インテルのNUCキット「NUC6i7KYK」でPC自作
最後にPCを自作したのは7年くらい前でしょうか。もう自作することはないと思っていたのですが、いくつかの要因が重なって今回自作することにしました。
要因は以下の通り。
- メインで作業しているWindowsマシンが購入から3年ほど経ったので、そろそろ買い替えたいという抑えがたい衝動。
- Windows10アニバーサリーアップデートで可能になった、Microsoftアカウントに紐づけられたライセンスの移行。
- モバイルアプリの作成時、もう少しビルドの速度が速くなってくれないかという淡い期待。
この中で自作を決めた一番の理由は、Windows10アニバーサリーアップデート適用後にライセンスの移行が簡単になったという話を聞いたことです。
前に自作したPCのOSをWindows10に無料アップグレードしていて、そろそろ廃棄処分しようかどうか迷っていたところだったので、ちょうどよかったです。
まあ、そんなわけで約7年ぶりに自作していこうと思います。
...と言っても、購入したのがCPU搭載済みのベアボーンなので、SSDとメモリ取り付けてOSインストールするだけなんですけどね。
目次
- 購入したパーツなど
- 組み立て
- OSのインストール
- ベンチマーク
- ハードウェアモニタ
購入したパーツなど
購入したベアボーンはintelのNUC6i7KYKで、Skull Canyonと呼ばれているかなり人気があるやつですね。自作のレビューやベンチマークの結果など、探せばたくさん出てきます。それらの記事に釣られて買ってしまった一人が私です。
上記ベアボーンに必須なのがこのケーブルです。ACアダプタ同梱するならこのケーブルもついでに入れてくれればいいのに、と思ったのは私だけではないはず。
SSDはこちらもintel製のM2.SSD、600pシリーズの512GBです。モバイルアプリを作成していたら256GBだと不安になってきたので480GB以上は欲しかったのですが、メーカーやショップ製PCのBTOで512GBのSSDにカスタマイズしようとすると、めちゃくちゃ高くなったことも自作した理由の一つです。
前述のレビュー記事で、NVMe規格のSSDは発熱が問題という話があり、このSSDはシーケンシャルリードだけがNVMe規格レベルのSSD?で、そこまで発熱しないらしいので選択。念のため、高熱伝導性シリコンゴムシートも合わせて購入しましたが、ほんと、いらなかったですね。
メモリはPC4-19200(DDR4-2400)規格の16GB×2で合わせて32GB。本当は合わせて16GBで十分なのですが、ちょうどメモリの価格が高騰していたこともあって、1GBあたりの価格で一番安いやつを買っちゃいました。
組み立て
さて実際の組み立てですが、本当に簡単でした。
裏側の四隅のネジを回してカバーを外し、SSDとメモリを取り付けるだけ...
って、あれ...
開けたらなんかプラスチック片が零れ落ちてきました。
そこまで力は入れてなかったのに...、一ヵ所だけネジがネジ穴ごと取れてしまっています。ちょっとショックでしたが、カバーをしてしまえば気にならない、と自分に言い聞かせて作業続行。
SSDの取り付け箇所は2カ所あり、端の方が通風孔に近いのでそちらに取り付けてみましたが、今回選択したSSDがそもそもそこまで発熱しなかったので、あまり意味はありませんでした。(むしろ通風孔からSSDが見えるのが嫌であとで中央側に差し替えました。)
あとはメモリを2枚取り付け、
カバーを元に戻せば組み立て完了です。
昔、PC自作はプラモデルと一緒と言っていましたが、これだとプラモデルの方が大変ですね。
OSのインストール
OSのインストールは、前もってUSBメモリにインストール用ドライブを作成していたので、20分程度で終わりました。
ライセンスの移行を行うので、インストール時にはプロダクトキーを入力せずに進めます。ライセンスを移行できるかどうか心配でしたが、結果的にはうまく移行できました。手順については次回の記事に掲載します。