2018.8.13
2019.8.18

富士登山は御殿場ルートの大砂走りが最大の魅力

今年はなんだか山ばっかり言っている気がします。

えーと、そんなわけで今回は富士山に行ってきました。

ルートは行きも帰りも御殿場ルートを使い、下りの大砂走りをメインとして山頂までは向かわず、日中は相変わらずの猛暑なので、夜中にバイクで出かけて、朝方の内に自宅に帰ってくるプランで決行しました。

目次

  • 自宅~御殿場口新五合目
  • 登山開始
  • 新六合目でご来光
  • 六合目~七合目
  • 下山(大砂走り)
  • 御殿場口新五合目の様子
  • FAZER25と富士山
  • 今回の行程にかかった時間
  • 大砂走りを体験する際の注意点

自宅~御殿場口新五合目

今回の登山は暑さを避けるためにもスピードが命なので、夜の12時ちょっと前くらいに自宅を出発して高速道路で御殿場へ向かいます。

久しぶりの高速で少し緊張しましたが、一度流れに乗って慣れてしまえばどうということはありません。ただ、夜は周囲の風景が代わり映えしないので、どちらかというと眠気との闘いでした。

御殿場インターを降りて、まっすぐ御殿場口新五合目の駐車場へ向かいますが、夜中は暗いうえに車がほとんど通ってないので心細さMAXです。

駐車場にたどり着いても誘導員とかはいないので、バイクをどこに停めればいいのか探り探り走っていると、二輪専用の看板を見つけて一安心。

猛暑とはいいつつも夜中のしかも富士山の麓ともあれば少し肌寒いくらいでした。

登山開始

真っ暗闇の中、上着だけは着替えて、休憩もそこそこに登山を開始します。

こんな夜中では、売店も当然やっていません。

トイレをここで済ませ、少し行ったところに無料休憩所(大石茶屋)があり、ベンチに座ることはできますが、もちろん店は閉まっています。

ここからは、ただひたすら登るだけです。

御殿場ルートは周囲に明かりもなければ、登山者も少ないので、夜の登山には懐中電灯が必須です。忘れた際は登るのは止めましょう。無理です。

登ってみて分かりましたが、慣れていないと懐中電灯を持っていたとしても、決められたルートから外れてしまう危険性がある登山道でした。(私は危うく大砂走りの下山道を登るところでした。)

また、七合目までトイレがなかったり、五合目からの距離が長く、道も砂地で登るのに苦労するので、初心者にはオススメしない登山道です。

靴の内側で砂を蹴るような感じで歩くと、滑り落ちずに登ることができましたが、それもすぐに疲れてくるので、元々の体力はやはり必要です。

新六合目でご来光

辺りは暗闇なのでほとんど無心に近い状態で新六合目までたどり着きました。

ここでしばしの休憩。

10分ほど休憩した後、少し登るとご来光が。

しかも隕石雲(飛行機雲?)のおまけつき。

なんだかちょっと得した気分です。

六合目~七合目

さて、明るくなって登山道もだいぶ見えるようになってきました。

六合目に到着。

後で気が付いたのですが、大砂走りを体験したいなら、この六合目から下山道の大砂走りへ向かうことができます。

私はそのことに六合目の途中まで気が付かずに登ってしまったので、当初の予定通り、七合目へ向かいました。

御殿場ルートを利用する登山客の多くは、大砂走りのようで、六合目から山頂へ向かう人はかなり少なかったです。また、六合目から七合目は勾配も少しきつくなっているので、七合目に向かっている途中で断念して六合目へ引き返しているグループもいました。

私も途中で引き返したくなりましたが、ゴールが遠くに見えているとついつい頑張ってしまいます。

なんとか標高3,000メートル達成。

ここまでくれば七合目まではあと少しで、最後の気力を振り絞って七合目に到着。

ここでちょっと長めの休憩をしようと思っていましたが、日の出館は営業していないようで、休憩できるようなスペースもありませんでした。(トイレに行きたい場合、この上のわらじ館まで行かないといけなさそうです)

とりあえず、ちょっと下ったところにある下山道(大砂走り)との分かれ道で一休み。

お菓子を取り出すと袋がパンパンでした。

下山(大砂走り)

10分ほど休憩した後、念願の大砂走りとなるわけですが、六合目から七合目にかけての砂は底が浅く、さらには大きな石が混ざっていて、駆け足で降りようとすると大変危険でした。

これも他の登山客が六合目で大砂走りへ向かう理由の一つでしょう。

なにはともあれ、六合目より下は大きな岩も少なく、軽快に降りていくことが可能で、私もここで大砂走りの楽しさを体験できました。

見渡す限りの砂地。

ただ、砂のおかげで足への負担は減りますが、その分、背負っているリュックが上下して、腰への負担がかなりヤバいです。

大砂走りを体験する際は、リュックは必ず腰へのベルトが付いているものを選びましょう。じゃないと、楽しい大砂走りも楽しさ半減です。

大砂走りで1時間ほど下ると、砂地もだいぶ浅くなり、後は普通に歩いて下山する形になります。

降りた先で振り返ると、これを歩いてきたのかーって気分になります。

休憩所まで戻ってくると、さすがに朝方(8時頃)はやっていました。

自販機もあって、ジュースは一本250円~300円くらいでした。

行くときは暗くてよく分からなかった鳥居。

御殿場口新五合目の様子

御殿場口新五合目の様子ですが、明るくなった帰りに確認すると、こんな感じでした。

登山客はあまりいません。売店はあると聞いていましたが、ぱっと見はジュースの自販機しか見当たりませんでした。

なにげに手洗い場が設けられているのが有難かったです。

トイレは行きと帰りで2回利用させてもらいましたが、綺麗という感じではなかったので、気になる方は別のルートをお勧めします。

FAZER25と富士山

今回は大砂走りをとは別で、もう一つ目的があって、それは富士山を背景にバイクの写真を撮ることでした。

で、実際に撮ってみたんですが、

ちょうど富士山の山頂に雲がかかってしまっていますね。

これはこれで悪くないですが、やはり一目で富士山と分かる山の形をバックに写真に収めたいものです。

帰りはもちろん高速を使って帰りました。

今回の行程にかかった時間

今回の富士登山でかかった時間はだいたい以下の通りです。(休憩時間含む)

行き

  • 自宅~御殿場口新五合目)2時間
  • 御殿場口新五合目~六合目)4時間
  • 六合目~七合目)1時間

帰り

  • 七合目~御殿場口新五合目)1時間30分
  • 御殿場口新五合目~自宅)2時間

合計は10時間半。

夜の12時弱に家を出発して、自宅に帰り着いたのが、朝の10時を少し過ぎたくらいでした。

六合目から七合目は省略しても問題ないので、だいたい9時間もあれば、大砂走りを体験してから自宅に帰ってくることが可能です。

ちょっとだけ富士山を身近に感じることができますね。

なお、FAZER25で本格的に高速道路を走行してみましたが、スピードは120km/hまでと考えた方がよさそうです。それ以上は、なかなかスピードが上がらないので、追い越しをする際は余裕をもってやりましょう。高速道路での巡航速度は80km/h~100km/hがちょうどいいですね。

大砂走りを体験する際の注意点

最後に大砂走りを体験する際の注意ですが、靴の中に砂が入るので、帰ってから靴を洗わないといけません。

また、履いていたいた靴下は砂だらけになっているので、これを他の洗濯物と一緒に洗濯すると、砂が服に付着して、乾くと家の中が砂まみれになります。

私の場合、浴槽に水を張って靴下を軽くすすいでから洗濯したのですが、それでは不十分だったようで、前述のように家の中が砂まみれになりました。

気を付けてください。

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