2017.9.27
2019.8.18

ユーシンブルーを見にハイキング! ついでにプチ登山

9月下旬、夏の暑さがまだ少し残る頃、丹沢にユーシンブルーという美しい絶景があるとのことなので行ってみました。

場所は小田急線の新松田駅から玄倉までバスで移動した後、ユーシンロッジ(閉鎖中)に向かう途中にある玄倉ダムというところになります。このダムが貯めている水が青く透き通って見えるようです。

今回はユーシンブルーを見た後、それだけでは物足りないので帰りは雨山峠~寄ルートでプチ登山して帰りました。

目次

  • 新松田~玄倉
  • 玄倉~玄倉ダム(ユーシンブルー)
  • 玄倉ダム~ユーシンロッジ
  • ユーシンロッジ~雨山峠~寄
  • リンク

新松田~玄倉

スタートは小田急線「新松田駅」からです。

今回のハイキング(と登山)はそこまで時間のかかる行程ではないので、8時過ぎくらいのバスで玄倉まで向かいました。

バスの乗車時間は40分ちょっとと少し長く、運賃は片道900円。

玄倉に到着すると目の前に商店があります。

時期が時期なので他の登山者は少なかった(数人レベル)ですが、紅葉シーズンになるとかなり増えると思います。

近くの掲示板にはユーシン渓谷のガイドマップがありました。

せっかくなので近くの丹沢湖を撮影。

曇りだったので写真映りはあまりよくありません。

ユーシン渓谷へはガイドが設置されているので迷うことはないと思います。

玄倉~玄倉ダム(ユーシンブルー)

ユーシン渓谷へ出発すると、まず目にするのがクマ出没注意の看板でした。

ここにも。

今回は持ち合わせていませんでしたが、念のためクマ避けの鈴を装備していた方がいいかもしれません。

玄倉ダムまではいくつかのトンネルを通ります。

2つ目のトンネルだったと思いますが、結構長くてライトがないと真っ暗で何も見えませんでした。そんなところでクマに襲われたら一溜りもないので、クマ避けの鈴とライトはぜひ持っていきましょう。

玄倉のバス亭からだいたい2時間ちょっとで玄倉ダムへ着きました。

下を見ると念願のユーシンブルーです。

正直なところ、絶景とはいいつつもそこまで期待はしていなかったのですが、思っていたよりも透き通ったブルーでちょっとだけ感動。歩いてきた甲斐があります。

残念だったのは周囲に木々が生い茂っているので、ユーシンブルー全体を見渡せるポイントが無かった点です。紅葉シーズンまたは散った後とかであればもうちょっと見やすいかもしれません。

玄倉ダム~ユーシンロッジ

さて今回はこのまま引き返して終わりではありません。むしろここからが本番...といったところですが、その前にエネルギー補給が必要なので、そのままダムを通り過ぎてユーシンロッジへ向かいます。

ユーシンロッジまでの道中にもいくつかトンネルがありますが、そこまで長くはありません。

玄倉ダムから1時間ほどでユーシンロッジに到着しました。

しばらく休憩した後、少し戻って沢近くで昼食にします。

常連さんがよく訪れている場所なのか焚火の跡がありました。

沢に流れる水は冷たくて気持ちよかったです。

昼食はカップ麺ではなく袋ラーメン(サッポロ一番みそ)にしました。

なにげに今持っているキャンプ用品で袋ラーメンが作れるかどうかも今回のハイキングの主目的だったりします。

調理方法は至って簡単。

まずはお湯を沸かし

乾麺を二つに割って

それを沸騰したお湯に投入したら

3分後にスープの素を投入して出来上がりです。

家だろうが野外だろうが、火さえ使えればとても簡単に作れますね。ただ、ペットボトルのミネラルウォーター全部使って作ったら容量が550mlあったらしく、いつも水少なめで作っていることもあってかなり薄味になってしまいました。

次からは注意したいと思います。

ユーシンロッジ~雨山峠~寄

昼食後、来た道をちょっと引き返して、分かれ道を雨山峠へ向かって進みます。

今回はここからが本番で、これまではまごうことなきハイキングでしたが、これからのルートは完全に登山(しかも上級者向け)でした。

とりあえず1時間ほどで雨山峠へ着きましたが、道中は足を滑らせたらアウト的なところが何カ所もあったので、このルートを荒天時に通るのは止めた方がいいです。

雨山峠から寄までの道中も危険なのか、大きな警告の看板が立っていました。

少し休憩したら出発します。

雨山峠~寄間では沢を渡って対岸へ行く必要があります。看板で警告されていたようにコースが分かりにくく、沢のどのポイントを渡れば安全かどうかの判断がつきにくいので注意が必要です。

前日に雨が降ったせいで川の水量が多く、私も油断していたわけではありませんが、それまでの登山で疲れが溜まっていたせいか、川を渡る際に足を滑らせて片方の膝下までをずぶ濡れにしてしまいました。

一旦濡らしてしまうと、ハイキング用のシューズを履いていたとしても、歩くたびにグチョグチョして気持ち悪く、それに気を取られて注意力が散漫になってしまいます。

その後も何度か沢を渡らなければいけませんでしたが、なんとか一回の失敗だけで済みました。

なお、このルートの道中には寄大橋や

なぜか鹿のオブジェがあったりします。

そんなこんなで、なんとか寄バス亭まで来ることができましたが、その間ずっと濡れた足が気持ち悪かったです。(次はもう絶対に落ちたりしない...多分)

寄から新松田へのバスですが、休日はだいたい40~50分に一本くらいでした。

ちなみに「寄」の読み方ですが「やどりき」というようです。

兎にも角にも早く風呂に入って一杯飲みたいです。

リンク

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