賃貸物件に長く住む際の注意点。住宅用火災警報器の電池切れで夜中にアラームが鳴りだすと結構な恐怖
つい先日、夜中に眠っていたら、どこから発せられているとも分からないアラーム音によって安眠を妨げられました。
一人暮らしが長い私ですが、このような事態は初めてで、皆が寝静まった頃合いということもあり(夜中の3時頃)、結構な恐怖体験でした。
目次
- アラーム音の犯人は住宅用火災警報器
- 警報器の取り外し、買い替え
- 最後に
アラーム音の犯人は住宅用火災警報器
夜中にアラーム音によって叩き起こされた私は、何事か、と思いつつ、アラーム音の発生場所を探しました。
アラーム音は30秒くらいに1回、結構大きな音で「ピッ!!」となっていましたが、鳴るまでの間隔が長くて、なかなかアラームを鳴らしている機器が特定できません。
最初は給湯器のリモコンを疑い、ガスでも漏れているのかと思いましたが、耳を澄ますと給湯器のリモコン以外から音がなっているようで、夜中にさらなる家探し。そこまで大きな音でなければ放っておいて翌日の朝にでも探せばいいのですが、隣の部屋にも聞こえそうなレベルの音量なのでそうもいかず、忍び足でキッチンの戸棚を開けたり、やっぱり給湯器のリモコンからと思ってリモコンに接近して耳を傾けたりしていました。
そうして、30分くらいかけて『ダメだ、見つからない。明日にするか...』と諦めかけて、ふと天井を見上げた時でした。火災警報機のLEDが点滅しており、そこから「ピッ!!」と大きな音が聞こえてきたのです。
住宅になくてはならない火災警報器ですが、これまで意識したことがなく、まさか警報機が鳴っているとは思わず、発見するまでかなりの時間がかかりました。
で、なぜ火災警報器のアラームが鳴っていたかというと、どうやら警報機の電池が切れかけているのが原因だったようで、アラーム音に叩き起こされる直前を思い出すと、「電池切れです」的な音声メッセージが流れていたような記憶がありました。
アラームの機器と原因が特定できて一安心ですが、夜中の寝静まった頃にこれをやられるとかなり恐怖です。
警報器の取り外し、買い替え
火災警報器のアラームは、警報停止のボタンを押すとひとまず止みましたが、それではまた鳴ってしまう可能性があったので、とりあえず警報機を取り外してみます。
電池は蓋を外した中にありました。
取り付けられていた火災警報器はパナソニック製の品番「SH28155K」で、これに搭載されている電池は「SH384552520」という専用のリチウム電池。
スマートフォンで火災警報機のマニュアルを探すと、電池切れ時の動作について記載されていました。
こちらの火災警報器の電池切れ時、「ピッ、電池切れです」と3回鳴った後、40秒おきに「ピッ」という音が鳴動するようで、1時間後にまた「電池切れです」という警告メッセージが流れるようです。
警告停止ボタンを押しても16時間後には再度アラームが鳴るようなので、電池切れの際はとりあえず、火災警報器から電池を引っこ抜いておきましょう。(じゃないと、また夜に叩き起こされます)
替えの電池ですが、見たこともない電池なのでこんなの売っているのかと思ったら、ちゃんとAmazonで販売されていました。(価格は1000円ちょっと)
ただ、住宅用火災警報器は電子部品の寿命などで10年を目安に交換を推奨しているようなので、電池交換するくらいなら、火災警報器ごと取り換えた方がよさそうです。
代わりになりそうな住宅用火災警報器もAmazonで販売されていました。
価格は2000円弱。
警報器があった場所にそのまま取り付けられるかどうか分からないので、ホームセンターとかでも調べてから購入しようと思います。
最後に
そんなわけで、火災警報器の電池の寿命は電子部品の寿命に合わているのか10年くらいなので、時期が近づいてきたら、アラームが鳴る前に交換することをおすすめします。
夜中に鳴られるのは精神的によくありません。