2019.11.4

生協が運営する会員制スーパー「コープ」について

先日、DQウォークならぬDQサイクリングでレベル上げした帰り、これまでに何度か利用したことのあるスーパーに寄ったら、購入した後に「会員制スーパーなので入会してくれないと困ります」と言われました。

いやいや、コストコじゃないんだから...と、その時は取り合わず、強引なポイントカードかクレジットカードの勧誘かと思ったのですが、帰って調べてみると確かに会員制のスーパーでびっくり。

どうやら店名に「コープ」と名の付く、生協が運営するスーパーがそれのようです。

レジで精算する際に要求されていたのが、ただのポイントカードだと思っていたので、まったく気が付きませんでした。

目次

  • 生協について
  • スーパーの店名について
  • 入会するとどうなるのか
  • 最後に

生協について

生協は「生活協同組合」の略で、消費者一人ひとりが出資金を出して組合員となり、共同で運営・利用する組織。

詳しくはこちら(生協/コープ|日本生活協同組合連合会)を参照。

上記のサイトで確認すると、スーパーだけでなく、食料や日用品の宅配、共済、訪問介護、葬祭など、地域に密着したサービスを提供しているのが分かります。

なるほど。地域密着...いい言葉ですね。

ただ、それは、私のように引っ越しでやってきたよそ者や一見さんには厳しく冷たいということと表裏一体。

生協を利用するなら入会するのが周知の事実として地元で知れ渡っていても、私のように幸か不幸かこれまで生協と関わることがなかった者にとっては、まさに青天の霹靂。コストコくらい知名度があるならいいですが、正直なところ、生協はそこまでではないと思います。

というか、スーパーに入店する際にカード認証とかあると、入会するつもりがない状態で、そのスーパーを利用したりするなんてことはなくなるんですけどね。

スーパーの店名について

さて、そんな生協の運営するスーパーは全国にあって、店名に「生活協同組合」ないしは「○○コープ」と付いているのが特徴です。

販売されているものや店の雰囲気など、他のスーパーとの違いはなかったので、入会が必要な生協が運営するスーパーかどうか判断するには、まず店名が手掛かりになるかと思います。

ただ、これを知って、昔、大分県の由布院に住んでいる頃、「Aコープ」というスーパーがあったのを思い出し、調べてみると、こちらは「生活協同組合」とは別の「JA(農業協同組合)」が運営しているスーパーのようで、組合へ加入しなくとも買い物ができるようでした。

...紛らわしいですね。

どうやら店舗のドアに会員制である旨が掲載されているようですが、普通、ふと立ち寄ったスーパーで、そんなことまで確認しません。なので、組合員にならないと店内に入ることすらできない仕組みにしてほしいのが正直なところです。

何度か利用した後だったので、「まさか!?」と思って、相手の言うことがまったく信じられませんでした。

入会するとどうなるのか

そんなわけで、スーパーを利用するためには生協への入会が必要になるわけですが、入会すると、基本的にはポイントカードが使えたり、会員にしか購入できない商品や一般の商品を割安で購入できたりするみたいです。

それくらいだったら、無記名のポイントカードでいいと思うのですが、入会時に住所や電話番号が必要みたいなので、もしかしたら、入会後にパンプレットや組合関連のお知らせが家に届くのかもしれません。

この手のサービスは、経験上、ネット経由で退会できなければ、あとが面倒。

公式サイトをざっと見ましたが、ログイン機能などはなかったので、ネットから退会はできそうにありませんでした。

ちなみに入会時は出資金として数百円が必要で、退会すると返金してくれるそうです。

返金してくれるのはありがたいですが、それでは出資金とは名ばかりのデポジット(預り金)なのでは...と、思うのは私だけではないはず。

最後に

とりあえず、調べた限りは組合員になっても大丈夫そうでしたが、できるだけポイントカードを作りたくないので、とりあえず、今後は生協が運営するスーパーの利用は控えさせて頂きます。

生協よりも安いスーパーが近くにあるので当面は問題ありませんが、選択肢が一つ減ることを考えると、ちょっと残念ですね。

なお、”基本的”に組合員でなければ購入できないだけで、実際はこれまでの私のように組合員ではなくても購入できるようですが、そうでない場合もあるようなので(組合員以外の人は、生協(コープ)では、買い物してはいけないのでしょうか...)利用する際は気を付けた方が良さそうですね。

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