2018.4.26
2019.4.16

長期休暇中の帰省は事前にモバイルデータ通信のプランを変更しておくのがベスト

お盆やお正月、はたまたゴールディンウィークなど長期休暇中に帰省する方は多いと思いますが、その際、実家にネット環境がなくて困ったことはないでしょうか。

私の場合、実家に帰ると光回線はないのは当然としてもケーブルTVのインターネット回線やADSL回線といったものもなく、それでは帰省時にやることがなくなってしまうので、せめてWiMAXは...と思い、モバイルルーターを持って帰ったら通信圏外だったりと、帰省時のネット回線確保は地方出身者の悩みの一つだと思います。

今回はこのネット回線確保についての話ですが、私の場合、スマートフォンのデータプランを変更して通信可能なデータ容量を事前に増やすようにしています。

目次

  • データプラン変更のメリット
  • スマートフォンやPCの設定を見直す
  • Youtubeの画質設定
  • AbemaTVの画質設定
  • Amazon Prime Videoの画質設定
  • 最後に

データプラン変更のメリット

データプラン変更のメリットについてですが、それは「簡単にできる」ということにつきます。

大手のキャリア(docomo、au、softbank)は料金体系が複雑で、キャンペーン適用で割引されている場合はプラン変更しても継続されるのかどうかといったことがすぐに分からないので、プラン変更は難しいかもしれませんが、利用しているのが格安SIM(MVNO)の回線であれば、基本的にデータプランの変更はネットから簡単にできます。

さらに最近ではau、softbankで一部プランのテザリング有料化という話がありましたが、格安SIM(MVNO)なら今のところ有料にはなっていないので、大容量データへのプラン変更も気兼ねなくできます。(そもそもテザリングするために別途お金がかかるというのがよく分かりませんが...)

注意点としては、プラン変更が適用されるのが翌月からなので、前月(または25日)までにプランの変更を申請しないといけない点です。

申請を忘れて、当月になってデータ容量を追加で購入しようとすると、事前の基本データプラン変更に比べてかなり割高なチャージ金額となるので、盆と正月、それにGW前くらいは事前にリマインダーやカレンダーで予定を登録しておくのがいいと思います。

私が利用しているmineoのDプランの場合、基本データ容量の価格は以下の通りです。

それぞれのMVNOで価格は異なりますが、そこまで大きな差はありません。

モバイルルーターのレンタルも考えましたが、機器の受け取りや返却が煩わしく、価格も格安SIMのデータプラン変更で対応した場合と比べると高くつきます。

1ヶ月の長期帰省とかであれば、さすがに制限なしじゃないと厳しいかもしれませんが、1週間程度なら10GB、よく利用する人でも20GBもあれば十分だと思います。私の場合、1週間の帰省予定で事前に20GBのプランに変更して帰りましたが、結果は10GBもいかず、翌月も使いきれずにもったいない思いをしました。

10GB以上の大容量のデータプランに移行しても全然足りない、そういった人はスマートフォンやPCの設定を見直しましょう。

スマートフォンやPCの設定を見直す

データの消費が大きいアプリは大抵の場合、YoutubeやAbemaTV、Amazon Prime Videoといった動画視聴系アプリです。

据え置き型ゲームのソフトウェアアップデートもかなりの容量食いですが、そのような機器がある場合、大抵はインターネット回線がちゃんと用意されていますし、帰省時にわざわざ据え置き用のゲーム機を持って帰ることはないと思うので今回は除外します。

ノートPCなどを持って帰る場合は、事前にアップデートしておきましょう。

以下、YoutubeやAvemaTVなどのモバイルアプリの画質設定方法です。

Youtubeの画質設定

Youtubeの場合、動画再生中に右上の「・・・」から画質の変更ができます。

何度か試してみましたが、初めて再生する動画は自動設定になってしまうようで、速度が出やすい回線を利用している場合は、再生する度に画質の調整を行わないといけませんでした。

PCからの場合はちゃんと設定した画質が他の動画を見た際にも保持されているので、モバイルアプリでYoutubeを視聴する際は注意が必要です。

AbemaTVの画質設定

AbemaTVの場合、設定画面から画質の切替が可能です。変更可能な画質は、最高画質(1GBあたり1時間)、高画質(1GBあたり1.5時間)、中画質(1GBあたり3時間)、低画質(1GBあたり4時間)、最低画質(1GBあたり5時間)、通信節約モード(1GBあたり10時間)ですが、スマートフォンであっても文字の滲みが結構気になったので、ちゃんと視聴したい番組とかなら中~高画質くらいはないと厳しかったです。

設定画面の最初に表示されている「通信節約モード」のON/OFFは、ONにするとモバイル回線時の画質が「通信節約モード」に切り替わります。「画質設定」から設定した場合と同じなので、その設定で問題なければわざわざ画質設定で調整する必要はないです。

Amazon Prime Videoの画質設定

Amazon Prime Videoも設定画面から画質の変更が可能です。

デフォルトでは「Wi-Fi使用時には最高品質を使用する」にチェックが入っていたので、テザリングで接続して視聴すると最高品質になってしまうので、問題ないならOFFに設定しておきましょう。

最後に

5月はソロキャンプをする予定ですが、ソロキャンプってしたことがなく、時間の使い方や過ごし方がまったく想像がつかないので、念のため、基本データの容量を変更しておきました。

前回の大分帰省時は10GBを使いきれずにドブに捨ててしまったので、今回はちゃんと使い切りたいですね。(そもそも電波が届くのかどうかという不安もありますが...)

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