FAZER25でソロキャンプツーリング「カナディアン・ヴィレッジ」
大分帰省キャンプの2日目。福岡でキャンプした後に向かったのは、大分県は九重町にある「カナディアン・ヴィレッジ」。
最近は一旦家に帰るのが面倒なので、帰省時にキャンプする時は大体2泊3日の日程で行っていますね。
目次
- キャンプ場までの道中
- 場内の施設
- テント、タープ設営
- 夕食
- 焚火
- 朝食
- 最後に
キャンプ場までの道中
場内の施設
とりあえず初めてのキャンプ場なので、まずは場内の施設やサイトの確認を行います。
キャンプだけではなく、ロッジやコテージで宿泊できるのがこちらの施設の特徴。
オフィスと書かれた小屋には人の気配がなかったので、どこが受付だろうかと場内をうろついていると、メインロッジの方から受付の人が出てきて案内して頂きました。繁忙期ではないので、ロッジの方で受付しているんでしょうね、多分。
出入口には大きめの犬がいましたが、訪問者に慣れているのか、吠えられることもなかったので、一安心。
トイレは水洗・洋式で、きちんと手入れがされているようで清潔でした。
ゴミはもちろん持ち帰り。
フリーサイトは段々畑のような形状になっていて、1つの段で2~3組のキャンプができるような広さがあります。
上記のような形状になっているため、基本的にはバイクであってもサイトへの乗り入れはNGとのことですが、この日のキャンプは私だけだったので、乗り入れても問題ないとのことでした。
これが本当のソロキャンプ...
ただし、サイトが乗り入れできるような作りにはなっていないため、乗り入れる場合は転倒などに注意が必要です。
コインシャワーなどの施設はなく、代わりに風呂が用意されていますが、キャンプ場利用者は別途料金(400円)がかかります。
入浴時間は16時~22時。
キャンプ場周辺にはいくつか温泉があるので、可能ならそちらで入浴してからくるのもいいかもしれませんね。
テント、タープ設営
夕食
焚火
食後はやっぱりキャンプでは欠かせない焚火...ですが
こちらで購入した薪はまだ薪にしてから日が浅いのか乾燥が十分でなく、かなり燃えにくくて悪戦苦闘。焚火台の周囲に立てかけている薪はなんとか乾かしながらやろうとした涙ぐましい努力の跡です。
このままでは薪を使い切れずに夜を明かしてしまいそうでしたが、ここで、薪割り用のナイフを所持していたことを思い出しました。
ナイフを使って薪割に励むこと小一時間。
初めはこんな小さなナイフで薪が割れるのかと半信半疑でしたが、ナイフの先をハンマーで叩いてやると、意外と簡単に薪割りができて、本当なら昼間にやっておくべきことでゴム製のハンマーとはいえ叩く音が辺りに響きましたが、キャンプをしているのは私一人なので、気兼ねなく薪割りに励むことが出来ました。
薪割りして細くしたとはいえ、湿っていて燃えにくいのは変わらないので、キャンプファイヤー仕様の組み方で、火に当てて乾燥させながらでやっと燃え続けてくれました。
とはいえ、気を抜くと、すぐに火が鎮火したり、逆に炎が強くなりすぎたりしたので、この日の夜は、この焚火を常時監視しなければいけませんでした。
そんな感じで夜が更けていき...
猫用のエサを傍らに置いて、夜の訪問者を待ちましたが
やはり標高が高い場所のキャンプ場なためか、猫が訪れてくる気配は残念ながらありませんでした。
朝食
夜はかなり冷え込みましたが、小さなホッカイロを両足の靴下と上着のポケットに忍ばせておいたら、結構暖かくて、快適に眠ることができました。
朝食は余った食材の消化になりますが、とりあえずはタピオカティーを頂くことにします。
今年流行ったタピオカドリンクがどんなものか味わいたくてドラッグストアで見かけて購入したインスタントで作れるタピオカティー。
お湯を沸かしてホットで飲んでみましたが、正直なところ、タピオカ抜きでティーだけで十分ですね。インスタントだからかもしれませんが、入っていた乾燥タピオカはあまり美味しいものではありませんでした。
前日のキャンプで使い忘れていた卵は、なんにも考えてなかったので、目玉焼きにします。
これをバーナーで炙ったパンに挟んで頂きました。
この日の朝食もやっぱり食べ過ぎで、ちょっとお腹が苦しかったです。
最後に
カナディアン・ヴィレッジは車両の乗り入れは基本的にはできないものの、場内の施設はちゃんと掃除が行き届いていて、大変気持ちよくキャンプすることができる場所でした。
近くには登山やトレッキングに適した九重連山があるので、ここをベースとして、そういったアウトドアで利用するのもいいかもしれませんね。
カナディアン・ヴィレッジでキャンプする際に一点だけ注意したい点は、今回、キャンプ中にずーと5分間隔でかなり大きめの発砲音が鳴っていたことです。
最初は『なんの音だろう? まあ、でも、しばらくしたら止むでしょ』と思っていたら、まさかの朝方までずっと鳴りっぱなしで、遠くならまだしも近くで鳴っていたので結構な耳障り。そのため、就寝時はイヤホンを装着して、環境音(ホワイトノイズ)を垂れ流さないと眠ることが出来ませんでした。
受付の人に聞くと、近くの農家で稲刈りがまだ済んでいないため、イノシシやシカなどの害獣から作物を守るための音を鳴らしていたとのこと。これまでは電気柵などで対策していたようですが、なぜか今年からプロパンガスを使った爆音機?を導入したそうな...
稲刈りが終われば鳴り止むとは思いますが、ロッジやコテージならまだしもキャンプをする場合は、布一枚では音を遮ることができないので、耳栓やイヤホンを用意するか、念のため、予約時にキャンプ場に確認するのがいいかと思います。