2021.4.1

Amazonプライム会員のメリット・デメリット 長期継続のプライム会員だからこそ確認しておきたいこと

私がAmazonのプライム会員になって、かれこれ数年が経過しました。

プライム会員になっている間、配送料の無料やPrime Videoといったサービスを中心に会員の恩恵を享受してきましたが、長年、会員になっていたことで利用できるサービスが当たり前の状態となり、逆にプライム会員でいることのメリットが分からなくなってしまっていました。

自分にとってプライム会員はお得なのかどうか、ログ・ホライズンの第3期見たさにNetflixを契約してしまった今、Amazonプライム会員で利用できるサービスや特典について内容を再確認して、必要であれば見直しを行いたいと思います。

目次

  • Amazonプライム会員の特典
  • お急ぎ便・日時指定便が無料
  • Prime Video
  • Prime Music
  • Prime Reading
  • Prime Gaming
  • 会員限定先行タイムセール
  • Amazon Photos
  • Amazon ママ・パパ向け特典
  • Amazon Matercardの支払いでポイント上昇
  • 最後に

Amazonプライム会員の特典

現在の時点(2021年4月1日)で、Amazonプライム会員で利用できるサービスや特典は以下の通りとなっています。

一覧にすると以下の通り。

  • お急ぎ便・日時指定便が無料
  • Prime Video
  • Prime Music
  • Prime Reading
  • Prime Gaming
  • 会員限定先行タイムセール
  • Amazon Photos
  • ママ・パパ向け特典

※ 最新の情報は、「アカウントサービス > Amazonプライム会員情報」から確認してください

以下、それぞれの特典の詳細と、個人的な利用についての所感になります。

お急ぎ便・日時指定便が無料

Amazonプライム会員であることの最大のメリットは配送料が無料になることです。

一般会員がお急ぎ便やお届け日時指定便を利用しようとすると、商品の料金とは別で、500円前後の配送料が必要になります。

通常配送であっても、購入金額が2,000円未満の場合、配送料が別途かかります。(商品によっては無料で配送可能なものもある)

このため、Amazonでよく買い物をしたり、購入したらすぐに届けてほしいといった場合は、プライム会員になることで、配送料を気にせず購入できるメリットがあります。

逆に、商品を一度にまとめて購入したり、緊急性の高いものを購入する機会がそこまでないのであれば、会員であることの恩恵は薄くなります。

私の場合、会社に通勤していた頃は、日時指定での注文をよく利用していましたが、リモートワークで在宅することが多くなったため、お急ぎ便や日時指定の配送を利用する機会はかなり減りました。

Prime Video

プライム会員の目的がPrime Videoといった人も多いのではないでしょうか。

プライム会員であれば、対象となっている作品を無料で視聴することができます。

対象の作品数はそこまで多くはありませんが、新しく放送開始されたアニメの場合、有名どころや人気の作品はちゃんと抑えてあり、テレビなどでの放送後、1週間以内には配信が開始されるので、Prime Videoで十分といった感じになります。

私の場合、Prime Videoのおかげで、自宅からテレビを無くすことができました。アニメは時間に縛られず、ストリーミング配信で視聴するのが一番です。

ただし、プライム対象外の作品ももちろんあるので、その点を我慢できるかどうかがポイント。どうしても見たい作品がある場合、別途レンタル費用を支払って視聴するか、他の配信サービスを利用する必要があります。

最近、どうしてもログ・ホライズンを見たくて、有料サービスのNetflixを契約したのは、そういう理由です。

NetflixとPrime Videoを比較した場合、Netflixの方が視聴できる作品が多いので、正直、Prime Videoの利用価値は下がってしまいます。

ログ・ホライズン視聴後もNetflixの契約を継続するかどうかにもよりますが、Netflixを継続する場合、Prime Video目的だけでは、プライム会員を継続する理由はかなり薄いです。

Prime Music

意外と忘れがちなのはPrime Music。

現在、Prime Musicの対象曲は200万曲となっていて、プライム会員であれば、これが聴き放題となります。

Amazon Music全体の曲数は7,000万曲で、アーティストによって対象の曲とそうでない曲があり、自分が聴きたいアーティストの曲が対象となっているなら、かなり使えるサービスです。

個人的にはOfficial髭男dismやYOASOBIといったアーティストの曲を、たまにAlexa(Echo Dot)にお願いして、かけて貰っていますが、この使い方ができるのはプライム会員であればこそ。

曲単体であればYoutubeなどでミュージックビデオが公開されていることも最近は多く、Prime Musicを利用する必要はありませんが、寝る時や朝起きた時にAlexa経由で音楽を流してもらうには必須の特典となります。

Prime Reading

AmazonにはKindle Unlimitedという読み放題サービスがありますが、そのサービスからさらに対象作品を絞ったのがPrime Reading。

私の場合、Kindleで読む本はほとんどコミックとなっていますが、プライム会員対象のコミックは少なく、正直、かなりおまけ程度の特典となっています。

現在、対象となっているコミックで興味のあるものは読んでしまったため、新しく追加される作品待ちとなっていますが、興味のある作品に絞ると、月に3~4本あれば良い方。また、シリーズものであれば1巻しか対象となっていないことが多いので、読んでみて面白かった場合、続きを読むには2巻以降を購入する必要があります。

そもそもコミックについては、Prime Readingの上位版であるKindle Unlimitedも対象の作品がそこまで多くないので、コミックの読み放題目当てで利用するには向いていません。

Prime Gaming

今回、記事を作成するにあたって、初めてその存在を知ったのがPrime Gaming。

以前はTwitch Primeという名前で展開されていたサービスのようで、試しに利用してみましたが、プライム対象の作品は毎月5~10本程度となっています。

また、対象となっているゲームのクオリティはお世辞にも高いものではなく、海外製のインディーズゲームっぽいものしかなかったので、わざわざAmazon Gamesでプライム対象のゲームをプレイするくらいなら、Google Playから無料で遊べる面白そうなゲームを選んで、そのゲームをプレイした方が有意義な時間になると思います。

対象作品次第になると思いますが、今のところ、Prime Gamingのためにプライム会員を継続するという程の価値はありません。

会員限定先行タイムセール

Amazonでは毎日タイムセール商品が販売されていますが、プライム会員であれば、通常の開始時間より30分早く注文することができます。

この特典については、有難いと感じる人とそうでない人に分かれると思います。

私の場合、プライム会員になった当初はこの特典を活用すべく、タイムセールの際は意識することも多かったのですが、最近は、欲しいものは大体揃ってしまった上、タイムセールの商品にそこまでの違いがない、ということが分かってしまったので、この特典を利用することはなくなりました。

あったとしても、ブラックフライデーやサイバーマンデーなど年1、2回程度です。

Amazon Photos

写真を容量無制限で保存できるAmazon Photos。

容量無制限と聞くと非常に使えそうな特典ですが、注意しないといけないのは、写真のみという点。ビデオや写真以外のファイルといったものは5GBの制限があります。

個人的にGoogleドライブの15GBで十分なので、Amazon Photosは利用していません。

Amazon ママ・パパ向け特典

定期おトク便でのおむつやおしりふきの購入が割引になったり、子供の情報を登録することでベビー用品の限定セールに参加できる特典。

非常に魅力的な特典だとは思いますが、残念ながら、私には関係のないものです。

Amazon Matercardの支払いでポイント上昇

上記以外の特典として、Amazon Mastercardから支払いを行った場合、プライム会員であればポイントの還元率がアップします。

ポイントの上昇率は0.5%と低く、Amazonのクレジットカード限定となりますが、この特典がなにげに一番嬉しいかもしれません。

また、セールの際に、購入金額に応じて、プライム会員のポイント還元率が上昇するといったキャンペーンが開催されていたりするので、頻繁にAmazonで購入するのであれば、この特典だけで満足すると思います。

最後に

リモートワークの移行によって、配送の日時指定が不要になったり、Netflixの契約によって、Prime Videoの価値が相対的に薄れてしまったりしたわけですが、調べてみた限り、Prime MusicやReading、それにAmazonのクレジットカード払いによるポイント還元率の上昇、といった特典により、継続してプライム会員でいることのメリットはありそうです。

1月に年払いの契約を更新したばかりなので、プライム会員でいることのメリットがなくなっていたとしても、しばらくは契約するつもりでしたが、調べたことによって、安心してプライム会員を継続することができます。

私のようにプライム会員のメリットが分からなくなった人は、「アカウントサービス > Amazonプライム会員情報」にアクセスすることで、これまでの利用でお得になった金額を確認可能です。

プライム会員でなければ、それに合わせた注文の仕方をするので、表示された金額をそのまま鵜呑みにすることはできませんが、参考程度にはなると思います。

サブスクリプション型の契約は定期的に見直さないと、どんどん増えていく一方なので、最低限、年1回の契約更新時にはそのサービスが自分にとってメリットがあるのかどうか、再確認した方がいいです。

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