2021.4.14

Excel 2019で複数の項目を比較するグラフを挿入する方法(集合横棒グラフ)

Excelでたまにグラフを挿入したいことがあるのですが、グラフの挿入や、軸や目盛り線の設定の仕方などをいつも調べ直していたので、よく利用する集合横棒グラフをベースに、設定方法などをまとめておきます。

目次

  • グラフの挿入
  • 軸の反転
  • データの選択
  • データラベルの表示
  • グラフタイトルの設定
  • 最後に

グラフの挿入

まず、グラフの挿入ですが、以下のような表があった場合、

項目名とデータ(数値)を選択状態にして、メニューの挿入から「おすすめグラフ」を選択します。(項目名も一緒に選択状態にしておくとあとが楽)

グラフの挿入ダイアログが表示されるので、ここでは「集合横棒」グラフを選択。(タブの選択でおすすめ以外のグラフも選択可能)

OKでグラフを決定すると、項目名やデータを自動で判定して、セル上に選択したグラフが配置されます。

軸の反転

パッと見は上記の手順で挿入したグラフのままでも良さそうですが、表と見比べると、デフォルトではグラフの左下を起点に項目やデータが配置されてしまっていて、項目の順番が逆になっています。

この順番を表と合わせて上から順番に表示したいことが多いので、そういった時は「軸の反転」を行います。

挿入されたグラフの項目名が表示されているエリアを右クリックして、表示されたメニューの中から「軸の書式設定」を選択。

右側に軸の書式設定パネルが表示されるので、「軸のオプション > 軸位置」にある「軸を反転する」にチェックを入れると、表と同じ順番でグラフが表示されるようになります。

反転すると、横軸の目盛線が下から上に移動してしまうので、オプションの「横軸との交点」を「最大項目」に変更。

データの選択

データの選択をやり直したい場合、グラフのどこでもいいので右クリックして、「データの選択」を選択。

データソースの選択ダイアログが表示されるので、ここから再設定を行います。

データラベルの表示

横棒グラフにデータの数値を表示したい場合、グラフを右クリックして、メニューから「データ ラベルの追加」を選択します。

データラベルの追加後、表の数値がグラフの右横に表示されます。

表示位置を変えたい場合は、再度グラフを右クリックして、メニューから「データラベルの書式設定」を選択。右側に表示されたパネルの「ラベルオプション > ラベルの位置」で表示したい位置を選択します。ここでは内側上を選択。

フォントの色はセル内のテキスト同様にホームタブから設定可能です。

後は系列の数分、これを繰り返します。

グラフタイトルの設定

グラフタイトルは、直接カーソルを合わせれば、編集可能。

最後に

Excelでグラフを作成する機会があまりなく、慣れていないので、今後もメモしておいた方がいいものがあれば、こちらの記事を更新します。

アプリ・サービス】関連記事