2018.10.1
2019.8.18

初めての金時山登山(足柄駅~金時山頂上~仙石原ルート)

先日、金時山に初めて登山してきました。

ルートはJR御殿場線の足柄駅(静岡)スタートで、金時山の頂上まで登山後、仙石原方面で下山します。

目次

  • 金時山登山
  • 下山後にちょうどやっていたお祭り
  • 金時山を登ってみた感想

金時山登山

スタートはJR御殿場線の足柄駅(静岡)です。

気を付けてほしいのは、小田急線にも同じ名称の駅がありますが、全然、別の場所(神奈川)なので、足柄駅(静岡)から登る場合は注意が必要です。

足柄駅の近くにはデイリーヤマザキと向かい側に橋本屋というスーパーがあります。

スーパーには手作り弁当があると聞いていましたが、実際に行ってみると、朝方だったせいか、弁当は一つも販売されていませんでした。

美味しそうな弁当があったら買って頂上で食べようと思っていましたが、ちょっと残念です。足柄駅(静岡)から金時山へ登山する人は意外に少ないようだったので、朝方、弁当が販売されていなかったのは、それが理由だと思います。

そんなわけで向かい側のコンビニでパンを買って朝食に食べた後、登山スタートです。

足柄駅から登山すると、ルート途中の標識の上に金太郎がちょこんと乗っているのが、なんとなく可愛らしていいですね。

この日は天候はちょうどよく登山日和です。

歩いてすぐに嶽之下宮奥宮というところがあったので、立ち寄ってみます。

事前に調べていなかったのでどういった場所なのかよく分かりませんでしたが、なにげに見応えのある場所でした。

嶽之下宮奥宮を10分ほど見回った後、登山再開です。

頼光対面の滝。

銚子ヶ淵。

登山観光客が多いのかちゃんと看板があって説明が掲載されているのがいいですね。

足柄駅からスタートすると、こういった観光スポットと車通りがある道路を交互に登っていく感じでした。

足柄峠にあった案内板。

近くに足柄城址があり、せっかく来たのでもちろん散策します。

この城址からの見晴らしは非常に良かったので、近くを訪れたら寄ってみることをお勧めします。

足柄駅から来た場合、足柄峠から金時山へ向かうのではなく、舗装された道路に沿って逆側に少し降りると、関所跡があり、この近くにトイレがあります。

トイレを済ませた後、ちょっと戻って金時山への登山を再開。

足柄峠を少し行ったところまで車の通行が可能なので、結構な頻度で車の行きかいがありました。

金時山まで残り1.8km。

ここまでの道中は比較的楽で、

今回は最後までこんな感じなのかな、と思っていたら、

やはりそうは甘くなく、ラストは結構な急勾配でした。

そして、いつもの登山のように息を切らしながら山頂へ到着。

「かき氷」の文字が食べるわけでもないのに、背中を後押ししてくれますw

天下の秀峰「金時山」

山頂の標高は1,212m。標識はまさかのマサカリですw

ちょっと遠めから見ると、伝説のマサカリっぽく見えないこともないような...

山頂からの見晴らしはもやっていて遠くの展望は望めませんでしたが、もやの流れが速く、時々見える眼下の景色がなかなか風情があってよかったです。

さて、頂上と言えばお昼、ですよね。

金時山には2軒の茶屋があるようですが、

今回は持参した手作り弁当を頂きます。

本当は駅近くのスーパーで美味しそうな弁当があれば、それを昼食に食べるつもりでしたが、売ってなかったので、こんなこともあろうかと、家から手作りの弁当を持ってきていました。

手の込んだものはなくほとんどそのまま焼くだけのものだったので、味は不味くはありませんでしたが、登山で食べるならもっと塩気を強くしても良かったかもしれません。あと、おにぎりのご飯の量が多すぎて、喉がすっごい乾きました。反省点として次回に生かしたいと思います。

弁当を持参せずに茶屋で食べるのもアリで、「まさカリーうどん」は一回食べてみたいですね。

さて、エネルギー補給と休憩をしたら、仙石原方面に下山します。

途中の見晴らしは素晴らしく、

仙石原方面の登山ルートは以下のような感じでした。

下山にかかる時間は1時間ほどです。

下山後は温泉へ。

立ち寄ったのは南甫園という温泉で、ここの温泉は悪くはないのですが、ゆっくり浸かるにはお湯の温度が高く、正直、金額の割には...と思ってしまいました。

箱根温泉としては安い方なのでしょうが、こういう温泉地に来ると、自宅の近くにある温泉の方が広くて色々と設備が整っていていいよな...と思うことがしばしばあります。

ブランド価値はあるけど機能は最低限、ブランド価値はないけど安くて機能豊富の2択なら、迷わず後者を選択してしまう自分の性格がいけないのかもしれません。

下山後にちょうどやっていたお祭り

さて、今回、登山をした日が9月24日で、下山した仙石原ではちょうど「すすき祭り」というのが開催されていました。

規模はそこまで大きくありませんでしたが、宿のワンコイングルメや、

芸者BAR、

イベントステージもあり、

なかなか楽しむことができました。

開催場所が箱根湿生花園の近くなので、祭りのついでに花園を見て回ることもできます。

今回は登山と帰りの温泉までしか事前に決めておらず、下山後にちょうど祭りが開催されていたので、なんだか得した気分でした。

ただ、仙石原から小田原までバスで帰ったのですが、クネクネした山道を通るので、酔って気持ち悪くなりました。車酔いに弱い人は酔い止めを服用しておいた方がいいかもしれません。

金時山を登ってみた感想

最後に金時山を登った感想ですが、山自体は気軽に登れて、見晴らしもいいので、金時山が登山で人気なのも納得です。

ただ、最寄り駅からのアクセスはそこまでよくなく、JR御殿場線の足柄駅(静岡)は電車の本数が少なく、仙石原方面からでは小田原からバスで1時間ほどかかります。

また、今回の登山で気が付いたのは足柄駅からの登山者はほとんどおらず、登山する人のほとんどが、足柄峠まで車で行っている人でした。

たしかに登山道で車が通行可能な場合、車でのアクセスはよくなりますが、反面、徒歩での登山は危ないですし、なにより舗装された道路を歩くのでは風情がないですよね。

そういった理由で足柄駅からの登山客は少なかったのだと思います。(観光スポットは足柄峠へ行くまでの道中の方があるので、ちょっともったいない気がしますが...)

住んでいる近くにこれくらいの山があるなら、時々バイクや車で出かけたりして、最高なんですが、なかなかそういう状況にはならないですよね。

初めて、箱根に別荘を持っている人たちの気分が分かった気がしますw

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