Amazonの「Fire TV Stick 4K Max」が快適すぎてテレビ離れが加速する
先日、開催されたAmazonのプライムデーで、Amazonのストリーミングメディアプレーヤー「Fire TV Stick 4K Max」を購入しました。
購入した理由は、GoogleのChrome Castを実家に送ってしまったため、代わりとなるものが欲しかったからなのですが、実際に使ってみると、ChromeCastとは別物で、ストリーミングメディアの視聴デバイスとしてかなり使い勝手がいいことが分かりました。
目次
- Fire TV Stick 4K Max
- 使用可能なアプリ
- 実際に使ってみて分かった良かったところ
- 気になった点
- 最後に
Fire TV Stick 4K Max
購入したAmazonのFire TV Stick 4K Maxはこちら。
内容物は、本体、リモコン、HDMI延長ケーブル、USB充電アダプタ・ケーブル、単4電池 × 2、マニュアル。
※上記画像では、USBケーブルを箱から出すの忘れていましたが、ちゃんと同梱されています。
リモコンは以下の通り。
単4電池×2を使用します。
本体はシンプルで、HDMK出力端子と、電源用のMicro USB端子があるだけ。
本体を直差しできない場合や、Wi-Fiの感度が悪い時のために、HDMIの延長ケーブルが付属しています。
スペックは4K対応で、無線はWi-Fi6、CPUはクアッドコア1.8GHzで、ストレージ8GB、メモリ2GBとなっています。
使用可能なアプリ
Fire TV Stickで対応しているメディアは多く主なところでは以下の通り。
- Amazon Prime Video
- NETFLIX
- DAZN
- YouTube
- FOD
- ABEMA
- hulu
- Tver
- U-NEXT
- BANDAI CHANNEL
- dTV
- dアニメストア
- GYAO
この内、無料で視聴できるものとしてYouTubeやABEMA、GYAO、TVerといったものがあり、これだけでも視聴可能なメディアとしては十分で、ニュースやアニメ、ドラマなど沢山のコンテンツを視聴することが可能です。
また、Fireタブレットでは使えない公式のYouTubeアプリが、Fire Stickの方では使えることがかなり大きなポイントとしてあります。
実際に使ってみて分かった良かったところ
Fire TV Stickの初期設定を済ませて、実際に使ってみた感想ですが、ハッキリ言って、めちゃくちゃ快適でした。
まず、良かった点としては、アプリの起動や視聴するコンテンツの切り替えがサクサク動いて意外とストレスがなく、さらにリモコンの操作性や操作した際の反応がかなりいいです。基本的な操作はリモコンのボタンを見ずに直感で操作可能。リモコン自体がコンパクトで片手で持って操作できる点も良ポイントです。
さらに通常リモコンを使う際には検索で文字を入力するのが不便なのですが、こちらはAlexaに対応していて、マイクのボタンを押しながら話しかけることで、検索や、アプリ起動といったことも可能となっています。
そして一番驚いたのは、このデバイス(Fire TV Stick 4K Max)がMicro USBからの給電のみで動作していることです。パソコンとは比べ物にならないくらいの省電力で動作しており、ストリーミング再生時も本体がほんのり暖かくなっている程度で、このレベルの製品が、MicroUSBからの給電のみで動作していることが未だに信じられません。
Bluetoothにも対応しているので、モニターのスピーカーに満足できないのであれば、外部スピーカーを利用することも可能です。
操作しない時間が続くと、スクリーンセーバーの表示や自動で消灯(電源オフではない)といったことにも対応しています。
これまで、テレビに搭載されているAndroid TVを使用した経験はありますが、それと比べると、操作性には雲泥の差があり、このStick一本で、かなり遊べると思います。
気になった点
かなり気に入ったFire TV Stickですが、気になる点もありました。
まず、最初に気になったのは、電源のオン・オフがないこと。
ホームボタンの長押しで、スリープを選択することが可能ですが、これはあくまでスリープで、電源のオフではありません。
また、スリープ時は、画面が消灯(黒画面の表示)するだけで、ディスプレイの映像出力が止まるわけではないので、表示しているモニターの電源はついたままとなります。
私の場合、PC用のモニターにこのFire TV Stickを繋げているので、この点はかなり気になっていて、Fire TV Stickでストリーミングを視聴した後、PCの画面に切り替えたいといった際、モニター側の入力切替で表示を切り替える必要がありました。
どうしてそうなっているのか分からないのですが、おそらく、Fire TV StickはPCモニタではなく、テレビに繋げることを想定したデバイスで、常時オンで使用することが前提となっている気がします。
省電力なので、電源を入れたままでもいいとは思いますが、私のようにPCモニタで使っている場合は入力切替が面倒なので、解決策としては、USBからの給電を電源スイッチでオン・オフするケーブルがあるので、それを使用することになります。
こちらの購入した電源スイッチ付きのUSBケーブルは2本セットになっていたので、一つはFire TV Stick、もう一つはStickに繋げているBluetoothスピーカーで使用することにしました。
これで、Fire TV Stickでストリーミングを視聴したい場合、ケーブルのスイッチをパチパチと切り替えるだけで使えるようになります。
電源のオン・オフがないことからも分かる通り、起動した状態で電源がオフになることも想定されていると思いますので、この使い方で問題ないかと思いますが、元の電源をオフにするのが気になる場合、一旦、スリープ状態にした後、ケーブルの電源をオフにするといった使い方でいいかと思います。
もう一つ気になったのは、スマホやタブレットの画面共有機能(ミラーリング)に対応しているのですが、やってみたところ、認識したりしなかったり、画面の共有ができても単純な画面のミラーリングで使い勝手が良くなかったことです。
スマホやタブレットと連携させる場合は、GoogleのChromeCastの方が何倍も使い勝手がよく、Fire TV StickはあくまでモニターをAndroid TV化するためのものと割り切った方が良さそうです。
最後に
今回、購入したAmazonの「Fire TV Stick 4K Max」は、間違いなく、今年、購入して良かった製品のベスト3に入ります。
リモコンの操作性が思っていたよりも良かったのが大きく、サクサク動いて反応もいいので、この点については、なにも言うことはありません。
昨今、テレビ離れが叫ばれている世の中ですが、Fire TV Stickさえあればテレビがなくても満足できるので、このアイテムのせいで、テレビ離れがさらに加速しそうですね。
めちゃくちゃオススメです。