2018.8.11
2019.8.18

武甲山に初登山! 猛暑の中でも登ろうと思えば登れるちょうどいい山

最近は猛暑で暑さが半端ないですね。こんな時はエアコンをつけた家の中で一日中ごろごろしていたいのですが、なにを血迷ったか、武甲山へ登山に行ってきました。

なぜ登山する気になったのか...、後から考えても暑さで脳の回路が焼き切れていたとしか思えません。

目次

  • 横瀬駅
  • 登山開始
  • カフェ
  • 不動の滝
  • 登山道~頂上
  • 山頂
  • 下山
  • 鍾乳洞
  • 西武秩父駅で夕食
  • 武甲山に登ってみた感想

横瀬駅

今回はバイクではなく電車で行きました。

武甲山の最寄り駅は西武秩父線の横瀬駅。自宅からだと2時間以上かかるので、日帰りならギリギリといったところです。

道中、電車に揺られながら、色々と情報を調べていたら、西武線は基本的にSUICAが使えないという情報を目にして慌てましましたが、武甲山へ向かう登山者が多いのか、横瀬駅には特別にICカードが使える機器が配置されているとのこと。

横瀬駅に到着して恐る恐る改札に近づくと、自動改札機とは違う機械が置いてあり、SUICAをかざすと無事に認識して通ることができました。

関東近郊でSUICAが使えないところがあるとは思っていなかったので、準備せずにいざ遭遇すると、慌てちゃいますね。

駅自体は比較的、新しかったです。

私が行った時は、いたるところに劇場版アニメの「心が叫びたがってるんだ。」のポスターが貼りだされていました。秩父市を舞台にしたアニメで横瀬町の風景も登場しているみたいですね。(すいません。そういえば、このアニメまだ見ていません)

駅に隣接して観光案内所(兼 売店・食事処)があります。

近くにあった横瀬の案内板はこんな感じ。

一通り撮影した後、あまりの暑さに、エアコンが効いていた駅の待合室へと退避して、水分補給。

まさか、登山開始前から水分を補給するハメになるとは思っていませんでした。

結局、この暑さに負けて、途中まではタクシーで行くことに。

道中、他の登山者をチラホラ見かけましたが、武甲山までの道のりは結構狭く、ちゃんとした歩道がない割に車の通行量が多いので、どうしても歩きたい人以外は、タクシーで行った方がいいと思います。

登山開始

というわけで、一の鳥居まで、タクシーでやってきました。

ここは駐車場にもなっているので、車で行く人はここに駐車します。シーズン時の休日は満車になるようなので、そういう時は早めにくるか、シーズンオフの休日や平日にずらすと良さそうです。

ただ、この日は気温が高かったので、そこそこ空いていました。

さあ、頑張って登るか。と気合を入れて、案内板を見上げると

熊の目撃情報があったとのことで、注意を促す紙が貼られていました。(しかも、かなり最近のこと)

気合を入れたばかりなのに踵を返して帰りたくなりましたが、せっかくここまで来たので登ることにします。

カフェ

一の鳥居から入山すると、すぐにカフェがありますが、この日はやっていないようでした。

やっていたらアイスでも食べてノンビリしたいところです。

不動の滝

そこからもう少し行くと、不動滝が見えます。

事前に調べて知っていましたが、やはり実際に見てもスケール的に微妙な滝でした。雨が降った後なら、もっとマシかもしれません。

登山道~頂上

不動滝を過ぎると、本格的な登山道です。

途中、雷が落ちて裂けたかのような木や、

樹齢数百年の大杉など、

見所はいくつかありつつ、山頂付近へと到着。

ちょっと行くと御岳神社があります。お賽銭はドアに添え付けられた隙間から入れるようです。

御岳神社前は広場になっていて、近くにトイレもあるので、数人の登山者が休憩をとっていました。

山頂

山頂は神社の裏手側にあります。

正直、上に行けば少しは涼しくなるかと思っていましたが、標高1,300メートル程度では全然涼しくありませんでした。

そして、山頂からの眺めも今一つだったので、残念です。

とりあえず、神社前の広場に戻ってきて、昼食にします。

これまでの他の登山でも昼食はコンビニで買ったおにぎりを食べることが多かったのですが、いい加減飽きてきたので、今度はちょっと豪華な弁当とかにしてみたいですね。

下山

下山ですが、今回は来た道を引き返すのではなく、裏山口方面で帰ります。

途中、湧き水があって飲み水が確保できる以外はとくに見ごたえのあるものはありませんでしたが、だいぶ降りた先では小川が流れていて、奥の方に滝が見えました。

近くまで行くと、不動滝よりは高さはありませんが、勢いよく水が流れていて、水は冷たく、この小川の周辺だけ涼しかったです。

鍾乳洞

小川でしばらく休憩した後、さらに下ると、橋立鍾乳洞があったので、寄ってみることにしました。

入口はどこだろうと探すと、どうやら土津園らくやきという店の奥にあるようです。

鍾乳洞へ行く前に、この店でソフトクリームが販売されていたので、たまらず購入。

束の間の涼ですが、あまりの暑さにかなりの早さで溶けていました。

鍾乳洞の手前にはこの他、そば屋やカフェなどもありました。

そのカフェの先に橋立鍾乳洞の受付があります。(大人200円)

実際に鍾乳洞に入ってみると、最初はひんやりして涼しかったのですが、途中から梯子を使って上に登ったりする内、また汗が噴き出てきて、鍾乳洞内はかなり狭く、地面は泥水で塗れていて、入って5~10分程度で出口に到着する規模と思っていたよりも小さかったです。

この鍾乳洞は中よりも、外の岩壁の方が見応えがあります。

その岩壁のすぐ下には、ちょっとシュールな石像?が。

この石像はなんの石像なのだろう。そう気になる私でしたが、答えは分かりませんでした。

鍾乳洞を出たら、あとは秩父線の浦山口駅へと向かうだけです。

林道を通った先に駅はあります。

そして私はここで思い知りました。浦山口駅はSUICAが使えないので、いくらの切手を買えばいいのかさっぱり分からない、ということに。

駅に掲げられている案内板で到着駅を確認して、いざ切符を購入しようとすると、目的の金額のボタンがなくてあたふた。ちょうど電車がくる時間と、後ろで早く切符を買いたがっている客に挟まれた私は、よく分からずにちょっと高めの切符を購入してしまいました。

浦山口駅ではSUICAが使えないことは、事前に知っていましたが、それでも文明の利器(SUICA)に慣れ親しんでいると、こういう時に上手くいかないですね。

というか、SUICAに対応してほしい、と思ったのは、浦山口経由で登山した方の多くの意見かと思います。

西武秩父駅で夕食

帰り、一旦、西武秩父駅で降りて夕食をとることにしました。

これまで西武線の駅はどこも寂れている感が強かったのですが、この西武秩父駅だけは別で、駅と隣接して祭の湯という温泉施設に大きなフードコートもありと、かなりの観光客が訪れているようでした。

私はそのフードコートで、秩父味噌つけ麺(...だったかな?)を頂きました。

味は美味しかったです。

つけ麺はいつも残ったスープまで食べないのですが、この日は登山後でカロリーを欲していたこともあってか、最後のスープまで頂きました。

秩父味噌を使ったつけ麺の元々のポテンシャルなのか、登山後でより美味しく頂けたのか、ちょっと評価しずらいところではあります。

帰りの電車で揺られながら、先ほど、登ってきた武甲山の山肌が見えてきて、重大なことに気が付きます。

武甲山といえば、山を削ってセメントの原料となる石灰岩を取り出しているため、削れた山肌が特徴なのですが、それが分かる写真を一枚も撮っていなかったのです。

こんな猛暑の中やってきたのは、ブログのネタにもなりそうだから行ってみようと思ったからです。なので、一目で武甲山と分かる写真は一枚くらいは必要なのです。

そんなわけで、慌ててポケットから取り出したスマホで動く電車の中から撮影できた写真が以下の通り。

やはり反射でドアに移り込んでますね。綺麗には撮れませんでした。

まあ、こういうこともあるでしょう。帰りもここから2時間以上あるので、やっぱりちょっと遠いですね。

武甲山に登ってみた感想

正直な話、自宅からの距離や訪れた際の気温もあるのですが、山頂からの見晴らしもよくなかったので、一度行けば十分と思える山でした。丹沢の方が近いならそっちの方が全然いいです。

ただ、西武秩父駅に隣接している温泉施設「祭の湯」には今度、山登り抜きで訪れてみたいと思いました。

フードコートでわらじカツやみそポテトも食べてみたいですね。

アニメ「心が叫びたがってるんだ。」を見て、アニメが面白かったら、聖地巡礼とかでくるのもいいかもしれません。

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