2019.9.15
2020.1.14

TVアニメ「本好きの下克上~司書になるためには手段を選んでいられません~」が期待せずにはいられません

読んでいるコミックは大体アニメ化されてしまう昨今、ついに「本好きの下克上」も10月からTVアニメが放送されるようです。

私は原作の小説は読んでいませんが、コミックは面白くて今でも読み続けているので、ちょっとだけ作品の紹介をしたいと思います。

目次

  • コミックを読み始めたきっかけ
  • 本好きの下克上について
  • TVアニメ化

コミックを読み始めたきっかけ

中学生時代、休み時間の大半を図書館で過ごした読者諸君であれば、「本好きの~」と名づけられたコミックを見かけたら、その時は買わないまでも、その後は気になって、ちょっとした暇な時間に久しぶりに新しいコミックでも買って読んでみるかという気になったら、ついつい購入してしまったりするのではないでしょうか。

私の場合、その流れで購入したのが「本好きの下克上~司書になるためには手段を選んでいられません~」でした。

電子書籍でコミック1巻を読んだ後、面白かったので継続読書中。

本の内容紹介で、大人気ビブリア・ファンタジーという紹介のされ方をされていて、ビブリアといえば古書堂ですが、そちらを未視聴の私としては、古書堂よりも下克上です。

ちなみにコミックは現在、第一部が完結して第二部が始まりましたが、なぜか別の著者で第三部を先に発売するようなよく分からない手法をとっているので、コミックを見る人はその辺の注意が必要です。

本好きの下克上について

本好きの下克上は異世界ものの作品を数多く輩出している「小説家になろう」の作品。

原作の本編はすでに完結していて、現在は後日談が始まっているようです。

内容は本好きの彼女が異世界で兵士の娘として転生してしまうが、文明が発達していない世界では本は一般には普及しておらず、あっても高価で手が出ないので、それなら自分で本を作ってしまおうと以前いた世界の知識を糧に奮闘する話。

これだけの設定なら人気の作品にはなったかもしれませんが、”大”人気はなれなかったと個人的には思っていて、本好きの下克上の素晴らしさは、転生した身体が類まれに見る虚弱体質なため、何をやるにしても一人では何もできない、といった制限があるところです。

異世界ものの作品でよくあるスキルだとかレベルだとか、そういったゲームっぽい設定はなく、念じればポンと出てくるような都合のよいシステムもないので、あくまでチートは知識のみ。知識だけでは何もできないので、他の人を巻き込む必要がある。だからこそ、他の作品にはない面白さがこの本好きの下克上にはあるのだと思います。

TVアニメ化

いつかはTVアニメ化されるだろうと思っていました。

放送開始は2019年10月から。

PVや公式サイトを見ると、全体的にコミックで見るよりも3割ほどキャラデザに幼い印象を受けます。

この感覚は転生したらスライムだった件のTVアニメ化時もそう思ったので、あまり好ましくはないのですが、PVで描かれている街や造形物は綿密で、この作品に力が入っていることが十分に伺えたので、実際のところは放送開始されるまで分かりませんが、とても期待できる作品になっているかと思います。

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