2017.2.26
2019.8.18

東京マラソンを観戦した感想と注意点

知り合いが東京マラソンを走ることになったので応援に行ってきました。今年は12.2倍の抽選倍率だったようですね。相変わらずの人気です。今回初めて観戦したことで応援するためには色々と注意しないといけないことがあると感じたので、個人的な感想と合わせて紹介します。

目次

  • 事前の準備
  • スタート地点での集合と応援
  • 10km地点
  • 芝公園付近
  • ゴール地点
  • ゴール後のランナーとの合流
  • 最後に

事前の準備

応援navi - ランニング応援アプリ

ランナーの位置を把握するには必須のアプリ。かなり正確な位置をリアルタイムに教えてくれます。

スタート地点での集合と応援

知り合いのランナーとスタート地点で集合する場合、ランナーはかなり早い時間にスタート地点に集合していないとといけない点に注意しましょう。

今年は9:10スタートでしたが、手荷物を預けられるのが8:30までとなっているので、着替えやトイレ、人込みによる混雑などを考えると、ランナーは最低でも8時前にスタート地点に到着していないと余裕がありません。ハーフならまだしもフルマラソンという長丁場でもあるので当日は余裕をもって行動したいはず。応援者の都合で遅くなるくらないなら、スタート地点での集合は諦めましょう。

応援する際の注意点としては、ランナーが団子状態なので知り合いのランナーがどこを走っているのかまずわかりません。ランナーとコンタクトを取りたいなら詳細な位置を事前に教えている必要があります(それでも確実とは言えません)。

スタート地点から少し行ったところでこんな感じです。前の方の集団なのでまだ空いてますが、後続はこれが道路一杯に広がっています。

また、当日の新宿駅~都庁は走行ルートの通行規制が行われているため、行きたい場所にすぐにはいけません。観戦者も多いので見晴らしのいいポジションは早々に抑えられていることにも注意しましょう。本気で応援するなら事前の下調べと早めの行動が必須です。

なお、スタート地点でトップ集団を間近で見たい場合は、走行ルート右側でスタンバイしましょう。スタート後緩やかな右曲がりとなっているのでランナーは右側を走行します。逆側に行ってしまうと近くで見ることはできませんし、戻るとしても当日の通行規制も相まって迂回ルートを通らざるを得ず、かなりのタイムロスになります。

10km地点

10km地点でのランナーは左側の沿道を走っています。10kmコースのゴール地点でもあるので右側はフィニッシュするランナーのコースとなっていました。

今回、東京駅から日本橋方面へ向かったのですが、このルートの場合、応援する側の歩道とフルマラソンの走行ルートが逆なのでランナーとの距離が遠いです。

また、スタート地点でランナーを見送った場合、早めに行動しないと間に合いません。迂回ルートのせいもあって移動に1時間はかかることを見越しましょう。

個人的にはスタート地点と両方ではなく、どちらか一ヶ所に絞った方がいいと思います。

芝公園付近

10km地点でランナーを見送った後、東京駅の八重洲口から連絡通路で丸の内口に出て、地下鉄の都営三田線で大手町から芝公園へ移動しました。

ここは応援するのに非常にいいポイントでした。距離的には33km地点と折り返し後の38km地点になるのですが、ランナーはいい感じにばらけていますし、歩道も広いです。道路の向かい側には地下鉄の通路を使えば難なくいけますし、トイレも近くにあります。ランナーにとって走るのが辛い距離でもあるので応援のしがいもありますね。芝公園の敷地内ではフラダンスやチアリーディング、太鼓などの演奏が行われていたので、待っている時間もそこまで苦ではありませんでした。

ゴール地点

さて、肝心のゴール地点の応援ですが、残念ながらフィニッシュするところは見れません。地下鉄で芝公園から日比谷に行ってゴール地点に行こうとしましたが規制で行けませんでした(もしかしたら東京駅側からなら見れるかも...)。

応援するなら有楽町駅からゴール手前までの直線になりますが、ここはやはり観戦者が多く、両サイドから激励の声が聞こえてくるのでランナーは追い立てられるようにペースが速くなります。直前まで歩いていたランナーの場合、急にペースが上がるので気を抜くと見逃してしまいます。

私の場合、見逃して気づいたら後ろ姿でした。

ゴール後のランナーとの合流

今回、一番注意してほしいと思ったのはゴール後のランナーとの合流です。

ゴールしたんだからすぐに会えるだろうと思ったら大間違いです。ゴール地点から荷物受取所(全部で3ヶ所、知り合いのランナーは日比谷公園)までランナーは隔離されたままです。すぐには会えません。周りにいたランナーの家族や友人もどこで合流できるんだよ、とボランティアスタッフに尋ねるのを何度も目にしました。

結論から言うと、合流しないで別々に帰った方が楽です。

日比谷駅の日比谷公園側につながる出口(A10、A14)はランナー以外には封鎖されているため、向こう(ランナー)から来ることはできてもこちらから行くことができないのです。

それでも行くとしたら、南下して内幸駅を経由していくことになるかと思います。

別にそういう規制をするならそれはそれでいいのですが、誰かに訊かないとわからない、または実際に行ってみないとわからないってのは正直厳しいです。あえてそうしているのかもしれませんが、もうちょっとわかりやすくしてほしいですね。

なお、今回ここであげた注意点はあくまで2017年の東京マラソンでのことです。次回以降はルールが変更されている可能性があるので、事前に大会HPを確認してください。

最後に

応援に愛犬を連れてくるのはやめてほしいです。誤って尻尾を踏みそうになりました。あと、のぼり(旗)を掲げるのはランナー側から見ると盛り上がっている感じが出ていいと思いますが、人が多い場所での前列では勘弁してください。のぼりが風で揺られて視界を塞いだり塞がなかったり...かなり邪魔です。

以下は、今回目撃したコスプレの一覧です。

  • フリーザ
  • ピカチュウ
  • ルフィ
  • チョッパー
  • マリオ
  • ウォーリー
  • キキ(魔女の宅急便)
  • ナウシカ
  • 進撃の巨人
  • 鬼太郎
  • ピコ太郎
  • 金八先生
  • HOT LIMITスーツのおじさん
  • スーツ(サラリーマン)
  • 上半身裸の外国人(寒そう...)
  • TENGA

上記以外にも、なんのコスプレなのか分からないものが沢山。被り物や帽子の上にドラえもんといったものもあり、特定のランナーを探すのによさげでした。

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