地元大分で初めての久住山登山(牧ノ戸峠~久住山)
実家のある大分県に帰った際、最低でも一回は登山するのが最近の恒例行事になっていて、前回は由布岳を登りましたが、今回は久住山に行ってきました。
ルートは一番メジャー?な、牧ノ戸峠(牧の戸登山口)から登るルートです。
目次
- 牧ノ戸峠
- 牧の戸登山口~第一展望所
- 第一展望所~扇ヶ鼻分岐
- 扇ヶ鼻分岐~久住山頂上
- 休憩、昼食
- 下山
- 久住山に登ってみた感想
牧ノ戸峠
標高1330メートルに位置する、やまなみハイウェイの最高地点にある牧ノ戸峠。
やななみハイウェイは何度か通っていて、牧ノ戸峠にも1度だけ訪れたことはありますが、登山口として利用するのは今回が初めてです。
そんなわけで久住山へ登るため、相棒であるFAZER25で牧ノ戸峠までやってきました。
んー、やっぱりFAZER25は格好いいですね。
天候はあいにくの曇りで、到着した時には路面は雨で濡れていました。
私が調べた限り、久住山に登るには、牧ノ戸峠(牧の戸登山口)から登るのが一番メジャーなルートで、登山客や観光客が多いためか、登山口にはレストハウスが隣接しています。
ちょっとした軽食や飲料の自販機、トイレがあるので、登山客にとっては大変有難いです。
牧の戸登山口~第一展望所
第一展望所~扇ヶ鼻分岐
というわけで、今回は帰省の日程的に本日しか空いていなかったので、曇っていようがなんだろうが登るしかありません。
そこまで急な上り坂はありませんが、登山道は砂地と言うよりは大小の石が散りばめられて、所々に大き目の岩が転がっているので、シューズはトレッキング用の靴底が固いやつがいいかもしれません。
登山前に両親から、久住山はミヤマキリシマが綺麗という話を聞いていましたが、どうやら時期が違うようで、道中にリンドウ?がぽつぽつと咲いていたくらいでした。(あとで調べたらミヤマキリシマは6月上旬から中旬までが見ごろ)
天候が天候なのですれ違う登山客はそこまで多くありませんでしたが、前回の由布岳と違って、登山している人の笑顔が印象的でした。また、なぜか外国人(ヨーロッパ系?)のカップルが多かったのですが、ちょうどラグビーワールドカップが開催されている期間だったので、それが影響しているかもしれませんね。
そんなわけで天候は微妙でしたが、すれ違う登山客の笑顔に救われて、そこまで気落ちすることなく、扇ヶ鼻分岐に到着。
扇ヶ鼻分岐~久住山頂上
休憩するほと疲れてはいなかったのでサクサク登っていきます。
登山道を歩いていて思ったのは、登山道の目印(黄色のマーカー)がかなり分かりやすかった点です。
由布岳では、下りでこの黄色のマーカーが消えかけていたりして迷いかけましたが、これくらいの短い間隔でマーキングされていたら、迷う心配もないですね。
途中、開けた場所には避難小屋がありましたが、あくまでも一時的に避難するためのもので、中を覗いたら座る場所があるだけで閑散としてしていました。
ここから先は、中くらいの岩がゴロゴロしていて歩きづらいので、注意しながら山頂へ向かいます。
しばらく登ると、念願の久住山頂上です。
時間にして2時間弱。危険な場所もほとんどなかったので、たしかに初心者用の登山ルートで、ちょっと山に登りたいといった時にはかなり手頃な山でした。
この日の見晴らしは...
もちろん、何も見えませんでした。
こればっかりは天候に左右されるので仕方ありませんが、やはり残念です。
休憩、昼食
この日の登山客は少なかったと思いますが、それでも山頂では3組が休憩していました。
私も休憩して、ここで昼食を摂ることにします。
持ってきていたのは、来る途中のコンビニ(セブンイレブン)で購入したおにぎり。
『鬼タル!』という言葉に釣られて購入したチキン南蛮おにぎりでしたが、正直、味は微妙でした。
なお、今回の登山で陰ながら役にたったのは、バイクのグローブとしても使っている、ワークマンのクッショングローブ(CG-001)。
今回の久住山登山では岩場が多く、手で岩を掴んだりすることが多かったので、こちらのクッショングローブがかなり役に立ちました。
たった500~600円で登山やバイクにと使えるので、本当に素晴らしい一品だと思います。
下山
昼食時間含めて、15分くらい休憩してから下山を開始しました。
とりたてて言うことはありませんが、地面が湿っていて滑りやすかったので、いつもより注意深く下山しました。
下山にかかった時間は1時間半。
休憩とかせずに山頂から一気に下れるちょうどいい距離と勾配でした。
久住山に登ってみた感想
今回、初めて久住山に登ったわけですが、牧ノ戸峠からは初心者用の登山ルートと知られている通り、大変登りやすかったです。
行きが2時間、帰りが1時間半、休憩を含めても合計4時間あれば往復できて、日帰りで行くには距離もちょうどよく、小さな子供でも登り切れる登山路なので、家族連れで訪れることも可能なのが、なによりの良さだと思います。
今回は残念ながら、天候が悪く、雲に覆われて見晴らしはよくありませんでしたが、また別の機会に、他の登山口から登ってみたいと思います。
近くにキャンプ場もいくつかあるので、そこをベースにして、近くの山々を登るというのもいいかもしれませんね。