2020.4.7

WSL(Windows Subsystem for Linux)を使って「Ubuntu」のインストール

Node.jsのフロントエンド開発をMacでやった方がいいのかどうか悶々と悩んでいたら、WSLベースのLinuxで開発すればいい、みたいなコメントを見かけて気になったので、とりあえず、開発用にUbuntu(Linux)をインストールしてみたいと思います。

目次

  • WSLの有効化
  • Ubuntuのインストール
  • Ubuntuの起動、初期設定
  • 最後に

WSLの有効化

WindowsにUbuntuをインストールするには、WSLを有効にする必要があります。

スタートからコントロールパネルを開いて「プログラム」を選択。

画面が表示されたら、「プログラムと機能」欄にある「Windowsの機能の有効化または無効化」を選択します。

Windowsの機能一覧が表示されるので、真ん中辺りにある「Windows Subsystem for Linux」を選択して「OK」を押します。

しばらく待つと、変更完了のメッセージが表示されます。

最後に再起動して設定を反映します。

Ubuntuのインストール

続いて、Ubuntu(Linux)をインストールします。

Microsoft Storeを表示して、検索ボックスに「WSL」と入力したら、一番上に表示される「WindowsでLinuxを実行する」を選択します。

画面が切り替わると、インストール可能なLinux OSの一覧が表示されるので、この中から「Ubuntu」を選択します。

Ubuntuが表示されたら「入手」を選択して、ダウンロードとインストールを実行します。

インストールが完了したら、右上の「起動」というボタンが表示されます。

Ubuntuの起動、初期設定

Ubuntuはインストール後、Windows上にアプリとして登録されているので、検索すると他のアプリ同様に一覧に表示されます。

アプリを選択して実行すると、Ubuntuのターミナルが起動します。(初回はユーザーの登録が必要)

ユーザー登録後、ターミナルからLinuxコマンドを実行すると、通常のLinuxと同じように操作することができます。

最後に

WSL(Windows Subsystem for Linux)を使用する際の注意点ですが、Linuxのカーネル上でOSが動作しているわけでなく、あくまでWindowsが独自に用意したプログラム上で動いているため、デバイス操作などのコマンドやDockerを使うことはできないようです。

個人的にはDockerを使う予定が今のところないので問題ありませんが、今後、必要になる可能性もあるので、その時は、WSL2(WSL 2 のインストール | Microsoft Docs)に期待したいと思います。

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