2022.7.10

METIS PLUSのグラフィックボードをNVIDIAの「GeForce RTX 3060 Ti」に換装

先日、電源を300Wから500Wのものに換装しましたが、ちょうど欲しいと思っていたグラフィックボードが安くなっていたので、電源の換装から間髪入れずに、新しいグラフィックボードを購入しました。

目次

  • 購入したグラフィックボード
  • グラフィックボードの取り付け
  • 消費電力やGPUの温度、ゲームプレイ時のファン音について

購入したグラフィックボード

購入したグラフィックボードはこちら。

NVIDIA RTX 3060 Tiで唯一と思われるMSIのシングルファンモデル「MSI GeForce RTX 3060 Ti AERO ITX 8G OC LHR」です。

裏面にはバックプレートあり。

映像出力ポートはHDMI × 1、Display Port × 3となっており、全てのポートにキャップがついています。

補助電源は8ピンが一つ。

これまで使用していたグラフィックボードのPalitのGTX 1650と大きさを比べると以下の通り。(左がRTX 3060Ti、右がGTX 1650)

大きさとしてはほぼ同じで、わずかにMSI RTX 3060Tiの方が大きいというレベル。

GTX1650から比べると性能的にはかなりアップするので、このサイズで本当に冷却が追いつくのか、ちょっと不安になります。

グラフィックボードの取り付け

自作PCのケースはRAIJINTEKのMETIS PLUS。このケースに購入したグラフィックボードを取り付けてみました。

当たり前の話ですが、グラフィックボードの占有面積では、その前に取り付けていたGTX 1650とほぼ変わりません。

ケース上部のクリアランスも問題なし。

消費電力やGPUの温度、ゲームプレイ時のファン音について

実際に電源を入れて、正常に動作することを確認した後、ゲームプレイ時の消費電力やファンの音について確認してみました。

まず、消費電力ですが、アイドル時はGTX1650とそう変わらず、試しにFF15 ベンチマークを実行して確認すると、280W前後でした。

GTX1650が140~150Wだったので、グラフィックボードの交換だけでおよそ2倍になっています。

GPUの温度は70℃近くになり、PCから排熱される空気がかなり暖かくなります。ゲーミングPCは暖房器具というワードをよく聞きますが、その意味を初めて知りました。

ちなみに4Kディスプレイで標準品質で実行したFF15ベンチマークのスコアは「6018」でした。

ベンチマーク実行中のファンはかなり煩くなり、この状態でゲームはできないことはありませんが、常時フル稼働はPCが壊れないか心配になってくるので、ケース次第かとは思いますが、ちょっと厳しいと思います。

通常は7~8割くらいの動作で、時折、重たい処理でフル稼働するならいいと思いますが、やはりファン音が気になると思うので、そのレベルのゲームをプレイするなら、シングルファンではなく、デュアルファン以上を選択するといいかもしれません。

個人的にはPCでプレイするゲームは今のところ原神しかなく、原神の場合、電力制限やファンの制御を調整することで、快適に4Kでプレイすることができたので、満足しています。

原神を4Kでプレイする場合の設定や、電力制限の方法については、また別の記事で紹介したいと思います。

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