2017.10.24

CloudReadyでリモートホストにファイルの転送を行う

リモートホストにファイルを転送する場合、WindowsだとWinSCPのようなGUIベースのアプリを利用しますが、CloudReadyの場合はそういった便利アプリが見当たらなかったので、ターミナルからscpコマンドを使ってファイルを転送します。

目次

  • ターミナル起動
  • ファイル転送のコマンド例
  • 備考

ターミナル起動

まずは「Ctrl + Alt + t」でcroshを起動します。

起動後にshellコマンドを実行すると、以下のような状態になります。

ファイル転送のコマンド例

ローカルのファイルをリモートホストへ転送する場合、以下のようなコマンドを実行します。

scp -P 12345 /tmp/test/test1.txt st40@192.168.0.10:/home/st40/

「-P」は、ポート番号の指定(デフォルトのポート22の場合は不要)

「転送先」は、[ユーザー名]@[ホスト名またはIPアドレス]:[転送先のパス]

パスワードが必要な場合、コマンド実行後に入力が必要になります。

ディレクトリを転送する場合、オプションで「-r」を指定します。

scp -r -P 12345 /tmp/test/ st40@192.168.0.10:/home/st40/

備考

ターミナルの起動ですが、「Ctrl + Alt + F2」でデベロッパーコンソールを直接起動することができます。(戻す場合は「Ctrl + Alt + F1」)

ログインが必要になるので、デフォルトのユーザー名「chronos」とパスワード「chrome」でアクセスします。

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