2018.11.30

FAZER25で四国ソロキャンプツーリング 4日目(祖谷渓道路、かずら橋、ゆとりすとパークおおとよ)

四国ソロキャンプツーリング4日目。

今回は香川県からツーリングや観光をしながら内陸の方へ向かい、キャンプ地は見晴らしがよく設備が整っている場所でしたが、果たして。

目次

  • 出発
  • 祖谷渓道路
  • かずら橋
  • ゆとりすとパークおおとよ

出発

起床は朝の7時頃。

この時点では晴れておらず、昨夜降った雨でタープに水滴がかなり付着していました。

もちろんバイクも。

昨夜降った雨のおかげで、長期ツーリングにはタープが必須ということが分かりました。

本当はバイクも格納できるくらい大きいタープがいいのですが、さすがに荷物になりますし、どうせ、夜露で水滴まみれになるので、バイクが濡れるのは仕方がありません。

なお、この鉢伏ふれあい公園は、地元の方が散歩やジョギングで訪れるようで、朝方になると近くで物音がします。キャンパーの朝は早いのでそこまで気にならないと思いますが、時間ギリギリまで寝過ごしたいといった方は注意が必要です。

とりあえず、昨夜の残りで朝食。

パンはやはり焼いて食べた方が美味しいですね。

朝食が食べ終わった頃から徐々に太陽が顔を出してきたので、この日は乾かしながらの撤収作業になりました。なにげにタープが水をはじくので、揺らして水滴を落とす作業が楽しかったです。

途中、ジョギング中の地元の方に話しかけられて、観光スポットや美味しい店の情報を教えて頂きました。

教えて頂いた場所は、残念ながら日程的に訪れるのは難しかったですが、次回、ツーリングでくることがあれば、行ってみたいと思います。

そんなこんなで、撤収作業に時間がかかり、出発の準備が整ったのは10時過ぎ。

チェックアウトは11時だったので、そこまで急ぐ必要はありませんでしたが、朝方、イベントかなにかで小学生が来ると、管理人の方から聞いていました。

実家へ帰ると兄夫婦の子供の相手をすることがあって、昔ほど拒絶反応は示さなくなりましたが、それでも好んで接したいとは思わない私。

できれば、小学生がやってくる前に出発したかったのですが、結果は間に合わず。

あと10分、撤収が早ければ、ってとこでした。

引率の先生にちょっと申し訳ない感じで挨拶をして、そそくさと出発。

この後、本当は行きたいうどん屋(釜あげうどん 長田 in 香の香)があったのですが、スマートフォンで調べると、どうやら定休日だったようで、今回は諦め、前日のうちに行っておけば良かったと後悔しました。

他の店も調べると、店ごとによって定休日がバラバラなので、香川でうどん巡りをする際は、定休日に注意した方がよさそうです。

祖谷渓道路

ここから一路、内陸(高知県)の方へ向かいます。

ツーリングサポーターで確認すると、ツーリング向きなルートがいくつかあるようでしたが、今回は祖谷渓道路を使って行くことにしました。

祖谷渓道路へ行く途中の川沿いの道も、なかなか見応えがあって良かったです。ただ、写真やドラレコに収めるのは難しかったので、残念ながら、実際に行ってみるしかないですね。

祖谷渓道路はとりあえず道幅が狭かったので、バイクならまだしも車で行くのは止めた方いい感じでした。

途中、祖谷渓展望台があったので寄ってみます。

展望台からの眺めはこんな感じでした。

なお、こちらの展望台は駐車場が狭く2~3台くらいの駐車スペースしかありませんが、トイレが設置されています。山間の細い道を通るので日が出ていても気温は低く、トイレ利用者が多いのかもしれません。

この展望台で逆側から車で来た家族連れが、「この先もこんな感じでずっと続いてますか?」と訊いてきたので、「そうですね。4~5キロはあった気がします」と答えると、『うへぇ...まじですか...』的な感じだったので、やはり運転に自身がなかったり、大型の車で行く場合は、こちらのルートは使わない方がよさそうです。

もう一方のツーリングルートは大歩危だったと思いますが、今回は行ってないので定かではないですが、車で言った場合の正解ルートはきっとそちらでしょう。

狭い道を抜けて、道幅が広くなったところで写真撮影。

今回はツーリングポイントが川沿いや谷沿いだったので、実際に行くとかなりいいところなのですが、なかなか写真映えしないのが残念です。

ついでにこのルートの観光スポットとして、小便小僧がいたはずなのですが、すっかり忘れていて、多分、気づかずに通り過ぎてしまっていました。

うどん屋に続いての失態。事前の下調べは本当に重要ですね。

かずら橋

この後、かずら橋を見に行きました。

有名な観光スポットのようで、近くの駐車場は有料でしたが、係りの人に尋ねると、バイクは近くの道路脇に駐車していいよ、と言われました。

とりあえず手頃なスペースを見つけて駐車。

近くの案内図を確認して

遠目でかずら橋のチェック。

近くで見ると結構見応えがありました。

ついでに少し下ったところにある「びわの滝」もチェック。

観光客は結構多く、道幅一杯に広がってかずら橋へ行く団体が多かったので、バイクで通る際は注意しましょう。

なお、この近くにキャンプ場(かずら橋キャンプ村)があるようですが、ネットにあまり情報がなく、予約が必要っぽかったので、今回はスルーしました。こことは別に祖谷渓キャンプ村といのがありますが、かずら橋キャンプ村とは別物のようです(名前が似ていて調べるときに間違いました)。

ゆとりすとパークおおとよ

かずら橋を出発して、途中、スーパーで買い物を済ませ、今回のキャンプ地となる「ゆとりすとパークおおとよ」へ向かいます。

このキャンプ場を選んだ理由は、設備が充実していることもありますが、見晴らしがかなり良さそうだったから。標高は750mとちょっと高い位置にあります。

ゆとりすとパークおおとよ

キャンプ場へ向かう途中、時々、木々の間から風車が見え隠れし、天候もよかったので非常にいい景色でした。

近くに駐車場があったのでバイクと一緒に写真撮影。

標高が高いだけあって、見晴らしは素晴らしいです。

ここの施設は広く、最初はどこで受付していいのか分かりませんでしたが、平日で利用者が少ないこともあり、入口のゲートに受付は売店でやっている旨の貼り紙が貼られてみました。

初めて来たので、売店もどこにあるのかウロウロしていると、学生の賑やかな声が聞こえてきて、なんだろうと思うと、どうやらレクリエーションかなにかで近くの高校生が訪れているようで、ちょうど受付の周囲は彼らで賑わっていました。

なので、正直、売店に近づくのも勇気がいる状態で、ここは諦めようかどうか一瞬迷いましたが、他のキャンプ場を調べていなかったので、意を決して売店へと向かいます。

キャンプの時期を少し外した時期に予約なしで訪れたためか、受付の人もまさかキャンプに来る人がいるなんて、っていう感じの対応。

尋ねてみると、この日は他に予約が一件入っているだけで、他の利用者はいないとのことでした。

金額はそこまで高くはなく、基本料と使用料合わせて1泊2,500円。

とりあえず、ここの施設を利用する場合は、事前に予約を入れておくと良さげで、可能なら高校生の団体が利用していない日に行きましょう。

なお、ゴミは受付時にもらったビニール袋に入れて、場内のゴミ捨て場に捨てることができます。

受付後は、テントサイトの確認に行きました。

サイトへの出入口から左側が景色がいいポジションでしたが、そちらには予約されている一組がいたので、私は右側にあるサイトをキャンプ地としました。

中央にトイレやサニタリー棟、それに炊事場といった設備がありますが、ここはサイト毎に水道や焚き火用の窯が設置されていて、電源も確保できるオートキャンプ用のサイトなので、利便性は高いです。

こういった設備が使えて1泊2,500円なので、オートキャンプのサイトとしたら安い方だと思います。

薪も購入することができ1kg100円とのことだったので、500円分(5kg)購入しました。

購入はサイトを決めた後に電話連絡すると、車で届けてくれました。(利用者が少ないからだったのか、いつもそうなのかは分かりません)

テントの設営は、意外と地面が平らではなく微妙に傾いていたので、どう張ろうか悩んで時間がかかりました。

設営後、スーパーで買ってきたサンドイッチと惣菜(コロッケ)で遅めの昼食。

電源は1サイト毎にコンセントが2つ用意されています。(右側のコンセントはお隣のサイトのもの)

ここまでは持ってきていたモバイルバッテリーでやりくりしていましたが、4つ持ってきていた内の2つを使い切ってしまっていたので、こちらの電源で充電させて頂きました。

この後はちょっとだけ周囲を散策。

風力発電用(?)の風車も相まって、こちらの施設の見晴らしは本当に素晴らしいですね。

散策後、夕食まで時間があったので、ドラレコ動画の整理やランドリーで洗濯、シャワーを浴びたりして時間を潰します。

ちなみに持って行ったPCがグレアパネルの液晶だったので、光が反射しすぎて、かなり目を凝らさないと画面が見えませんでした。

青空の下で利用するなら、PCはノングレアがマストですね。

作業後、辺りが暗くなり始めたので夕食にしました。この日の夕食は焼肉です。

このキャンプツーリングで初めてコンロを使用しました。

焼肉をするとコンロが油まみれになって片付けに苦労するので、ここまで使用を控えていましたが、すぐ傍に水道があって気軽に洗うことができるので、この日はそういったことを気にせず使うことができました。

もちろん、焼肉はめちゃくちゃ美味しかったです。

ウインナーはどこでも売っている普通のやつでしたが、焼肉後の火力が弱くなった炭でじっくりと20~30分かけて炙ったら、こちらもかなり美味しく、ウインナーは低温でじっくり焼くといい、なんてことを以前に聞いたことがありますが、はっきり言って、今まで食べてきたウインナーの中でダントツで一番美味しかったです。

「野外」で「炭」を使って「低温でじっくり」焼いたウインナー、この3つの条件が揃ったウインナーはおそらく最強でしょう。

最後に焚火。

やってみて思いましたが、こちらの、ゆとりすとパークおおとよで焚火をする際は、風が強いので風向きに気を付ける必要があります。

さらに今回購入した薪が前日の雨で湿っていたため、燃えにくく、燃えても焚火中に何度も爆ぜて大き目の火花が結構遠くまで飛んでいたので、かなり危険でした。

薪を購入する際は、前日の天候も考慮して、もし雨が降っていたら、薪が湿っていないかどうか確認した方がよさそうです。

危険だったので途中で中止することも考えましたが、勿体なかったので、焚火台との距離をいつもよりもとってやりました。

夜は標高が高かったのでかなり寒く、正直、耐えられる限界ギリギリ、といったところ。

持って行ったテントが薄手のものだったこともありますが、今年は残暑がだいぶ長かったので、9月くらいに来たらちょうど良かったかもしれません。

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