • インストール時期の選択
  • Windowsのバージョンのライフサイクル
  • 最後に

Windows Updateに表示された警告メッセージ

Windowsを起動した時、なぜかWindowsのヘルプが表示されるようになったので、Windows Updateを確認すると、画面には「最新の状態です。」と表示されているにもかかわらず、その下のメッセージには「現在実行中のWindowsは、サービスの終了が近づいているバージョンです。最新バージョンのWindows 10に更新して、最新機能やセキュリティ強かを入手することをお勧めします。」と表示されていました。

Windows Updateは最新の状態なのに、なんでサービスの終了が近づいているバージョンと表示されているのか、これに気がつくのに少し時間がかかりました。

インストール時期の選択

原因は、Windows Updateの詳細オプションで設定できる「更新プログラムをいつインストーするかを選択する」の項目で、機能更新プログラムの日数に最大の「365」日を設定していたことでした。

以前、新しいバージョンにアップデートした時、動作が不安定だったことがあったので、インストール時期を遅らせるように設定していたのですが、この設定を行ったことを完全に忘れていたのです。

この日数を短くしてWindows Updateを行ったところ、新しいバージョンのインストールが実施されて、警告のメッセージも出力されなくなりました。

Windowsのバージョンのライフサイクル

Windowsの各バージョンのサービスの提供期間がどれくらいか気になったので調べてみると、以下の通りでした。

Windows ライフサイクルのファクト シート - Windows Help

WindowsのエディションがHomeやProの場合、新しいバージョンがリリースされてから、およそ1年半がサービスの提供期間となっています。

今回、私のPCに入っていたバージョンが「1809」で、そのバージョンは2020年5月12日がサービスの終了日となっており、残日数が少なくなっていたので、今回のような警告メッセージが出力されていたようです。

最後に

新しいバージョンにアップデートする時期を遅らせすぎると、今回のような事態に陥ってしまうので、更新プログラムの停止は長くても半年程度がいいかもしれません。

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