METIS PLUSのグラフィックボードをNVIDIAの「GeForce RTX 3060 Ti」に換装
先日、電源を300Wから500Wのものに換装しましたが、ちょうど欲しいと思っていたグラフィックボードが安くなっていたので、電源の換装から間髪入れずに、新しいグラフィックボードを購入しました。
目次
- 購入したグラフィックボード
- グラフィックボードの取り付け
- 消費電力やGPUの温度、ゲームプレイ時のファン音について
購入したグラフィックボード
購入したグラフィックボードはこちら。
NVIDIA RTX 3060 Tiで唯一と思われるMSIのシングルファンモデル「MSI GeForce RTX 3060 Ti AERO ITX 8G OC LHR」です。
裏面にはバックプレートあり。
映像出力ポートはHDMI × 1、Display Port × 3となっており、全てのポートにキャップがついています。
補助電源は8ピンが一つ。
これまで使用していたグラフィックボードのPalitのGTX 1650と大きさを比べると以下の通り。(左がRTX 3060Ti、右がGTX 1650)
大きさとしてはほぼ同じで、わずかにMSI RTX 3060Tiの方が大きいというレベル。
GTX1650から比べると性能的にはかなりアップするので、このサイズで本当に冷却が追いつくのか、ちょっと不安になります。
グラフィックボードの取り付け
消費電力やGPUの温度、ゲームプレイ時のファン音について
実際に電源を入れて、正常に動作することを確認した後、ゲームプレイ時の消費電力やファンの音について確認してみました。
まず、消費電力ですが、アイドル時はGTX1650とそう変わらず、試しにFF15 ベンチマークを実行して確認すると、280W前後でした。
GTX1650が140~150Wだったので、グラフィックボードの交換だけでおよそ2倍になっています。
GPUの温度は70℃近くになり、PCから排熱される空気がかなり暖かくなります。ゲーミングPCは暖房器具というワードをよく聞きますが、その意味を初めて知りました。
ちなみに4Kディスプレイで標準品質で実行したFF15ベンチマークのスコアは「6018」でした。
ベンチマーク実行中のファンはかなり煩くなり、この状態でゲームはできないことはありませんが、常時フル稼働はPCが壊れないか心配になってくるので、ケース次第かとは思いますが、ちょっと厳しいと思います。
通常は7~8割くらいの動作で、時折、重たい処理でフル稼働するならいいと思いますが、やはりファン音が気になると思うので、そのレベルのゲームをプレイするなら、シングルファンではなく、デュアルファン以上を選択するといいかもしれません。
個人的にはPCでプレイするゲームは今のところ原神しかなく、原神の場合、電力制限やファンの制御を調整することで、快適に4Kでプレイすることができたので、満足しています。
原神を4Kでプレイする場合の設定や、電力制限の方法については、また別の記事で紹介したいと思います。