AISのテーブル脚「TCL-650」を購入して仕事用デスクのDIY
自宅でのリモートワークがだいぶ長くなってきましたが、その際に重要なのは、自分に合った高さのデスクとチェアで、少しでも自宅で作業した経験があれば、同じ意見を持っている人は多いかと思います。
身長170cm、かつ、PC作業がメインの私の場合、デスクの高さは69cm、チェアの高さは41~42cmがベストで、そこから2~3cmもズレると、途端に身体のどこか(首、肩、腰、脚のいずれか)を痛めてしまいます。
しかし、Amazonや楽天で調べると、高さ70cm以上のデスクがほとんどで、チェアも座面が高いものが多く、日本人向けではなく、外国人向けの思われる商品が多いのが現状。
デスクについては昇降式のものもありますが、調べた限り、そちらも最低の高さが70cm以上のものがほとんどで、69cmに調整できるものがあったとしても、デスクの幅や奥行が足りず(個人的には幅140cm × 奥行70cmはほしい)、さらには重量があるので、設置に苦労する、といったものしかありませんでした。
上記の理由により、これまでは、既製品のデスクの脚を外して、高さ60cmの本棚の上に天板を乗せ、ゴム板で高さ調整したものを使っていました。高さはそれで問題なかったのですが、天板と脚が固定されておらず、地震などの災害を考えると、倒れそうで不安だったので、さすがに買い替えを検討。
どうしてもちょういいサイズのデスクが見つからず、幅、奥行、高さのいずれかを妥協するしかないと思い始めた頃、デスクの脚だけ販売されている商品の中で、一つだけ69cmにできそうな脚を見つけたので、今回はその紹介になります。
目次
- 購入したデスク脚
- デスクのDIY
- 使用してみた感想
購入したデスク脚
購入したデスク脚はAISの「TCL-650」という商品です。
実際に箱から脚を取り出すと、こんな感じ。
天板との接触部。
アジャスター取付用のネジ穴。
脚の高さは65cmとなっていますが、脚底のプラスチックの接地面を含めると65.5cmあり、これに専用のアジャスター(別売り)を装着すると、66.5cmになります。
所持している天板の厚さが2cmなので、デスクの最低地上高は68.5cmになり、それより高くしようとすれば、アジャスターで多少の調整は可能です。
TCL-650はAISのテーブルキッツというシリーズの中の商品の一つで、このシリーズでは、自分の好きな天板と脚を組み合わせることができます。同じテーブルキッツのシリーズであれば、天板にメスネジが埋め込まれているので、付属のボルトで取付可能ですが、今回はもともと所持している天板を流用するので、別途、木ネジが必要になります。
また、テーブルキッツシリーズには、TCL-650以外のデスク脚もありますが、アジャスターや天板の厚さを考慮すると、最終的なデスクの高さが69cmになる脚は今回紹介するものしか見当たりませんでした。
デスクのDIY
もともと所持している天板はこちら。
イケアで購入したデスクで、付属の脚の場合、高さが72cmあり、高すぎて、長時間のパソコン作業で身体を痛めてしまうことが頻繁にあったため、脚だけ処分しました。
天板の厚さが2cmと薄く、補強用の支柱(金属)がないと、上に置いた荷物の重さで反ってしまうので、支柱は残しています。
デスクのDIYですが、まずは天板に脚を合わせて、取付位置の確認。
マジックで印をつけたら、キリを使って天板にネジ用の穴あけ。
キリで開けた穴だけでは小さかったので、100均で売っているドリルで最初のところだけ穴を広げます。
あとは木ネジで固定するだけ。
最終的には以下のようになりました。
脚同士を固定する支柱がなかったので、やる前は、前後左右の揺れに弱い印象がありましたが、実際に取り付けてみると、そこまで気にはならない程度で、取り付けた脚はしっかりと固定できています。
デスクのDIYは初めてだったのですが、作業時間は1時間くらいで、意外と簡単でした。
使用してみた感想
実際に使用してみ感想ですが、かなり快適です。
もともとデスクの脚として代用していた本棚は、どうしても厚さがあったので、時々本棚に足をぶつけていたのですが、そういったこともなくなり、風通しがよくなったことで掃除もしやすくなりました。
気になっていたデスクの高さについても、68.5cmで問題なく、むしろ、以前の69cmだった時よりも、キーボードが打ちやすくなった気がするので、当面はこのまま使うと思います。
正直、今回、購入したAISのテーブルキッツの脚「TCL-650」について、もっと早く、その存在を知っておくべきだったと、いい意味で後悔しているので、デスクの高さに悩んでいる方は、デスクの脚だけ別で購入して、DIYを検討してみてはいかがでしょうか。意外とおすすめです。