2019.10.21

FAZER25でキャンプツーリング「若杉楽園キャンプ場」

神奈川で何度かキャンプを企画しましたが、ことごとく雨予報で中止を余儀なくされ、若干のフラストレーションが溜まっていましたが、大分帰省時にようやくキャンプをすることができました。

今回キャンプしてきたのは福岡にある「若杉楽園キャンプ場」。

大分からはちょっと遠いですが、無料のキャンプ場で(車は有料)、一度は行ってみたいと思っていたキャンプ場になります。

目次

  • 大分出発
  • 道の駅「香春」で休憩と昼食
  • キャンプ場に到着
  • 場内の施設
  • サイト決め、テント設営
  • 夕食
  • 焚火
  • 朝食
  • 米の山展望台
  • 最後に

大分出発

相棒であるFAZER25は数日前にオイルフィルターを交換して試走もしているので準備万端。

キャンプ道具の積載は久しぶりでしたが、何度もやっているので、やりながら思い出すとう感じで、慣れた手つきで1時間程度で完了しました。

この日は実家に兄の家族も帰省していて、キャンプ道具を搭載した状態の私のバイクに興味深々で、「ちょっと乗らせて」と言われてたので、カギを渡したら、まさかのクラッチを握らずにエンジンをかけてギアチェンジするという恐ろしい所業をやってのけました。

バイクはセンタースタンドで立てていた状態だったので転倒したりはしませんでしたが、リアに搭載したキャンプ道具が重くて後ろのタイヤが地面に接地していたので、危うくセンタースタンド状態からのスタートダッシュを決めてしまうところでした。

よくよく考えたらギア付きのバイクには乗ったことがない兄なので、操作に不慣れなのも仕方がないのですが、それでも果敢にチャレンジしようとする姿勢はさすが兄といったことろでしょうか。

そんなプチハプニングに見舞われもしましたが、時間きっかり、予定通りに家を出発することができました。

道の駅「香春」で休憩と昼食

この日は休日だったので渋滞に巻き込まれる覚悟もしていましたが、そういったこともなく、道中はすこぶる順調。休憩と昼食も事前に決めていた道の駅「香春」でとることが出来ました。

昼食で何を食べるかまでは決めていませんでしたが、なにやらこの道の駅では弁当が有名みたいだったので、覗いてみると

色んな種類の弁当が置いてあり、しかもどの弁当も入っている量に比べて値段が安く、かなりコスパが良かったです。

種類が多くて選ぶのにかなり迷いましたが、最終的には「チキン南蛮弁当」をチョイス。

普通の弁当なら、チキン南蛮と申し訳程度のキャベツの千切りと漬物くらいしか入っていませんが、ここの弁当はメインのおかず以外の副菜が盛り沢山。税抜き380円だったのですが、これはかなり安いと思います。

チキン南蛮らしさはあまりなかったですが、弁当にしたら味も美味しく、量も多かったので個人的には大満足でした。

キャンプ場に到着

道の駅「香春」からおよそ1時間程度で、若杉楽園キャンプ場に到着。

キャンプ場への出入口は駐車場そのものだったので、本当にここでいいのか入口手前で逡巡しました。

今年から車は有料になったという話は聞いていましたが、3時間までなら無料のようですね。

で、ゲートの左側をよく見ると、バイクと自転車のための脇道が用意されていました。

バイクにサイドバッグを搭載していると、結構ギリギリの幅しかなかったので、通行時は注意が必要です。

初めてのキャンプ場で場内の規模や位置がまったく掴めていないので、とりあえずゲート近くにバイクを駐車して、散策に行くことにしました。

場内の施設

場内の施設、サイトはこんな感じ。

規模的には、奥のサイトが一番広くて10組前後、次いで炊事場周辺と駐車場周辺が各5~6組くらいといったところでしょうか。

最初は、奥にサイトが広がっているとは知らず、まさか駐車場周辺だけか? なんて思ったりもしましたが、さすがにそれはありませんでしたね。

サイト決め、テント設営

で、肝心のサイト決めですが、見晴らしも良くて近くに物を置けそうなベンチがあり、炊事場とトイレが近いポイントでキャンプをしていた人がちょうど帰ったので、すかさずバイクを乗り入れて、ここをこの日のキャンプ地とすることにしました。

立地的には申し分なかったですが、何事にもメリットがあればデメリットもあるもの。

キャンプ地とした炊事場付近のサイトは、下が砂地でめちゃくちゃ固く、ペグを打ち込むのにかなり苦労しました。

仮止めで打ち込んだペグが抜けずに悪戦苦闘した結果がこれです。

ペグを抜くときに使うロープは引きちぎれ、力づくで抜こうとしたらペグの引っかきがあるところが真っ二つ。

この時ほどペグ打ち専用のハンマーが必要であると意識したことはありません。持っていたダイソーのゴム製のハンマーは、ペグを打ち込むのにかなりの力が必要で、ゴムの部分がかなり剥げてしまいました。

そんなこんなで、ようやくテントの設営が完了。

タープは上述の通り、ペグ打ちがしんどそうだったので止めました。

夕食

この日の夕食は以下の通り。

焼きそばみたいに見えるのは、豚バラ、キャベツ、ニラと中華麺で作った私が居酒屋でバイトしていた頃の賄い料理(焼き麺)ですが、最後に卵を中央に落とさないいけないのに、完全に忘れて未完成のまま平らげてしまいました。

このためだけに家からわざわざ割れやすい卵を持って来たというのに...

まあ、美味しかったからいいんですけどね。

トマト煮込みは焼き麺で余った食材をとりあえずトマトで煮込めば美味しくなるだろうと思って用意したもので、味的にはちょっとパンチ不足でしたが、まあ、普通に食べれました。

ちなみに今回のヒットはこちらのスパイス。

いや、このスパイスめちゃくちゃ美味しいですね。

ちょっとお高いですが、それだけの価値があったので、今後、キャンプ時の常備スパイスとして活用していきたいと思います。

焚火

夕食後は待ちに待った焚火。これがしたくてわざわざ大分から福岡へキャンプに来たといっても過言ではありません。

若杉楽園キャンプ場はバイクの場合、無料でキャンプができていいのですが、残念ながら、管理棟や売店といった施設はなく、薪を売っていないので、焚火をするためには、一旦、バイクから荷物を下ろした後、近くのホームセンターまで薪を買いに行かないといけません。

薪を含めて一度にすべてバイクに積載できたらいいのですが、薪の束は意外と大きく、普通に運ぼうとしたらバイク一台で一束って感じです。

そんな貴重な薪を惜しげもなく投入してする焚火はまた格別ですね。

キャプテンスタッグの焚火台&コンロは、コンロとして使うには必要十分ですが、焚火台として使う場合は、ちょっと小さいので、薪が長いと結構はみ出てしまいます。

この場合、燃えカスがどうしても焚火台の外に転がってしまうので、落ちたら拾うを繰り返して、キャンプ場を汚さない様に気を付けましょう。

焚火もいいですが、若杉楽園キャンプ場の魅力はもう一つあります。

それは夜景。

キャンプ場が麓の街から近くて山の中腹にあるので、見晴らしのいいポイントでかなり綺麗な夜景を見ることができます。

焚火と夜景で荒んだ心が洗われていくようです。

あとは傍に猫がいれば完璧でしたが、テント設営時に一度だけ現れただけで、その時は忙しくて相手ができず、もんもんとした夜を過ごすハメになりました。

朝食

そんなわけで猫が夜這いに来てくれることを祈りながら寝てたら、犬の遠吠えで叩き起こされました。

動物とのふれあいが意外と多いのが野外でのキャンプでのいいところですが、そうそう上手くいかないのもまたキャンプ。

仕方がないので朝飯を頂きます。

大変、美味しゅうございました。

キャンプに行くと、いつもより豪華な朝飯をついつい食べ過ぎてしまう...キャンプあるあるではないでしょうか。

米の山展望台

片付けなどの撤収準備完了後、近くに展望台(米の山展望台)があるとのことだったので、バイクで行ってみました。

行ってみると、いきなり開けた場所に出て、そこからの展望はかなりの見応えで、展望台の周囲に手すりがなくて、バイクと眼下に広がる景色の構図がいとも簡単に撮ることができます。

最高ですね。

こういうところに来ると、ついついパノラマで写真を撮っちゃいます。

昨夜は焚火に夢中で夜に展望台には来ませんでしたが、これはぜひとも夜景を拝んでおきたいところ。

次回、機会があったら、こちらの展望台で夜景を楽しみたいと思います。

最後に

帰省時の短い期間でキャンプの準備で料理を考えたり食材を揃えたりするのは、他にもやらないといけないことがあって大変ですが、実際にキャンプに行くと、やっぱり、また次も行こうって思ってしまいます。

そのため、最近では帰省時の休暇を1週間以上取るのですが、キャンプばかり行って結局実家にいないことが多いため、親から「キャンプのために帰省してるんか」みたいな感じで言われましたが、「はい、その通りです」と返しておきました。

もちろん、親の顔を見に帰っているので、多分、照れ隠しです。

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