2016.9.11
2017.6.30

Huawei P8liteのAndroid6.0アップデートと使ってみた感想

2016年9月上旬になってようやくHuawei P8liteのAndroid6.0アップデート通知がきました。アップデート自体は滞りなく終えたので、1ヶ月ちょっ使ってみた感想を述べたいと思います。

目次

  • 良い点
  • 不満な点
  • ベンチマーク
  • 結論

良い点

P8liteの利点はなんといってもコスパだと思います。

昨今、Android端末を使用する上でのメモリ容量は2GBが必要最低限になっており、この端末はその最低限のメモリ容量を満たした端末の中で、そこそこのスペックを有した、お手頃な価格で入手できる、バリバリにゲームをしない層にとってちょうどよい端末です。

ただ、新しいモデル「P9lite」が登場したので、P8liteは入手しづらくなっていますね。今、買うなら「P9lite」の方でしょう。

不満な点

1ヶ月ちょっと端末を使用してみて、最初は「全然いいじゃん」と思っていましたが、しばらく使っていると、色々と不満が...

まず第一に、通知音がでかすぎます。

事前によく調べなかったこちらが悪いのですが、他の方のレビューなんかを見てもチラホラと通知音に対する不満が上がっていて、最低レベルの音量にしてもたしかに音がでかいです。最近は少し慣れましたが、使い始めの頃はその音の大きさに何度か驚きました。これはAndroid6.0にアップデートしても変わりはありません。

2つ目はバッテリーの持ちについてです。

1年ちょっと使ったLG G2 miniと比べて同じくらいという感じ。購入したばかりで消耗はさほどしておらず、もうちょっと頑張ってほしいと思いましたが、スペックを考えると仕方ないかもしれませんね。

3つ目は端末のサイズについてです。

身長170cmの平均くらいの手の大きさかと思いますが、片手で操作するにはこの端末は少々大きいです。個人的な意見ですが、片手で利用するならケース含めて幅70mm以下が自分にとってはちょうどいいみたいです。液晶のサイズが5インチのものだとケース含めて大体70mmを超えてくるので、4.8インチ以下。おそらく日常的に使うスマートフォンとしてiPhone7を購入するなら、Plusじゃない方を私は選択するでしょう。

4つ目の不満点はポケモンGOのアプリが頻繁に落ちていたことです。

インストール直後は問題なかったのですが、しばらくすると頻繁に落ちるようになってプレイが困難になりました。ただ、これについてはAndroid6.0にアップデートすることで解消されました。また、ポケモンGOについては基本的に安めのSIMフリースマートフォンはジャイロセンサーが搭載されていない機種が多くARモードでのプレイができません。見つけたポケモンと一緒に写真を撮りたいなら、スペックをよく調べてから購入する端末を決めましょう。

5つ目の不満点は通知の表示領域です。

通知に表示されるタイトル行が1行だけなので、なんの通知なのかアプリを立ち上げないとよくわからないことが多々あります。長押しして下にスライドすると隠れていたタイトルが表示される場合もありますが、されない通知の場合もあります。ファーウェイ系のEMUIがそういった仕様だと思うのですが、他のメーカーの端末ってどうなんでしょう? LG G2 miniやNexus9ではこんなことはないのですが...

最後の一つは、Android6.0にアップデートしてから、ロック画面の表示中に音量の変更ができなくなっていることです。以前はボリュームボタンを押して変更できていました。

ベンチマーク

一応、OSアップデートする前と後のベンチマークの結果を掲載しておきます。

アップデート前(Android 5.01)

アップデート後(Android 6.0)

結論

不満な点ばかり書いてしまいましたが、通知(音と表示領域)以外はそこまで気にしていません。逆にこの2点さえなんとかしてくれればとても素晴らしい端末だと思うのですが、なんとかなりませんかね?

現状、正直に言ってしまうと、LG G2 miniのメモリ2GB版があれば、そっちが良かったかなぁ、という感じです。

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