CloudReadyでリモートホストにファイルの転送を行う
リモートホストにファイルを転送する場合、WindowsだとWinSCPのようなGUIベースのアプリを利用しますが、CloudReadyの場合はそういった便利アプリが見当たらなかったので、ターミナルからscpコマンドを使ってファイルを転送します。
目次
- ターミナル起動
- ファイル転送のコマンド例
- 備考
ターミナル起動
ファイル転送のコマンド例
ローカルのファイルをリモートホストへ転送する場合、以下のようなコマンドを実行します。
scp -P 12345 /tmp/test/test1.txt st40@192.168.0.10:/home/st40/
「-P」は、ポート番号の指定(デフォルトのポート22の場合は不要)
「転送先」は、[ユーザー名]@[ホスト名またはIPアドレス]:[転送先のパス]
パスワードが必要な場合、コマンド実行後に入力が必要になります。
ディレクトリを転送する場合、オプションで「-r」を指定します。
scp -r -P 12345 /tmp/test/ st40@192.168.0.10:/home/st40/
備考
ターミナルの起動ですが、「Ctrl + Alt + F2」でデベロッパーコンソールを直接起動することができます。(戻す場合は「Ctrl + Alt + F1」)
ログインが必要になるので、デフォルトのユーザー名「chronos」とパスワード「chrome」でアクセスします。