鳴潮 レイトレーシング設定時の映像とFPS(フレームレート)の比較
先日、鳴潮のVer 2.3がリリースされましましたが、私が使っているGeForce RTX 3060 Tiでもレイトレーシングの設定ができるようになっていたので、設定することでの映像の変化やFPS(フレームレート)の影響について確認してみました。
目次
- レイトレーシングの設定
- 映像の変化
- FPS(フレームレート)への影響
- Ver 2.3について
- 最後に
レイトレーシングの設定
映像の変化
まず、レイトレーシングについて調べると、『光源からの光線を追跡して~~』と難しいことが書いてありましたが、要は水面などに反射した映像を映すことができる設定になります。
実際にレイトレーシングのオン/オフを切り替えて比べてみると以下の通り。
レイトレーシング:オフ
レイトレーシング:オン
キャラクターの足元の水たまりに映る映像が、オフの場合はボヤけて見えますが、オンにするとくっきり反射していることが分かります。
今回、改めて比較して気づいたのですが、オフにしても、それっぽいものが映るようになっていたので、意識して見ていないと気づかないと思います。
ただ、場所によっては、レイトレーシングが有効になっていることで、映像がより綺麗に見えるところもあります。
レイトレーシング:オフ
レイトレーシング:オン
水面の反射がオンとオフではかなり違って見えます。逆に水面などがない場所では、レイトレーシングを設定することでの変化はほぼありません。(あったとしても気づかないレベル)
また、レイトレーシングには「低」「中」「高」の設定がありますが、設定を変えることによる映像の違いは、私には分かりませんでした。
FPS(フレームレート)への影響
一方、FPS(フレームレート)への影響ですが、こちらはかなり大きく、レイトレーシングを有効にすることでかなり落ちます。
4K解像度で、DLSSとレイトレーシングの設定を切り替えて、FPSを計測した結果は以下の通り。(計測場所はアヴィノレーム、FPSの最高は「60」)
DLSS | レイトレーシング | |||
---|---|---|---|---|
オフ | 低 | 高 | ||
オフ | 47 | 21 | 16 | |
性能重視 | 60 | 57 | 46 | |
効果重視 | 60 | 43 | 33 | |
ウルトラクオリティ | 60 | 50 | 40 |
表を見て分かる通り、レイトレーシングを有効にすると、DLSSを性能重視に設定していたとしても「60」FPSを切るくらいに落ちます。
ちょっと切るくらいであれば、普段の操作にそこまで影響はなかったので、4K解像度でRTX 3060 Tiの場合は、レイトレーシングを「低」にして、DLSSを「性能重視」や「最大性能重視」で利用するのがいいと思います。
上記の設定でしばらくやってみましたが、たまにカクつくことがあったので、気になるようであれば、レイトレーシングはオフにしましょう。
正直、レイトレーシングを設定していなくても、鳴潮の映像はめちゃくちゃ綺麗です。
ちなみにDLSSの設定でウルトラクオリティというのがいつの間にか増えていたので、試しに計測してみましたが、FPS的にはバランス設定に近そうです。効果重視の次にある選択肢なので、映像的にはこちらの方がいいのかもしれません。
Ver 2.3について
簡単ではありますが、ひとまず、レイトレーシングについて確認した内容は以上になります。
ここからは蛇足で、最新のVer2.3の感想を書こうと思いますが、正直、めちゃくちゃ良いです。
Ver 2.0がリリースされた時にかなり良くなっていると、以前の記事で述べましたが、2.3でも色々と改善されていて、このペースで開発していて大丈夫なのか、と逆に心配になってくるレベルです。
また、2.3が1周年のバージョンなので、周年イベントが盛り沢山ですが、そのセンスは抜群。
団子イベントなど、誰が予想したでしょうか。
最初は冗談かと思いましたが、めちゃくちゃ楽しめる、素晴らしいイベントに仕上がっていました。
そして、プレイアブルとして、ついに実装されたキャラクターや、相変わらずの映像美の数々。
素晴らしいの一言に尽きます。
最後に
1周年イベントでの配布や復帰ボーナスなど、かなり力が入っていて、リリース直後と比べてゲームとしての完成度も高くなっているので、鳴潮を始めるのであれば、今が最良の時だと思います。
個人的に、今、一番、誰かにオススメしたいゲーム、それが鳴潮です。