2018.3.29
2019.4.16

ファイル転送サービス「データ便」の利用方法と使ってみた感想

メールで送るには容量が大きすぎるファイルを相手方に渡したいことがあり、どうしようかと悩んでいたら、ファイル転送サービスなるものがあることを知ったので利用してみました。

サービスはいくつかあるようですが(大容量!無料ファイル転送サービス8つ比較|メールで送れない時に便利!|MWORKS)、今回はデータ便を使った方法でやってみたので、その方法を紹介します。

目次

  • データ便の特徴
  • アップロードの手順
  • ダウンロードの手順
  • 使ってみた感想

データ便の特徴

データ便ではアカウント不要で転送できるファイルサイズはライトプランの100MBまでとなっています。100MBを超えるファイルを送りたい場合は、会員登録が必要なフリープランで300MBまで、月額料金制のビジネスプラン(送信のみ300円、送信・受取両方は500円)でファイルサイズが無制限になります。

そもそもファイル転送サービスが必要になる状況というと、会社間のメールではやりとりできないものが対象になりますが、プランによって転送速度の差異もあるようなので、頻繁に大きなファイルサイズの転送をすることがあるならビジネスプランを利用した方がいいと思います。

また、データ便に限らずにこういったファイル転送サービスを利用する際に一番懸念に思ったのはセキュリティって大丈夫なのか、というところでした。

SSLでの暗号化通信やダウンロード時のパスワード要求設定、さらにはセキュリティ便など、一応の機能は備わっていますが、基本的に誰にでもアクセス可能なWeb上にファイルを置くことになるので、個人情報が入ったファイルなど、相手方が了承しているならいいですが、そうでない場合、重要なファイルは利用しないのが無難です。

アップロードの手順

データ便を使ってファイルをアップロードする手順ですが、まず、こちらのサイトにアクセスします。

アクセスしたら最初に「データ便」と「セキュリティ便」のどちらかを選んで(ここではデータ便を選択)、「データをここにドロップしてください。」と書かれているエリアにファイルをドラッグ&ドロップします。

続いて有効期限を設定します。選択できるのは1時間から3日間まで。ビジネスプランなら30日間まで保管できます。すぐダウンロードしてくれるのが分かっているのなら期限は短くした方がセキュリティ的に安心です。

次に「パスワード」と「ダウンロード通知」を設定したら、利用規約に同意してファイルのアップロードを行います。ここでパスワードを設定しないと本当に誰でもアクセス可能になってしまうので、どうでもいいデータならいいですが、そうではない場合、ちゃんとパスワードを設定しておきましょう。

ファイルのアップロードが完了すると、ダウンロードURLを相手方に自分で通知するか、データ便で通知メールを送るかを選択できます。

自分で通知する場合の画面。短縮URLを設定することが可能です。ダウンロードURLをコピーしてメールなどで相手方にURLを通知します。

データ便を使って通知メールを送る場合の画面。

以上でアップロードは完了です。

ダウンロードの手順

ダウンロードの手順ですが、送られてきたURLにアクセスすると、以下のような画面が表示されるので利用規約に同意して次へ進みます。

続いてパスワードを入力します。

アップロードされたファイルが表示されるので、アイコンもしくはダウンロードをクリックしてダウンロードします。

ダウンロード後、不要であればこの画面から削除が可能です(ダウンロード回数の指定はビジネスプランのみの機能)。一覧右端の削除アイコンをクリックして、表示された画面で削除ボタンを押します。

削除が完了すると以下の画面が表示されます。

削除完了後、再度、ダウンロードURLにアクセスすると「お預かりしているファイルはございません。」と表示されます。

使ってみた感想

データ便については100MBまでならアカウント不要で使えるので、ちょっとした時に利用するのには非常に使い勝手がいいです。

最近はワードやエクセルファイルでさえ、作り込んでいけば数十MBになってしまいますし、複数のファイルならもっと大きなサイズになってしまいます。そういった時に、ファイル転送サービスを使えば、客先へ出向く手間を省けるので、積極的に使っていきたいサービスだと思いました。

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